要約 65 歳~75 歳高齢者の刈払作業能率は3a/h 程度となり,作業負担(RMR)は3~4 となる。作業負担の軽減には軽量刈払機を、作業能率向上にはATCS 装置付き刈払機を用いることが有効である。また、70 代高齢者...
要約 米の仕入れ量は、大規模卸は増加、小規模卸は減少しており、二極化が見られる。業務用の米は価格の安さ、一般消費者向けは、全般に品質のよさを求めているが、大規模卸の場合、安定した量の供給や品質のばら...
シルバー人材センターに対する農業者の評価と会員の農作業に対する意向
要約 シルバー人材センター利用農家は同センターの斡旋機能を高く評価しているが、就業者の農作業能力等に対して満足度が低い。同センター会員の約半数が農作業での就業を希望していることから、今後農作業労力と...
要約 GAPの認知状況の違いに関わらず、生産者の多くは内容を理解すればその必要性を認める。また、GAPを導入する場合に問題となることは、実施の判断基準があいまいであること、記帳の時間がないことと考え...
バラ養液栽培における誘電率土壌水分センサを用いた給液制御が収量・切り花品質に及ぼす影響
要約 バラのロックウール栽培において、誘電率土壌水分センサを用いて培地内水分率を70 ~ 75%に制御する給液をすると、給液量と排液量を削減でき、採花本数と切り花品質が慣行に近くなる。 背景・ねらい バラの...
要約 野菜用半自動多条移植機(製品名「おしどりさん」)の移植ユニットを改良することで、露地でのキク直挿し作業が可能である。また、植付姿勢が改善され、省力・軽労化が図られ、植付作業効率が高まる。 キーワ...
要約 立ち上がりや前後左右への採穂動作を補助するイスと可動式セルトレイ搭載台車を連結したリモコン制御の自走式作業台車である。現行の作業に適用し、採穂時の下肢への負担が軽減、また、セルトレイの搭載で採...
要約 ラズベリーを列状に植栽した場合、I 字整枝ではV 字整枝に比べて、a 当たりの収穫時間が59 ~ 83%に短縮される。また、植栽列1 m 当たりの夏果の結果母枝を10 本とすると5本に比べて両整枝方法とも夏果の...
要約 系統豚「しもふりレッド」の夏季育成率は、子豚の栄養条件改善と圧死防止措置、および母豚へのシルクアミノ酸の飼料添加によって向上する。 キーワード しもふりレッド、育成率 背景・ねらい 宮城県では平成...
要約 候補種雄牛の体細胞クローン牛は発育成績が正常で、その枝肉成績は脂肪交雑で育種価評価と同等の成績が得られ、産肉能力検定材料牛として有望である。 キーワード 繁殖、牛、体細胞クローン,産肉能力検定,...
ダイズの連作年数とマメシンクイガおよびフタスジヒメハムシによる被害の関係
要約 ダイズにおける子実害虫の被害は、フタスジヒメハムシとマメシンクイガによるものが多く、マメシンクイガの被害は連作4年目以降に多くなる傾向にあり、フタスジヒメハムシによる被害は作付け初年目から多い...
照度計を用いた大豆個体群の葉面積指数及び地上部乾物重の簡易推定
要約 曇天日のような散乱光が卓越した条件であれば、開花期頃までの大豆群落内相対照度の対数から、葉面積指数、地上部乾物重を簡易に推定できる。 キーワード 大豆、ダイズ、開花期、葉面積指数、乾物重、相対照...
要約 小麦の止葉と上位第2葉との葉耳間長から幼穂長の推定が可能で減数分裂期の判定に活用できる。また、葉耳間長から出穂期に達するまでの日平均積算気温も推定可能で、穂揃期追肥や赤かび病の薬剤防除適期の予...
要約 宮城県産カキと韓国産カキの判別の指標として、脂肪酸組成が有効であることを2005年に当情報に掲載した。その後、この手法をより安定的で精度の高い判別技術として確立させるために、年齢、垂下深度、保存条...
寒冷地の促成イチゴでのミヤコカブリダニを基幹としたハダニ類の防除体系
要約 寒冷地の促成栽培イチゴにおいて、開花期にミヤコカブリダニを放飼する。その後、ハダニ類の被害株が冬季に増え始めた場合は、ミヤコカブリダニの追加放飼または選択的農薬を組み合わせる。被害株が春季に増...
要約 所定の深さに設置された移動水検知センサは、地表から給液された水分がセンサに到達したことを検知して、給液を停止する。このセンサをプログラマブルリレーと接続して給液制御に利用することによって、根圏...
空気膜二重構造の利用によるパイプハウスの保温性向上とホウレンソウの生育促進
要約 冬春期のホウレンソウ栽培において、無加温パイプハウスの屋根面を空気膜二重構造にすると保温性が顕著に向上し、一般のパイプハウスに比べ、施設内夜温が1~2度C、夜間の地温が2度C程度高く推移し、生育が...
要約 四季成り性イチゴ新品種「サマーキャンディ」は、「とちおとめ」×(「盛岡26号」×「サマーベリー」)の交配により選抜され、夏期高温期でも連続して出蕾し、草勢が強い。平均1果重が重く、6~9月の株当た...
要約 アカスジカスミカメの第1世代幼虫の発生盛期に、繁殖地の草刈りを実施することにより、斑点米被害は抑制される。また、草刈りを実施していない繁殖地が近接していると斑点米被害は多くなり、少なくとも100m...
有機肥料等の緩やかな窒素肥効が水稲の充実花粉数を高く維持する
要約 化成肥料の速効的な窒素肥効では施肥量増加に伴って充実花粉数が低下するのに対し,有機肥料や肥効調節型肥料の緩やかな窒素肥効では,施肥量増加によって籾数や減数分裂期の茎葉窒素濃度が増えても高い花粉...