要約 モモの加温栽培における電気マット埋設及びビニルマルチは、地温上昇効果が高い。とくに、電気マット埋設は、発根、発芽、開花、新梢伸長などの項目で生育促進効果が高い。大分県農業技術センター・果樹部 ...
要約 傾斜放牧草地で牛の縦歩行や崩壊によって発生する裸地の修復法として、簡易牧柵により牛の行動を制限して牧草播種する修復法と、土壌の表層鎮圧のあと牧草播種する修復法とが、簡便で有効である。 背景・ね...
要約 米の生産コスト低減には、農地集積や作業受委託を進めることが重要である。関係する地域の農業者がこれについての理解を深めるために利用できるシミュレーションシステムを開発した。当該地域の戸数や面積、...
日本なし「幸水」の施設作型における燃料消費量の算出法と効率的な温度管理への応用
要約 日本なし「幸水」の施設作型において施設内外温度差と燃料消費量の関係から暖房経費の予測をすることで、一定の収穫期における最も効率的な温度管理法(加温開始期、温度設定)の選択が可能となる。 背景・...
要約 太陽電池発電量は日射量に比例し、日射量の約10%を電力に変換できる。8月の全日冷房ではハウス面積の8.8倍の太陽電池面積が、夜間冷房では同3.7倍が、2月の夜間暖房では同4.4倍が必要である。 背景・ねら...
要約 うめの黒星病防除にスプリンクラーを用いた場合、薬剤散布量を10a当たり600㍑とすることで、慣行の手散布と同様の防除効果が得られ、高い能率で防除作業が可能となる。 背景・ねらい うめの高品質安定生...
要約 稚蚕期の無菌人工飼料の飼育は、無停食で稚蚕飼育中に生育の乱れが生じるため4・5齢中に遅蚕を排除しながら飼育する必要がある。本飼育法は、結繭中はやや劣るが、繭質に遜色無く、現行の稚蚕飼育と比較して...
要約 アスパラガスの低コスト・培養苗生産法として培地に次亜塩素酸ナトリウム溶液を加用あるいは培地表面に噴霧する簡易殺菌法を開発した。この方法により培地の高圧殺菌過程を省略し、不定胚の非無菌条件下での...
要約 ハウスモモに対する補光の効果は、曇雨天日の午前中に高い。補光は、光源としてナトリウムランプDLを用い、樹冠下側からおこなう。収穫前1カ月間の補光は、樹冠中~下部の果実糖度を高める。 背景・ねら...
要約 水気耕栽培は、ブドウの施設栽培における根圏管理を容易に行うことができる。土壌改良、施肥及びかん水等の管理を省力化できるとともに、土壌病害も回避できる省力栽培技術である。 背景・ねらい 島根ブド...
要約 市販の米麦用縦型循環式乾燥機にモミガラを大豆に容積比で1/2以上混合し、乾燥機の搬送用モータの回転数を通常の40%に落とせば、破砕等の機械的な損傷を0.5%以下に押さえられる。これにより大豆用の新たな乾...
ポリエチレンフィルムと防カビ剤の利用によるぶどう「巨峰」果実の簡易な貯蔵法
要約 ぶどう「巨峰」果実を個装せずに、2.5㎏単位に厚さ0.06㎜のポリエチレンフィルムで防カビ剤とともに密封し、3℃で貯蔵することにより60日間程度の鮮度を保持できる。 背景・ねらい ぶどうの主要品種「巨峰」...
要約 かきのコンテナ栽培の用土は、安価、再現性及び管理性から川砂100%で、用土量40Lが適当である。 背景・ねらい かき栽培の収益性を向上させるには、栽培管理の省力化によるコストの低減と10a当たり収量を増加...
要約 市販の米麦用縦型循環式乾燥機にモミガラを大豆に容積比で1/2以上混合し、乾燥機の搬送用モータの回転数を通常の40%に落とせば、破砕等の機械的な損傷を0.5%以下に押さえられる。これにより大豆用の新たな乾...
要約 雪ムロ貯蔵した米は消費者の食味評価が高く、高価格での購入意向があることから付加価値商品として流通する可能性がある。貯蔵および流通経費は既存の低温倉庫貯蔵米と同等であり、所得向上効果は高い。 背...
要約 乳牛尿汚水をオガクズで濾過することにより,その後6日間の間欠曝気(曝気量4m3 /時・m3 ,4時間曝気,1時間静置)で周辺の民家に迷惑のかからない土地還元が可能である。 背景・ねらい 現在,畜産の経営...
イチジクの収穫期果実腐敗の原因究明とネット袋による物理的防除
要約 収穫期のイチジクの果実腐敗は、黒かび病菌に加えて酵母菌の一種が原因で、両菌は主にショウジョウバエが媒介する。秋期の油処理の直後に柔軟で微細なネット袋を果実に被せてハエを遮断すると、効率的に果実...
要約 ブルーベリー葉由来の細胞をカルス化し、小集塊選抜と液体培養により、アントシアニン色素を高生産する培養細胞系統を得た。培養細胞生産色素は黄色系フラボノイドを数種含有していた。 背景・ねらい 抗酸化...
要約 培養室約5㎡、順化施設60㎡、育苗施設60㎡の規模の施設において、桑組織培養シュートを利用したセル成型苗が、年間最大6万本生産できる。このセル成型苗の移植機による植付時間は、1.0~2.9時間/10aであり、...
要約 リンゴ選果場に光センサー選果機やプールラインを導入することで、未熟練労働力を多く活用できるようになり、周辺都市の潜在労働力にまで雇用範囲が拡大され、リンゴ産地の労働力不足を緩和することができる...