要約 酒造用好適米「ちくし酒57号」は、成熟期が「山田錦」より2日~3日程度早い“中生の中”である。「山田錦」と比較して、耐倒伏性は優れ、葉いもち圃場抵抗性は“やや強”とやや優れる。収量性、玄米品質は同程度...
要約 酒造用一般米(かけ米)「ちくし58号」は、成熟期が「ヒノヒカリ」より2日~3日程度早い“中生の早”である。耐倒伏性は“強”である。「レイホウ」と比較して、収量性は優れ、玄米品質はやや優れる。千粒重はや...
要約 渋濃度0.3%に調製した柿渋液に糯米を浸漬した後、常法によって餅を製造することにより、煮溶け耐性のある餅ができる。 キーワード 柿渋液、餅、煮溶け 背景・ねらい 新潟県の餅生産量は全国1位であるが、...
ビワ用改良ガス透過量調節フィルムのMA包装によるビワ果実の鮮度保持効果
要約 ビワ「茂木」の果実を、ビワ用改良ガス透過量調節フィルムでMA包装をし、10℃~15℃環境下で貯蔵すると、収穫後約10日間は、果実の減量が少なく食味は保持され腐敗および萎凋の発生はみられない。 キーワード ...
温州ミカンのシートマルチ栽培による果実中のβ-クリプトキサンチン含量の増加
要約 発ガン抑制活性を有する機能性成分として注目されているβ-クリプトキサンチンは、「興津早生」に比べ「肥のあけぼの」で多く含まれ、果肉より果皮の含有量が高く、シートマルチ栽培によってその含量が増加す...
要約 20~30歳代の女性を対象としたソバ商品開発には、ゆで方の簡単な麺、おいしさを重視した加工品等が有効である。また、ソバ消費拡大には、機能性成分の具体的なアピール、ソバに合ったおかずや新しい調理法の...
要約 カキ果実の成熟に伴い、果肉中のカロテノイド含量が増加する。カロテノイド色素の中では、「富有」はβ-クリプトキサンチンとリコペン、「伊豆」はリコペンの含量が増加する。 キーワード カキ、富有、伊豆、...
要約 葉ネギは、葉身中にカロテノイドとしてβ-カロテンの他にルテインを多く含む。ルテイン含量は生育後期に水分ストレスをかけたり、水耕栽培において培養液濃度を高めると増加する。 背景・ねらい 葉ネギは、抗...
要約 ニンジンにおいてカロテン含量及び収量が多い品種は、春播き作型では「ベーターリッチ」、夏播き作型では「向陽2号」で、両作型とも在圃日数120日~135日で収穫した場合にカロテン含量が増加する。また、株...
ウンシュウミカン摂取頻度と疾患罹病に関するロジスティック回帰分析
要約 断面調査法による疫学調査データについてロジスティック回帰分析を行った結果、ミカンのシーズンである10月~2月の間にウンシュウミカンを毎日食べているグループでは、糖尿病・高血圧・心臓病・痛風罹病の...
ミカンを多く摂取するヒトにおける酸化ストレスと血清脂質の変化
要約 154名のボランティア被験者の血液分析により、ミカンを多く食べる人ではミカンシーズン期において酸化ストレスや血清脂質等の疾患マーカーがあまり食べない人に比べて有意に改善される。 キーワード ウンシ...
要約 モロヘイヤは、β-カロテンを多く含み、栽培時期によりβ-カロテン含量が変動する。β-カロテンはマルチフィルムの色を黒色からシルバーに換えることにより最大11%、また基肥にCDU化成を施すと増加する。 ...
要約 20~30歳代の女性を対象としたソバ商品開発には、ゆで方の簡単な麺、おいしさを重視した加工品等が有効である。また、ソバ消費拡大には、機能性成分の具体的なアピール、ソバに合ったおかずや新しい調理法の...
要約 干柿(市田柿)は、酸素透過度が6~60ml/m2・24h・atm(20℃)、水蒸気透過度が6~7g/m2・24h・atm(90Rh・40℃)程度のナイロン系などのハイバリアーフィルムで密封包装し、10℃以下の低温で貯蔵すると、60日程...
要約 一般消費者約 3,500 名の疫学的調査から、10 ~2月にミカンを多く食べるグループは、あまり食べないグループに比べ、糖尿病や心臓病・痛風などの生活習慣病を罹っている割合が有意に低い。 背景・ねらい 近...
要約 家庭での豆腐づくりに牛乳パックを使うことで、豆腐用ワク型など特別な道具を用いずに、豆腐が手軽に作れる。また、取り出し方により、様々な豆腐の形態が可能である。 背景・ねらい 大豆の作付けが増加し、...
要約 リンゴ早生品種「きおう」は、MA包装(ポリエチレンフィルム内張)段ボール箱を使用した場合、強制通風式貯蔵(2~10℃)で3週間、常温(20℃)で2週間の高鮮度保持が可能である。冷温高湿貯蔵(-1℃/95%R.H...
新野菜「山形みどりな」晩秋どり(10月下旬)の漬け物加工上の特性
要約 新野菜「山形みどりな」の晩秋どり(10月下旬)の漬け物加工は、「山形せいさい」に比較して常温では酸膜酵母が発生し易く酸味が強くなる。 背景・ねらい 「山形みどりな」の消費拡大を図るために「山形せい...
要約 山間地域の農家住民が望む経済基盤強化のためには、「特産物生産」「直売」意向農家を中心に加工所・直売所の活用やレストラン・地元観光施設との連携によって地場農産物の生産・消費拡大を図り、農業所得の...
要約 こんにゃく精粉を糖液により限定膨潤させると、つぶつぶ感のあるこんにゃく食品ができる。また、精粉のりを酵素剤処理して調製したこんにゃくの物性は、精粉量を減らして柔らかくしたこんにゃくとは明らかに...