
転炉スラグを用いた土壌pH矯正による土壌伝染性フザリウム病の被害軽減
要約 転炉スラグを原料とした石灰肥料を施用して土壌pHを矯正すると土壌伝染性フザリウム病の被害が軽減し、土壌pH7.5前後までは微量要素欠乏による生育の影響は見られない。また、耐病性品種の利用や太陽熱消毒...

多収で高リン・低離水率のでん粉を有するばれいしょ新品種候補「北海105号」
要約 「北海105号」はでん粉原料用の主要品種である「コナフブキ」と比較して、でん粉重が多く、精製したでん粉はリン含量が高いが、離水率が低く従来と異なる特徴を持ち、新規用途の開発が期待される。また、ジ...

エンドファイト由来のロリンアルカロイドはアカスジカスミカメの生存率を低下させる
要約 Epichloë属の共生糸状菌(エンドファイト)が宿主植物中に産生するロリンアルカロイド(N-フォルミルロリン)は、斑点米カメムシ類の代表種で近年発生・優占地域が急増しているアカスジ...

要約 チャに登録のある農薬類のうち、有機リン系、ピレスロイド系、ネオニコチノチド系を含む化学合成殺虫剤14剤、殺ダニ剤1剤はキイロタマゴバチ成虫に対する死虫率が高く、悪影響は大きい。 キーワード キイロ...

甘露排出量を指標としたチャのチャノミドリヒメヨコバイ抵抗性評価法
要約 チャノミドリヒメヨコバイが排出する甘露の量を計測することでチャへの吸汁加害程度を評価できる。吸汁量と相関のある甘露排出量が少ない場合は、抗寄生性があると評価できる。 キーワード チャ、チャノミド...

要約 北海道・道央においてオーチャードグラス草地を草高25cm目安で放牧専用利用した場合、年間7回以上の放牧が可能で嗜好性に問題はなく、可消化養分総量(TDN含量)は70%以上に維持される。乾物収量は7.5t/ha以上...

耐塩性が強く茎葉が多収な稲発酵粗飼料用新品種「ソルトスター」
要約 「ソルトスター」は耐塩性が強く、塩害発生地域で利用できる茎葉多収の稲発酵粗飼料用系統である。「ソルトスター」は「リーフスター」と比較し出穂が6日遅く、黄熟期が9日遅い極晩生である。 キーワード 稲...

「タカナリ」の脱粒性を改善した中生の多収性水稲新品種「オオナリ」
要約 「オオナリ」は多収性品種「タカナリ」の突然変異系統で、温暖地東部では熟期が"中生の早"に属する粳種である。原品種「タカナリ」に比べて脱粒性が改良されているため、収穫時の収量損失が少なく、粗玄米収...

「サチユタカ」に難裂莢性を導入した大豆新品種「サチユタカA1号」
要約 「サチユタカA1号」は、近畿中国地域の主力品種「サチユタカ」に難裂莢性を導入した品種で、成熟期・品質などの特性はほぼ同じである。成熟しても裂莢しにくいので、コンバイン収穫の場合に収穫ロスが少なく...

硬くなりにくく和菓子への加工適性を有する、多収の水稲糯新品種「やたのもち」
要約 「やたのもち」は温暖地東部では「マンゲツモチ」と同等に中生の熟期に属し、「マンゲツモチ」よりも13%程度高い収量性を示す。餅の硬化性が低く、大福等の和菓子への加工適性を有している。 キーワード 水...

要約 水稲「とよめき」は温暖地東部における出穂期が早生に属する粳種である。収量性が極めて高く、冷凍米飯などへの加工適性が高く、加工・業務用米としての利用が期待される。 キーワード イネ、加工用米、業務...

紫外線除去フィルムのトンネル被覆によるレタス菌核病の発生抑制
要約 春どり作型玉レタスのトンネル栽培では、紫外線除去機能を有するフィルムを被覆に用いることで、菌核病の発生を軽減することができる。紫外線除去による玉レタスの生育や品質の低下はほとんどない。 キーワ...

研究者と生産現場が相互に情報を発信、共有できる雑草生物情報データベース
要約 雑草生物情報データベースは雑草情報検索システム、除草剤抵抗性雑草検索システム、外来雑草早期警戒システムの3システムにより構成され、発生、被害、防除法などの国内の雑草に関する最新情報を研究者と農...

イネとダイズの簡便な高密度水耕栽培法(Single-tube hydroponics)
要約 幼植物体をプラスチックチューブに挿しこんでチューブスタンドに並べ、それごと液体培地に浸漬して水耕栽培を行う。高密度な植物体の配置が可能であり、室内型人工気象機等の限られたスペースでも、より多く...

イネ稲こうじ病の最適防除日の決定を支援する薬剤散布適期判定システム
要約 薬剤散布適期判定システムは、利用者が診断に必要な情報を登録するとイネ稲こうじ病の発生予測モデルから薬剤の散布適期を予測し、散布適期開始日を含む薬剤散布に必要な情報を電子メールで配信するウェブプ...

要約 播種から収穫まで耕起しない狭畦不耕起栽培は、慣行の耕起播種・中耕培土栽培と比較して、ダイズ白絹病の発生を減少させる。狭畦不耕起栽培による白絹病の抑制は中耕培土前の段階でも認められる。 キーワー...

ミールの多角的利用が可能な高収油量のなたね新品種候補系統「東北99号」
要約 エルシン酸を含まず、グルコシノレートが低いダブルローなたね新品種候補系統「東北99号」は、食用油に適し、ミールの多角的利用が可能である。標準品種と比較し、収量性がやや高く、収油量も多い、寒冷地向...

要約 標的遺伝子のピンポイント改変を普遍的に行える技術を、高等植物で初めて確立した。ポジティブ・ネガティブ選抜法を利用したジーンターゲッティングの後に、動く遺伝子(piggyBacトランスポゾン)...

細菌間での除草剤分布遺伝子群の伝播に関与すると考えられる大型プラスミド
要約 日本各地の水田土壌由来の様々な細菌に共通して見いだされた除草剤 2,4-D の分解遺伝子群を有する大型プラスミドの全塩基配列を解析し、その構造を明らかにした結果、細菌間の遺伝子伝播に関わる既知のプラ...

二毛作トウモロコシの播種作業時間を大幅に削減可能な耕うん同時播種技術
要約 トウモロコシ-イタリアンライグラスの作付体系で、トウモロコシ播種時に縦軸型ハローと真空播種機を複合した耕うん同時播種機を用いれば、慣行と同等のトウモロコシ収量が得られ、耕うんから除草剤散布まで...