活性炭フロアブル剤を利用したアスパラガスのアレロパシー軽減技術
要約 アスパラガス改植時のアレロパシー対策として、定植前に活性炭フロアブル剤25~100倍希釈液を定植位置に10a当たり400~1,000L散水するか、25倍希釈液にセルトレイを浸漬し、培土に十分しみ込ませた後に定...
要約 新しい鉢花用バラ品種スイングベルを交雑育種により育成した。花色は鮮橙色、花形は丸弁平咲きで、夏期の高温時でも花色の退色はほとんど無く、鮮明である。花弁の劣化が遅く、観賞期間は比較的長い。 背景...
要約 カーネーション栽培において、クロウリハムシが特に寄生しやすいDianthus pungens をおとり植物としてハウス周辺に1m間隔で植栽すると、クロウリハムシ寄生虫数と被害が減少する。 背景・ねらい クロウリ...
要約 奄美群島において,2000年9月までに発生が確認されたマンゴーに寄生するカイガラムシ類は,カタカイガラムシ科6種,コナカイガラムシ科2種,マルカイガラムシ科5種の3科13種である。鹿児島県農業試験場大島支場...
要約 ツマグロアオカスミカメがヒマワリに寄生・加害することにより、未展開葉上に黄色~黄褐色の小斑点が生じ、葉が展開するにつれて点~線状の小穴を生じる。長崎県総合農林試験場・環境部・病害虫科 背景・ね...
要約 〔要約〕ミカンキイロアザミウマは、低温における絶食耐性が高く、0℃以下での低温耐性も高い。一方、40℃以上での高温耐性が低い。 キーワード ミカンキイロアザミウマ、絶食耐性、低温耐性、高温耐性野菜・...
要約 雨よけ栽培のキクにおいてワタアブラムシの1葉当たり平均個体数は存在葉率によって推定可能である。 背景・ねらい キクは品種や作型が多様であるため、病害虫発生予察調査においては数品種を対象に調査を行...
秋咲きアリウム属種間雑種の切り花用新品種「ハイブリッドアリウム1号」
要約 子房培養により作出したラッキョウとヤマラッキョウとの種間雑種の中から、花茎がラッキョウより太く長く、花球が大きく、小花数も多い切り花用秋咲きアリウム「ハイブリッドアリウム1号」を育成した。 背...
要約 キンケクチブトゾウムシの幼虫は秋から春に多く、新成虫は6~7月に多く出現する。成虫は数年間生存・産卵する。幼虫には、昆虫寄生性線虫剤、テフルトリン剤、カルボスルファン剤、成虫には後者2剤の他にプ...
要約 北海道で発生している病害はきくで15種、ばらで10種、ストックで5種、きんぎょそうで4種、アルストロメリアで3種、サンダーソニアで2種である。また、害虫はきくで22種、ばらで24種、ストックで15種、きんぎ...
トマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)によるトルコギキョウの葉巻症状
要約 TYLCVに感染したトルコギキョウは節間の短縮、葉の巻葉、舟形葉化および小型化の症状を呈する。長崎県総合農林試験場・環境部・病害虫科 背景・ねらい 1999年9月に琴海町のトルコギキョウにおいて節間の短縮...
要約 秋・寒小ギクの無防除の圃場で多く発生するウスモンミドリメクラガメは、予察灯でも多く誘殺され、その誘殺ピークは生育期の寄生ピークと一致する。 背景・ねらい 露地ギクの芯止まり被害が問題となってい...
要約 ーズ又はラベンダーの香り)を入れた香料トラップは、成虫を多数捕獲でき発生予察に実用できる。 背景・ねらい イチモンジセセリは水稲の主要害虫の一つであり、その発生予察は水田周辺に栽培した誘致花に訪...
「ラ・フランス」より早く出荷できる西洋なし新品種「越さやか」
要約 「バートレット」に「ラ・フランス」を交雑して西洋なし新品種の「越さやか」を育成した。収穫適期は9月下旬で、10月上旬から可食期となる中生品種であり、食味は甘酸に富んで良好である。花芽着生が良く早...
要約 ミカンキイロアザミウマ成虫の施設内への侵入抑制には、目合い 1.0mm以下の防虫ネットやアルミ蒸着フィルム混紡ネットによる開口部被覆及び紫外線カットフィルムの全面被覆が効果が高い。 背景・ねらい 愛知...
Colletotrichum capsiciによるスターチス炭疽病の発生
要約 鹿児島県徳之島におけるスターチス(品種:「サザンピンク」)苗の枯れ上がりの原因はColletotrichum capsiciによるもので、本菌をスターチス炭疽病の病原菌として追加する。鹿児島県農業試験場大島支場・病...
要約 主に開花期の花きを対象とした発生実体調査の結果、広く発生が認められたのはミカンキイロアザミウマ及びヒラズハナアザミウマで、ネギアザミウマがこれに次いだ。また、これら3種による花器での被害が目立...
要約 光合成専用枝を確保し、シュートを切り上げる「定植初年度の仕立て法」、採花出来ない枝を折り曲げる「冬季の整枝法」、樹高60㎝で漸次に母枝を折り曲げる「夏季剪定法」を組み合わせると、慣行栽培より収量...
要約 畦畔植生の省力管理に利用可能な地被植物として、草高が低く、地被能力に優れる、シバザクラ類、ローマンカモミール、アークトテカなど24草種を選定した。 背景・ねらい 中山間の急傾斜地域では水田の基盤...
雨よけ栽培の秋ギクにおけるミカンキイロアザミウマの発生消長と防除適期
要約 雨よけ栽培の秋ギクにおけるミカンキイロアザミウマの発生は、膜割れ前のキク上ではわずかであるが、膜割れ後の花の中で急増する。したがって、薬剤防除は膜割れ前から7日以内の短い間隔で計画的に実施する...