要約 生繭に乾熱処理を行うと繭糸の水分保有力及び水分吸放出力が低下した。生繰り生糸と乾繭生糸の比較においてもこの相違が認められ、生繰り生糸は乾繭生糸よりもこれらの性質が優れていた。 背景・ねらい 国内...
要約 基幹労働力2人。一蚕期飼育量15箱、年間飼育回数5~6回。稚蚕期は人工飼料育、壮蚕期は多段循環式飼育装置を利用した条桑育。上蔟方法は網取り条払い法による高能率体系化により上蔟作業を1日で処理できる。...
産業用無人ヘリコプターを用いた潤土粉衣土中散播における排水溝切り技術
要約 潤土粉衣土中散播栽培技術(湛直における落水出芽法)における、産業用無人ヘリコプター(以下RCヘリ)による播種作業は、種子を土壌中に埋没させ、出芽確保のため落水状態で行うことを原則としている。落水...
要約 りんご「シナノスイート」は「ふじ」に「つがる」を交配し、育成したもので、9月下旬~10月中旬に成熟する中生種である。果実の形は長円、果皮の色は赤色で、縞状に着色する。大玉、豊産性で、甘味が強く、...
要約 温暖地に適する晩生のF1品種「長交C322号」を育成した。本品種は、耐倒伏性や黒穂病抵抗性、採種性に優れ、東北南部から関東東山地方への普及が期待される。 背景・ねらい 我が国におけるサイレージ用とうも...
近赤外分光分析法による飼料用ソルガム茎葉部の消化性関連形質の推定
要約 子実型~ソルゴー型ソルガムおよびスーダングラスからなるソルガム茎葉部について、近赤外分光分析法による消化性関連形質(酵素分析法による各成分、ナイロンバッグ法による乾物消失率、糖含量)の推定を行...
草型、収量性、消化性および嗜好性からみたソルガムの飼料的特性のイメージ
要約 ソルガムの飼料的価値のイメージを視覚的に捉えるために、子実型~ソルゴー型ソルガムおよびスーダングラスからなる110点のソルガムについて、草型と収量性および黒毛和種が示す消化性と嗜好性で構成される...
ナイロンバッグ法による飼料用ソルガム茎葉部の乾物消失率の変異
要約 子実型~兼用型ソルガムおよびスーダングラスの茎葉部のナイロンバッグ法による乾物消失率は60.8~87.4%の変異を示した。乾物消失率を構成する水溶性物質は21.5~60.0%、同じく構造性物質の消失量は19.2~57...
簡便なソルガムサイレージの嗜好性評価法の開発とソルガム育種への利用
要約 ソルガムサイレージの嗜好性を簡便に評価するために、評価の基準となる標準品種系統を選定することと、嗅覚による牛の鋭敏な選択行動を観察することで、一対比較法による嗜好性試験の簡易化を図り、ソルガム...
肥沃度の低い圃場におけるライ麦のヘアリーベッチ混播による粗蛋白質含量の改善
要約 長野県高冷畑作地帯の輪作体系において、前作の残存窒素の少ない圃場あるいは土壌肥沃度の低い圃場では、晩生ライ麦8kg/10aとヘアリーベッチ6kg/10aを播種深度5cmで混播栽培することにより、群落全体の粗蛋...
要約 長野県高冷畑作地帯の輪作体系において冬作飼料作物としてライ麦・ヘアリーベッチ混播栽培を、夏作の残効を利用して無施肥で行い、ヘアリーベッチの割合を高めるにはライ麦品種は晩生種を用い、播種深度は5c...
要約 肥育豚のウェットフィーディングにおける採食時間の短縮効果は、飼料への加水混合による採食速度の上昇に起因する。また、採食速度が最も速まる飼料水分は62~69%、加水混合比率では風乾物飼料1に対し水1.3...
要約 アユの摂餌なわばりでは、なわばり個体の出現数と1個体当たりのなわばりサイズが、個体数密度に応じて変異する。なわばりサイズはなわばり個体の成長を制約するが、群れ個体がなわばり個体の成長を上回るこ...
要約 食品工場から出るコーヒー粕と紅茶粕をコーヒー粕が2/3以下になるように混合し4ヶ月堆積すると熟成堆肥が製造できる。これを野菜、畑作物、果樹に対して10a当たり1~2t施用することにより収量増などの効果が...
要約 カイコの胸部形成異常系統Ncと腹部形成異常系統 ENについてホールマウントin situハイブリダイゼーションを行いNcはBmAntp遺伝子のホメオボックス領域を欠失しており、ENは腹部でのBmAntp遺伝子の発現を抑制...
要約 繭糸質が優良な夏秋蚕用蚕品種「日202号×中203号」(愛称:梓)を育成した。本品種は強健で飼育が容易であり、収繭量が多い多収性品種である。また長糸長・細繊度であるので、高品質の繭生産が期待される。 ...
要約 繭糸質が優良な,広食性蚕品種「日603号・日604号×中604号・中605号」(愛称:はばたき)は春蚕用に加えて夏秋蚕用としても追加指定を受け、通年化したことにより、効率的な利用が可能になった。 背景・ねら...
要約 傾斜放牧草地の合理的な管理技術を確立するため、放牧圧と草生産の分布を地形条件を基軸に解析し、それに基づく地形区分を行った。その結果、凹型地形を持つ地点以外は、13度以下・13~16度・16度以上の3つ...
要約 作業機の走行による損傷に対して、牧草根は大きな抵抗機能を持つ。安定した草地のせん断抵抗は1.2kgf/cm2程度と大きく、このような草地において機械走行による損傷を防止するためには、車輪の滑り率を20%...
要約 食品工場から出るコーヒー粕と紅茶粕をコーヒー粕が2/3以下になるように混合し4ヶ月堆積すると熟成堆肥が製造できる。これを野菜、畑作物、果樹に対して10a当たり1~2t施用することにより収量増などの効果が...