培養液への塩化カリウム添加によるキャベツセル成型苗への耐干性付与
要約 高温条件下で出芽直後から0.18%のKClを添加した園試処方液を用いエブ&フロー方式でキャベツセル成型苗を育苗すると、セル成型苗に耐干性を付与することができる。 キーワード キャベツ、エブ&フロー、耐干...
要約 キャベツ球は硝酸還元酵素活性が低く、硝酸塩蓄積には根から球への硝酸態窒素の流入が関係している。遮光により外葉に硝酸塩が蓄積しても、球ではその影響が小さい。 キーワード キャベツ、窒素代謝、硝酸 ...
インドネシア西ジャワ熱帯高原におけるキャベツ根こぶ病被害抑制のための好適輪作作物
要約 〔インドネシア西ジャワのキャベツ根こぶ病激発圃場に8ヶ月間各種作物を導入した場合、レタス、ダイコン、ニンニクは休閑を上回る根こぶ病
要約 キャベツ・ハクサイ等葉菜類の畝立て時に、肥料や農薬を移植位置付近に帯条に土壌と攪拌しながら施用する技術である。 キーワード 葉茎菜、畝立て、条攪拌施用、施用量削減、環境保全 背景・ねらい ハクサイ...
病原性欠損変異株によるキャベツ萎黄病菌の宿主への侵入阻害と発病抑制
要約 形質転換により作出されたキャベツ萎黄病菌の病原性欠損変異株をキャベツ苗の根部に予め接種しておくと、その後に接種したキャベツ萎黄病菌のキャベツ根内部への侵入が阻害され、キャベツ萎黄病の発病が抑制...
セイヨウコナガチビアメバチのキャベツの総合的害虫管理への利用
要約 北東北地域の夏どりキャベツのコナガ幼虫密度は、セイヨウコナガチビアメバチ既交尾雌成虫の株あたり合計約0.1頭放飼と、天敵類に悪影響の少ない選択性殺虫剤等の利用によって慣行防除並みに抑制できる。 キ...
復田時の水稲不耕起、無代かき移植栽培における育苗箱全量施肥量
要約 田畑輪換体系の復田時における水稲不耕起、無代かき移植栽培の育苗箱全量施肥量は、復田1年目のみ水稲連作時の施肥量の半量、復田2年目以降は全量とする。これにより、復田時の代かき移植栽培と同等の窒素...
要約 ベルトをV字型に組み合わせた搬送機構を特徴とする一斉収穫・1条用のキャベツ収穫機は、キャベツの形や大きさへの適応性が高いためキャベツに損傷を与えることが少なく生食用に使用でき、2~3人の組作業で調...
オオモンシロチョウとモンシロチョウにおける蛹の体表炭化水素組成の差異と寒地適応性
要約 休眠蛹・非休眠蛹間で体表炭化水素の厚さと組成を比較すると、オオモンシロチョウでは、それぞれ800nm、160nmで、組成は変わらず飽和度はともに高い。モンシロチョウでは、それぞれ195nm、11nmで、飽和度は...
要約 重粘土転換畑の本暗渠の中間に浅層暗渠を施工し、畝下深耕型の耕うん同時畝立て作業機と搬出や薬剤散布等の汎用作業が行えるクローラ運搬車を導入する作業システムである。排水性の改善等により収量が増加し...
要約 データベース化した収穫物及び収穫副産物の窒素吸収量、平均収量、施肥基準などから、作物ごとにほ場に残る窒素量、すなわち農地に対する窒素負荷量を算出できる。 キーワード 肥料、たい肥、窒素負荷量、作...
赤黄色土露地野菜畑におけるキャベツ・スイートコーン栽培の施肥窒素動態
要約 赤黄色土露地野菜畑における3年6作栽培における施肥窒素の作物吸収量及び地下浸透流出量の割合は、速効性化学肥料では37%と32%、緩効性化学肥料は35%、20%、牛ふん堆肥併用は37%、18%となり、緩効性化...
要約 牛ふん堆肥、豚ぷん堆肥と菜種油粕の単年度の窒素の年間分解率を推定し、年次別分解率を考慮した施肥体系により、初年度から総窒素肥料の50%を有機質由来で代替でき、化学肥料を削減できる。 キーワード
要約 試料処理は調整の容易さや採取量等から加水の搾汁がよい。作物体中の位置で硝酸イオン濃度が異なるので採取位置を一定にする必要がある。また、天候で硝酸イオン濃度が変化することを考慮して、試料の採取は...
要約 春どりは冬どりに比べて、目標総収量に対応した収穫期の窒素吸収量が少なく、施肥窒素利用率は高い。目標収量を確保するための窒素施用量は、作付け前の土壌中硝酸態窒素含量に大きく左右される。 キーワー...
要約 キャベツのセル成型育苗において、培養土に被覆燐硝安肥料を600g/L混和したセル内施肥法は、本圃基肥及び追肥を省略しても慣行施肥法と同等以上の収量が得られ、夏どり栽培では43%、春どり栽培では71%の減...
要約 キャベツすす症(仮称)は、収穫期に結球部の基部周辺の葉がすす状に黒く着色する症状である。発生程度には品種間差異がある。窒素施用量が多いほど、結球重が重いほど本症状の発生程度は高くなる。また、7...
要約 夏秋キャベツのバーティシリウム萎凋病は、セル成型苗の定植、7月どりあるいは10月どりの作型選定及び適期収穫をすることにより被害が軽減できる。また、収穫後の石灰窒素処理(10a当たり80kg施用)をするこ...
要約 北海道の黒ボク土壌畑作地帯における亜酸化窒素の年間発生量は、窒素施用量と キーワード 温室効果ガス、亜酸化窒素、畑作、窒素施肥、黒ボク土壌 背景・ねらい 亜酸化窒素(N2O)は、農地土壌面から発生する...
生分解性マルチを利用した夏秋どりキャベツ等における全面マルチ栽培
要約 生分解性マルチは、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー等の夏秋どり全面マルチ栽培に利用でき、生育期間の短縮や施肥量の削減、フィルム回収作業の省力化、使用済みプラスチックの排出抑制等に有効である...