施設内土壌とすき込まれた稲わらでのホウレンソウケナガコナダニの発生消長
要約
ホウレンソウケナガコナダニの土壌中の発生消長や分布は、休作や耕耘等の栽培管理の影響を受ける。土壌にすき込まれた稲わらでは、土壌と異なるコナダニ密度の変化が生ずる。
キ...
牛糞堆肥に硫安を加えて成型したぺレット堆肥による化学肥料リン酸・カリの節減
要約 牛糞堆肥に硫安を加えて窒素成分を調整したペレット牛糞堆肥を用いれば、いくつかの作物において、0.5t~2t/10aを基肥として施用するだけで化成肥料による標準施肥栽培と同等の収量が得られる。化学肥料由来...
要約 報名]外来魚粕の窒素無機化特性と有機質肥料としての有効利用外来魚の魚粕肥料は、通常の魚粕に比べて無機化速度が大きく、低温条件での無機化量も多く速効性の有機質肥料としての特徴を有する。水稲栽培へ...
要約 蒸気散水処理により盛夏期ホウレンソウ栽培で発芽率が向上し、収量が増加する。土壌伝染性病害に対して高い防除効果を示し、雑草の発生も抑制する。土壌表層の養分の多くは一時的に下層部に移動するが、移動...
要約 ホウレンソウの葉の表裏に観察される白色顆粒は、球形で直径は0.1~0.2mmである。本顆粒は品種に関わらず発生し、有機酸などを含む水溶液が脂溶性の膜に包まれたものである。顆粒中には糖やアミノ酸はほと...
要約 コマツナの養分含有率は夏作ではK、Ca、冬作ではFeが高くなる。また、土壌が乾燥条件下ではKやFe、Mnの含有率は増加する。 背景・ねらい 国民栄養調査(2002年)によると、日本人が摂取している必須元素の野...
要約 農家がほ場で、ホウレンソウケナガコナダニの発生を容易に確認できるモニタリングトラップ(コナダニ見張番)を開発した。同トラップは潅水しても濡れにくい構造で、コナダニを肉眼で確認しやすく、従来のト...
要約
要約 粗飼料・葉菜中β-カロテン含量は、ミキサー抽出-アセトニトリル洗浄-吸光度測定により簡易迅速に推定できる。 背景・ねらい β-カロテンは牛の健康を維持し高品質な畜産物を生産するために重要なプロビタミ...
要約 カリフラワー、キャベツ、ケールおよびコールラビは、緩効性肥料を含む培地に播種し、追肥を 行わないで灌水のみで慣行の2~3倍の程度の期間セル育苗すると、育苗期間中は出蕾せず、虫害発生程度が 低下し...
ホウレンソウケナガコナダニの増殖をもたらす餌種と死滅に要する高温条件
要約 なたね油かす、糸状菌類および野菜類残さの多くが、ホウレンソウケナガコナダニの増殖原因となりうる。本種の卵は成虫よりも高温に強いが、卵と成虫はともに40℃で24時間、45℃で3時間、あるいは50℃で1時間...
要約 豚ぷんを乾燥し、化学肥料を添加混合した後、成型・乾燥してペレット肥料を作ることができる。成分調整材として尿素、塩化加里を混合した同肥料は、原料豚ぷんの窒素肥効率を50%として施肥量を設定すること...
要約 市販の炭カル資材と同様の施用量と方法で使用できるカキ殻粉砕物の粒径は1mm未満である。 キーワード カキ殻、粉砕物、土壌pH 背景・ねらい
カキ殻粉砕物の粒径の違いによるpH矯正の効果をほ場レベル...
産地マーケティングによる中山間地域の特産作物産地システムとモデル経営
要約 中山間地域における特産作物産地化を図るには、産地マーケティングにもとづく、新作物・品種の試作、技術体系確立の役割を果たす「試作支援センター」が核になり、生産支援、販売体制を分担する役場・JAが...
要約 幅 10 cm、深さ 4~5 cm程度の溝の底に播種する溝底播種技術の地温抑制効果は、日照時間 が多くなるほど大きくなり、過日照となる作期には慣行播種よりも発芽低下を抑えられ、規格内株率が 高く多収となる。 ...
雨よけほうれんそう生体中硝酸含量の小型反射式光度計を用いた分析法
要約 雨よけほうれんそう生体中の硝酸含量は、株全体を家庭用ミキサーで磨砕し抽出、ろ過した液を、小型反射式光度計(RQフレックス)を用いて簡易に測定することができる。 キーワード 硝酸、反射式光度計、ほう...
要約 茎葉利用カンショ「すいおう」の地上部は繰返し収穫が可能であり、多収である。ホウレンソウ等と比べ、葉身の栄養性は同等以上、ポリフェノール含量は高い。ラジカル消去能や抗変異原性などの機能性にも優れ...
中山間地における夏季ホウレンソウのビタミンC含量低下防止技術
要約 中山間地における夏季の雨よけ栽培において、播種後25日程度までは寒冷紗で遮光し、その後除去するとともに、播種後20日以降はpF2.5を越えないで程度で乾燥気味に水管理することにより、ビタミンCを100g当...
要約 夏季のホウレンソウ栽培において被覆肥料を施用、耕起、畦立後に90度の熱水を60L/平方メートル処理し、直接播種することで化学農薬と同等の萎凋病防除効果、収量が得られる。 キーワード 熱水消毒、熱水少量...
要約 脱脂処理をしない捕獲外来魚の加熱乾燥粉砕処理物は、トマトや軟弱野菜の施設栽培に有機質肥料として利用できる。窒素は無機化が速く、基肥、追肥として無化学肥料栽培の施肥体系に利用でき、新たな有機性資...