摘要 アルミニウム耐性を示したダイズ根粒菌13菌株のうち9菌株は培地リン濃度5μM Pで耐性を示したが、4菌株は1mM Pでなければ耐性を示さず、アルミニウム耐性に対するリンの関与が示唆された。レン...
摘要 開墾後のダイズ作付2作によって土着ダイズ根粒菌数は乾土1g当たり10の4乗~10の5乗レベルに達し、通常の熟畑の菌数と同等となった。このレベルは作付けを3作、4作と続けても高くならなかったので...
摘要 水稲の乾田直播にレンゲを入れた有機栽培において必要な機械作業技術及び大豆作において播種時期を早めた場合の播種・管理作業の省力機械化について検討した。前作レンゲの鋤込み及び水稲の播種は、レンゲの...
摘要 冬作マメ科緑肥・部分耕成苗移植・コイ除草を基幹とする栽培法において、緑肥の比較、移植精度の検討、コイ除草効果の追試を行った。7年は根雪日数が61日間あり、白クローバ、ヘアリーベッチは雪腐病の被...
摘要 6年度ダイズ根粒菌接種試験圃場として設営した、一筆圃場の土着根粒菌数は圃場内の地点によって異なった。その違いは、圃場造成後のダイズ作付歴を反映していることが示唆され、今後、作付歴と菌数変化の関...
摘要 春活動性の送粉能力に優れたマメコバチを商品化し広範な作物に利用するには、本種の活動期を任意化し周年利用を可能にする必要がある。そのための様々な実験を行った。本種の短期休眠覚醒と長期間貯蔵の実験...
摘要 "アルファルファタコゾウムシは侵入害虫で、飼料作物のアルファルファや養蜂の蜜源としてのレンゲの大害虫である。本虫に対する登録農薬はあるが、健康食品としての牛乳や蜂蜜のイメージダウンやコストの面...
摘要 野外のレンゲ畑を利用してどれ位マメコバチを増殖できるかを明らかにするため、A地(広い休耕田地帯)とB地(1.5haの播種造成地)に蜂を放飼した。B地では開花量の不足と遅い放飼が原因で増殖効果が...
摘要 侵入害虫のアルファルファタコゾウムシやオオタコゾウムシなどのゾウムシ類がアルファルファやクローバ、レンゲなどに多発し、収穫皆無の状況が生じており、早急な対応が迫られている。しかし、それら害虫の...
摘要 ウィメラライグラス1点、ペレニアルライグラス12点、ケンタッキーブルーグラス9点、Vicia属22点、れんげ26点について草型、草丈等の一次特性の調査を行った。また、その結果をセンターバンクの...
摘要 レンゲ・不耕起・成苗移植およびコイ放飼を基幹とする稲作技術は、施肥Nを節約できる、代かき水を落水しない、メタン発生を軽減できる、深水およびコイによる除草効果を期待できる、生物群集を保護できる等...
摘要 シストセンチュウの基礎実験に必須となる無菌線虫を経常的に得ることを目的として、無菌線虫培養法の開発を行った。ダイズシストセンチュウ(SCN)を供試し、毛状根を線虫培養基とするため、アグロバクテ...
摘要 再生紙マルチ水稲(供試品種:ヒノヒカリ)にMg系資材を施用することで、低N(チッソ)・良食味米生産を目指した。Mg系資材を追用すると、慣行の穂ばらみ期のNK追肥を削減しても多収を確保でき、食味...
孵化促進物質の利用によるダイズシストセンチュウ防除技術の確立(286)
摘要 孵化促進効果のある植物根浸出液の土壌施用方法による効果の違い、孵化促進効果のある作物の栽培後の孵化効果の持続期間、及び線虫のレースと根浸出液濃度の違いによる孵化率の差異について調査した。根浸出...
摘要 無菌条件下におけるダイズシストセンチュウ培養法の開発を目的とし、5年度は、数種豆科作物の毛状根に対し、2期幼虫の接種試験を行った。その結果、エリモ小豆、宝小豆、北見白、アサミドリの各毛状根で、...
摘要 倒木更新は褐色腐朽のものに多く、白色腐朽のものに少ないという通説の科学的検証を行うため、エゾマツ、トドマツなどの天然更新の阻害要因となっている暗色雪腐病菌、腐朽木、稚苗(種子)の相互関係を検討...
摘要 環境保全・持続型稲作の開発を目指して、レンゲ跡地において水稲の不耕起移植栽培を行った。レンゲは刈取り時に地上部に12kg/10アールの窒素を保有していた。しかし、後作の水稲の生育初期の土壌溶液...
摘要 農林水産省ジーンバンク事業第2期(平成5~12)では2・3次特性の評価を重点的に進めることになっている。飼料作物部門についても、全期間の実施計画が作成されている。育種素材研ではペレニアルライグ...
摘要 地力増進の効果を水稲(品種:ヒノヒカリ)の窒素吸収量と玄米収量で評価した。ヒノヒカリは12~14■/10aの窒素を吸収し、収量は600~630■/10aの範囲にあった。過去にギニアグラスあるいは...
摘要 実験室レベルの検索で有望と考えられたムクナ、ヒレハリソウ、ヘアリーベッチ等を水耕・砂耕栽培し、水耕・砂耕廃液中に放出される物質の植物生育抑制効果を検討した結果、これらの植物の水耕・砂耕廃液には...