DNAマーカーによるイチゴの連鎖地図作製とイチゴうどんこ病抵抗性に関するQTL解析
要約 イチゴ(Fragaria × ananassa)品種「さちのか」とFragaria virginiana交配集団を供試材料としたイチゴうどんこ病抵抗性に関するQTL解析(量的形質遺伝子座解析)の結果、量的形質遺伝子座は連鎖地図上の3...
ウォーターカーテンと空気膜二重構造の併用によるイチゴ促成作型における低温期増収技術
要約 ウォーターカーテンを装備した単棟パイプハウスに、空気膜二重構造を組み合わせることにより、ハウス内の気温・地温が高く推移し、イチゴの収穫時期が前進化し、単価の高い3月までの収穫量が増加する。 キ...
要約 米検査時の玄米を想定し、玄米収量、屑米重、玄米タンパク含有率、千粒重を変数とする籾数推定式から生産者の籾数レベルを簡易に診断できる。この籾数診断値から、適正な籾数範囲を得るための次年作の基肥窒...
要約 水田における堆肥窒素の分解パターンは累乗関数型の分解モデル式でよく近似できる。さらにリン酸緩衝液で抽出される有機態窒素量は分解モデル式の係数との相関がきわめて高いことから、リン酸緩衝液抽出に基...
要約 播種・収穫機械の汎用利用と水稲乾田直播栽培や大豆晩播狭畦栽培による作期の移動によって、費用及び労働時間が削減され、麦+大豆+水稲の低コスト省力的な2年3作体系が可能となる。 キーワード 2年3作...
要約 熟期の異なる飼料用稲専用品種「ホシアオバ」、「夢あおば」を用い、移植時期の組合せや乾田直播を加えることにより、収量を維持しながら、適期に収穫できる期間を45日程度まで拡大できる。 キーワード 飼料...
要約 5月上旬以降に播種し無加温出芽で常時被覆すれば,10日前後で移植可能な苗(8~10cmの乳苗)を育苗できる。また,床土よりも覆土に肥料があることでマット強度は高まる。 キーワード 無加温育苗,乳苗,飼...
要約 GAPに取り組み生産された農産物(トマト)に対する消費者評価は、そうでないものより相対的に高くなる。仮にGAP認証取得の外国産農産物(トマト)が流通した場合、消費者評価はGAPに取り組んでいな...
要約 炭素イオンビームを照射し突然変異を誘発することで、アジアティックハイブリッドユリにおいて、花被片の斑点が減少した変異株や花色が変化した変異株を作出できる。シンテッポウユリでは無花粉の変異株を作...
宮城県におけるキク白さび病レースの存在と抵抗性遺伝子の遺伝様式
要約 宮城県内で発生するキク白さび病菌には少なくとも10以上のレースが存在する。「精海」は、多くのレースに抵抗性を示し、単因子優性の抵抗性遺伝子を有していると考えられる。抵抗性品種間の交配から、より多...
遠赤色発光ダイオードによるトルコギキョウ促成栽培における開花促進効果
要約 長日処理の光源として、遠赤色発光ダイオードの遠赤色単色光をトルコギキョウに照射すると、白熱電球の照射に比べ開花が促進される。照射時間は長いほど、照射開始時期は早いほど、照射終了時期は遅いほど、...
要約 クラブリンゴの「Dolgo」、「Ormiston Roy」、「Makamik」、「Eley Purple」、「Pink Perfection」、「Beverly」、「Adams」は、花材として出荷するのに適している。 キーワード クラブリンゴ、花材、交雑和...
要約 「Aldenham Purple」、「Midget」、「Snowdrift」に対して花弁落花直後又は休眠期に前年枝の数芽を残して、強く切り返すと、40 %程度以上の腋花芽着生率を確保できる。また、この剪定法においては、受粉専...
長い新梢の腋花芽を利用すると、クラブリンゴの開花期間を延長できる
要約 リンゴの受粉専用品種としてクラブリンゴを用いる場合、「Ormiston Roy」、「Makamik」、「Redbud」については、枝長が長い新梢を用いることにより、開花期間を1~3日程度延長することができる。 キーワー...
産肉性、抗病性、繁殖性に優れた新しいランドレース種の系統造成
要約 産肉性、抗病性、繁殖性を主な改良形質とするランドレース種の系統造成を実施し、平成21年度から育成雌を配布する。 キーワード 豚、ランドレース種、系統造成 背景・ねらい 平成元年に完成した系統豚ミヤギ...
要約 水田転換畑において、暗渠内水位を地表下30cmに維持することにより、連続干天期における作土層の過剰な乾燥を抑制できる。また、連続降雨期には、暗渠内水位を地表下30cmに維持した場合でも、排水対策を施し...
要約 暗渠内水位の設定を作土内とし、暗渠内に用水を供給することにより、圃場全体の作土中の土壌水分を増加させることができ、大豆の出芽が良好になる。生育期間中に暗渠内水位を地表面下30cmに維持することで、...
要約 宮城県におけるシラネコムギ全量基肥栽培に適する肥効調節型肥料はシグモイド型40日溶出タイプであり、慣行追肥の窒素成分合計量にあたる1.0kg/aを慣行の基肥と同時に施用することで、追肥作業を行うことな...
要約 六条大麦の幼穂長から出穂期に達するまでの日平均積算気温が推定可能で、その推定値と日平均気温の平年値を用いることで出穂期の予測が可能であり、赤かび病防除等の作業計画作成に活用できる。 キーワード ...
要約 農PO フィルムを展帳して屋根面を空気膜二重構造とした連棟パイプハウスの夜間放熱係数は、一層の保温カーテンを有する硬質プラスチックフィルムを展帳した鉄骨ハウスと同等であり、単位面積あたりの暖房用...