LC-MS/MSを用いた大豆タンパク質β-コングリシニンα、α ?およびβサブユニットの定量法
要約 液体クロマトグラフタンデム質量分析装置(LC-MS/MS)と安定同位体標識内部標準ペプチドを用いることで、大豆の機能性タンパク質β-コングリシニンを構成するα、α ?およびβサブユニット...
要約 新品種を含む良食味の粳品種から、同一条件で米飯を調製し、自然な咀嚼中の筋電図により個人の咀嚼挙動の特徴がわかる。同一人内では加工条件で差を認めた筋電位変数に良食味品種間では有意差が認められず、...
餅等の硬化が遅く、いもち病、イネ縞葉枯病に強い水稲糯新品種「愛知糯126号」
要約 「愛知糯126号」は、愛知県と農研機構が共同で開発したコシヒカリ熟期のいもち病、イネ縞葉枯病に抵抗性を持つ水稲糯品種である。生餅や大福等の餅菓子、米粉ブレンドパン等の柔らかさ保持性に優れるため、...
要約 ルテインを機能性関与成分とする宮城県産寒締め栽培ホウレンソウ(商品名)「野菜でルテイン ちぢみほうれんそう」について、「光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)の色素を増加させる」ことを...
メタボリックシンドロームモデルマウスにおける板アラメ摂取の糖代謝機能改善効果
要約 日本海沿岸に広く生育するツルアラメ(Ecklonia stolomifera Okamura)の加工品である板アラメをメタボリックシンドロームモデルマウスに投与し、板アラメの摂取がその病態...
要約 鳥獣被害対策を通じて捕獲されたシカ・イノシシなどの食用肉であるジビエを、農村振興につなげている事例は、取り組みの特徴から集落連携型、猟友会員主導型、広域連携型、法人経営型の4つの類型に分類でき...
要約 酒米搗精時に発生する白糠から加熱糊化処理なしに糖化物を製造する方法である。この糖化物は甘味料や製パン改良剤として利用できる。 キーワード 酒米、白糠、低温、糖化、製パン改良 背景・ねらい 酒造にお...
要約 「はねうまもち」は寒冷地優良品種「ファイバースノウ」の「もち性」突然変異品種であり、麦飯の食感が優れるほか、健康機能性成分β-グルカン含量が原品種の1.4倍多い。栽培特性は「ファイバースノウ」...
β-グルカンを多く含む大麦粉用二条裸麦品種「ビューファイバー」と「ワキシーファイバー」
要約 両品種はlys5.hを有し、「ユメサキボシ」より整粒重が低く穀粒がしわ粒で外観品質が劣るが、食物繊維のβ-グルカンを従来品種の2倍以上含む。これらの大麦粉を利用してうるち性の「ビューファ...
早生・多収でオオムギ縞萎縮病抵抗性の麦茶用大麦新品種「さちかぜ」
要約 六条皮麦「さちかぜ」は「すずかぜ」と比べて出穂期で8日、成熟期で5日程度早生で、整粒歩合が高く多収である。オオムギ縞萎縮ウイルスⅠ、Ⅱ、Ⅲ型に抵抗性を示す。麦茶加工適性は「すずかぜ」と同等で、焙煎...
いもち病に強く耐倒伏性に優れる良食味水稲糯品種「ときめきもち」
要約 「ときめきもち」は、東北地域中部では"中生"に属する糯種である。いもち病圃場抵抗性は、葉いもち、穂いもちともに"強"である。耐倒伏性は強く、精玄米重は「きぬのはだ」並である。搗き餅の食味は良好で、...
予測を含む気象データを利用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援システム
要約 気象情報と利用者が登録した作付け情報から、発育ステージを予測するとともに、適切な追肥量や施用時期、病害の予測情報等の栽培管理支援情報をインターネット経由で届ける農業情報システムである。農業気象...
要約 ソバ品種「キタミツキ」は、北海道の普及品種「キタワセソバ」と比較して多収であり、容積重は重い。ルチン含量は高く、製麺性にやや優れる。「キタワセソバ」の後継品種として、広く普及が見込める。 キー...
臭わず黄変しないダイコン品種「悠白」、「サラホワイト」の栽培と利用の手引き
要約 臭いや黄変の元となる成分を含まないダイコンF1品種「悠白」と「サラホワイト」について、幅広い利用者向けに品種特性や栽培管理、その加工適性や利用法をわかりやすく解説した手引き書である。 キーワード ...
要約 「さんさんまる」は、北海道での出穂期が"かなり早"に属するやや低アミロースの良食味水稲品種である。短稈で耐倒伏性に優れ、直播栽培において多収性を示すため寒地における直播栽培に適している。 キーワ...
要約 宮城県産ちぢみ雪菜をアクアガスによりブランチングし、温度および湿度を調整した環境下で乾燥することにより、従来にない独特かつ良好な食味および食感を持った乾燥野菜の製造が可能である。 キーワード ち...
要約 複数のリアルタイムPCR増幅曲線の比較から、ゲノムDNA上で100塩基に1つ以上の切断が生じている割合を理論的に算出し、食品の加工・調理工程によるDNAの断片化の程度を数値化する新規分析技術である。 キーワ...
要約 「えみだわら」は、温暖地東部では出穂期、成熟期ともに"中"の粳系統で、業務・加工用品種「やまだわら」よりも登熟期間が短い。玄米収量が高く、玄米品質に優れる。炊飯米は粘りが弱いため、業務・加工用と...
「ことゆたか」に難裂莢性を導入した大豆新品種「ことゆたかA1号」
要約 「ことゆたかA1号」は滋賀県の主力品種「ことゆたか」に難裂莢性を導入した品種で、農業および品質特性はほぼ「ことゆたか」と同じである。裂莢しにくいため自然裂莢や収穫時の収穫損失が少なく、実質的に多...
「エンレイ」に難裂莢性を導入した大豆新品種「えんれいのそら」
要約 「えんれいのそら」は、北陸地域の主力品種「エンレイ」に難裂莢性を導入した品種であり、収量損失が少なく実質的に増収する。それ以外の生態・形態的特性および品質特性は「エンレイ」とほぼ同じであるが、...