要約 カキ‘西条’の施設栽培で、電照(蛍光灯を125灯/10a)と保温(最低気温12℃)を行うことによって、葉色の低下や落葉時期を遅くし、さらに、着色の進行を緩やかにして果実品質を維持しながら収穫時期を遅くで...
要約 かき「新秋」を、2月1日頃から最低温度15℃ 、最高温度28℃で加温ハウス栽培すると9月上旬に糖度20度の高品質果実を、毎年たくさん安定して収穫することができる。 背景・ねらい
かきは日本の秋を彩る代表...
要約 かき「平核無」では側枝の更新を側枝齢6年生までに行い、側枝長を150cm以内に抑えることによって果実肥大が期待できる。結果母枝については長さ40cm程度までの枝を用いることにより果実肥大がよくなる。 背...
要約 かき「富有」を9月下旬(着色開始期)からビニルハウスで被覆保温し、中の最高温度を20-30℃の範囲で管理をすると、成熟が抑制され、12月中旬に収穫できる。さらに、生育期間の延長により果実も大果となる。 ...
要約 かき「陽豊」の促成栽培では、1月中旬に被覆し、最低温度を15-20℃で加温管理すると、7-9月収穫ができる。果実は着色良好で、糖度が高く食味も良く、日持ち性に優れる。 背景・ねらい かき「陽豊」は、平成2...
かき「前川次郎」のビニルハウス利用または不織布被覆による成熟抑制
要約 かき「前川次郎」の着色開始期からビニルハウスまたは不織布で樹体を被覆し、保温することにより、成熟が抑制され、出荷期を遅らせることができる。 背景・ねらい かき生産においては、収穫最盛期に出荷が集...
要約 1月上中旬からの被覆加温で「新秋」は7月収穫、「前川次郎」は8月収穫が可能である。かき促成栽培用品種としては「前川次郎」が結実性がよく安定している。 背景・ねらい 静岡県における甘がき栽培の品種は...
要約 格外品等の甘がき果実を利用して、ツマ状に裁断し0.1%のパントテン酸カルシウム溶液に3時間浸漬し、切片を低温通風乾燥機(20~35℃)で24時間以上乾燥させて粉砕するとほのかな香りと甘みがある粉末ができ、...
福岡県におけるカキ主要品種の果肉中のβ−カロチンおよびリコピン含量の特徴
要約 福岡県の甘ガキ主要品種「富有」、「松本早生富有」、「伊豆」、「西村早生」は、渋ガキ品種「刀根早生」、「平核無」に比べて、果肉中にリコピンやβ-カロチン等の機能性成分が多く含まれ、果皮色の赤...
要約 共同直売所では季節感の演出が必要である。そこで特定の季節に品揃えが必要な季節品目のチェックリストを作成した。 背景・ねらい 共同直売所においては、日常消費的な野菜の品揃えも大事であるが、季節感の...
カキ「刀根早生」ハウス栽培果実の有孔ポリエチレンフィルムによる軟化抑制
要約 カキ「刀根早生」ハウス栽培果実を有孔ポリエチレンフィルムで脱渋時から包装すると、脱渋後の早期軟化が抑制される。 背景・ねらい 「刀根早生」ハウス栽培果実は、炭酸ガス脱渋処理後の日持ち性が低く、...
要約 米の生産コスト低減には、農地集積や作業受委託を進めることが重要である。関係する地域の農業者がこれについての理解を深めるために利用できるシミュレーションシステムを開発した。当該地域の戸数や面積、...
要約 カキ「西条」の貯蔵は、ポリエチレン袋で脱気個包装した果実をドライアイス処理し、冷蔵庫内で脱渋しながら貯蔵する方法で行う。これによって、貯蔵後の果実の黒変現象が解消し軟化が抑制されて30日間の貯...
要約 秋季の台風によるカキ樹の早期落葉は、枝梢中のデンプン含量を減少させ、翌年の着蕾や果実肥大にも影響する。 背景・ねらい 1998年9月22日に和歌山県中部に上陸した台風7号は、収穫期に入ったカキ産地に甚...
要約 カキ「西条」の中晩生優良系統Gは、収穫時期が11月上中旬(11月4日~11月15日)で、大果、高糖度である。果形は、早生系西条と類似しており中程度の側溝を有する。 背景・ねらい 鳥取県における...
要約 カキ「西条」の優良系統である「萩No10」は多収(若木の収量が多い)、大果、少核の特徴をもっている。樹姿はやや開張性で、着色は中位、萩柑試では10月中旬までにほとんど収穫できる。なお、玉揃いはやや良...
要約 カキ「新秋」の12月下旬加温ハウス栽培により、8月上旬~下旬に汚損果の発生が少なく大果で高品質な果実の収穫が可能である。 背景・ねらい 和歌山県内におけるカキの加温ハウス栽培は「刀根早生」を中心...
要約 パセリーを3月下旬から4月上旬には種し雨よけ栽培することにより、8月から11月まで継続収穫でき、雨よけホウレンソウとの組合せのための補完品目の1つとして有望である。 背景・ねらい 岩手県では、夏期冷涼...
要約 カキの高接ぎ更新する場合の接木方法としては、一挙更新が適切であり、接木後3年目でほぼ更新前の収量回復が可能であり、経済性が高い。 背景・ねらい 「平核無」中心の栽培が行われている当地方は、北の産...
成果の内容・特徴