要約 切り枝用ヒペリカムの有望品種として「エクセレントフレアー」、「ピンキーフレアー」および「ミスティックフレアー」を選定した。また、加温促成と無加温促成及びその二度切り栽培の組合せにより、3月から7...
防根シートを用いた根域制限法によるブドウ「ピオーネ」の着色促進
要約 埋め込んだ防根シートで囲った土量530~1800Lの根域に大粒ブドウ「ピオーネ」を栽植すると、果皮の着色促進が図れる。最小土量の530Lでは、濃紫黒色の果房が最大約90%を占めるとともに、収穫期が最大10日...
要約 徳島県内で枝変わりとして発見された「上板6号」は、果皮の緑色が濃く着色が遅い濃緑晩生系統で、従来のスダチ系統よりも貯蔵性が高く、1~3月に出荷できる長期貯蔵用品種として有望である。 キーワード ...
キャベツの有機質肥料栽培のための畝立て同時畝内作条局所施肥機
要約 15kWクラスのトラクタに装着でき、畝立てと同時に畝内に4条作溝局所施肥ができる作業機である。作業能率は1.2時間/10aで、有機質肥料を用いた初冬どりキャベツ作に適応できる。 キーワード キャベツ、畝内...
要約 沖縄県でのシンテッポウユリの早期出荷の品種は「オーガスタ」「雷山1号」が適し、露地生産も可能である。また、摂氏10度、15日間の吸水種子と摂氏10度、30日間の苗の低温処理、4時間の暗期中断による長日処...
ニホンナシ「幸水」の自発休眠覚醒を抑制する温度およびその効果
要約 ニホンナシ「幸水」の混合芽の自発休眠覚醒に対する効果は-3℃では6℃の1/2~1/3程度であるが、-6℃ではない。21~24℃の高温はそれ以前の低温積算の一部を打ち消して、自発休眠ステージを逆進させる効果が...
要約 3枚の透明なプラスチックフィルムを積層してハウスの被覆資材として用い、空気膜構造の下層2枚の隙間は薄膜流水によって太陽熱の集熱あるいは夜間の放熱を行う熱交換器として機能し、省エネルギー効果の高...
セイヨウコナガチビアメバチのキャベツの総合的害虫管理への利用
要約 北東北地域の夏どりキャベツのコナガ幼虫密度は、セイヨウコナガチビアメバチ既交尾雌成虫の株あたり合計約0.1頭放飼と、天敵類に悪影響の少ない選択性殺虫剤等の利用によって慣行防除並みに抑制できる。 キ...
要約 ニホンナシ「幸水」の混合芽の自発休眠覚醒に対する効果は-3℃では6℃の1/2~1/3程度であるが、-6℃ではない。21~24℃の高温はそれ以前の低温積算の一部を打ち消して、自発休眠ステージを逆進させる効果が...
要約 日本ナシ「筑水」の自然条件下での自発休眠覚醒に必要な7.2℃以下の低温要求量は700~750時間である。 キーワード 日本ナシ、筑水、自発休眠覚醒、低温要求量 背景・ねらい 日本ナシ「筑水」は、成熟期が早く...
温床線を用いた部分的地中加温によるカンキツ「不知火」の生育促進
要約 「不知火」の雨除け栽培において、電気温床線を巻き付けた円筒形発熱体を使用して部分的な地中加温を行うことにより、地温は発熱体からの距離や深さによって異なるが、萌芽と開花を促進する。 背景・ねらい ...
要約 小ギク(8月咲き~12月咲き)では定植3週間後に摘心をすると、慣行の定植1週間後の摘心と同等以上の切り花品質が得られ、労力分散が図られる。 背景・ねらい 滋賀県の小ギクは、8月咲きと12月咲きを中心に作...
要約 大阪府泉州地域の特産野菜である水ナスは漬物加工品が全国的に消費されるようになり、生産も増大している。しかし、加工に適した高品質原料の安定供給が困難なため、施設栽培の拡大等による秀品率の向上と高...
果肉が軟らかく、甘味の多い早生のビワ新品種「麗月」(ビワ長崎7号)
要約 ビワ新品種「麗月」は、「森尾早生」に「広東」を交雑して育成した早生系統である。果形が円形、果皮色及び果肉色が黄白色で、果肉が緻密で軟らかく、甘味が多く食味良好な、がんしゅ病(A、B系統)抵抗性系統...
ハイブッシュブルーベリーの施設コンテナ栽培における被覆開始時期と生育
要約 ハイブッシュブルーベリーは、無加温ハウス内でコンテナ栽培すると、地植え栽培で問題となる樹勢の衰えはなく、露地でのコンテナ栽培以上の収穫量が得られる。3月上旬に被覆を行えばそれ以前に被覆した場合...
要約 カキ‘西条’の施設栽培で、電照(蛍光灯を125灯/10a)と保温(最低気温12℃)を行うことによって、葉色の低下や落葉時期を遅くし、さらに、着色の進行を緩やかにして果実品質を維持しながら収穫時期を遅くで...
エチクロゼートによる施設栽培温州ミカン樹の秋芽抑制と着花向上効果
要約 施設栽培の温州ミカン樹は、秋芽が発生すると加温後の着花が少ない。夏季せん定樹で、新しょう緑化後に、エチクロゼートを散布すると秋芽の発生が抑制され、加温後の着花数が多くなる。長崎県果樹試験場・常...
要約 高しょう系ポンカンの施設栽培において、1月下旬から4月下旬まで加温し、満開後140日以降に土壌乾燥処理をおこなうと、11月中旬に高糖度の大果が収穫できる。収穫果はエチレン処理すると、11月下旬に完全...
「秀芳の力」施設作型における長穂を利用したべたがけ方式直接挿し栽培技術
要約 「秀芳の力」ではべたがけ資材と遮光により、8~12月定植施設電照作型での直接挿し栽培が可能である。15cmの長い挿し穂を使用することで、生育促進と二度切り作型での収量増加を図ることができる。 背景・...
日本なし「幸水」の波状棚・早期加温栽培の軽作業・労働分散効果
要約 積雪地域における日本なし「幸水」の周年被覆・単棟ハウス、波状棚・斜立主幹形による早期加温栽培は、平棚での従来施設栽培より作業姿勢が改善され、労働時間も短縮できる。また、露地との組合せにより、集...