摘要 籾殻くん炭の塩化カリ代替利用による放射性セシウム吸収抑制効果を検証したところ、塩化カリを施用した場合と同様に交換性カリ含量を高め、玄米中放射性セシウム濃度を基準値未満にできることが明らかとな...
環境保全型農業の確立 1緑肥の利用による果菜・葉菜類の有機栽培技術の開発 (1)緑肥の作型別の利用効果把握 1)秋まき緑肥(ヘアリーベッチ等)の利用効果 ②高冷地 春緑肥・ダイコン
摘要 秋まきヘアリーベッチは16kg/10a、春まきエンバクは16kg/10a、春まきヒマワリは20kg/10a程度の窒素を吸収した。エンバク後にダイコンを無施肥で栽培すると収量が低下した。
リンゴ有機栽培実践園における病害虫発生抑制機構の解明と生物指標を用いた圃場評価法の開発(リンゴ有機栽培実践園の病害虫防除体系を再現した試験圃場における病害虫発生抑制要因の解析)
摘要 有機あるいは自然栽培リンゴ園を特徴づける微生物的指標を抽出・策定することを目的に、K園摸倣園等の病害虫発生状況を調査した。その結果、自然栽培転換6年目においても褐斑病が多発して早期落葉した。リ...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、 a) リンゴの有機農法再現圃場において、リンゴハマキクロバの天敵として、寄生蜂及び寄生ハエを確認した。 b...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a) 果樹園において地上徘徊性の天敵類を捕獲するピットフォールトラップの容器サイズが捕獲数に及ぼす影響を...
リンゴ有機栽培実践園における病害虫発生抑制機構の解明と生物指標を用いた圃場評価法の開発(リンゴ有機栽培実践園の病害虫防除体系を再現した試験圃場における病害虫発生抑制要因の解析)
摘要 転換5年目においても褐斑病が多発して早期落葉し、果実品質等に大きく影響した。また、リンゴハマキクロバ幼虫による被害がさらに拡大した。ナシマルカイガラムシによる被害は発芽前1回のマシン油散布で...
物質循環機能と生物多様性を活用したゼロエミッション型有機稲作の科学的解明と検証
摘要 有機栽培ほ場では、移植直前に土壌中に投入される有機物(レンゲ、雑草、稲ワラ)量が、窒素換算で3~8倍程度多く、それらの分解に伴い栽培全期間を通じて窒素(約2kg/10a)が発現した。また、アゾラの繁茂...
リンゴ有機栽培実践園の病害虫防除体系を再現した試験圃場における病害虫発生抑制要因の解析
摘要 果樹研究所リンゴ研究拠点内に設けたK園摸倣区(K園における栽培管理方式を摸倣した試験区画)の病害虫発生動向ならびに樹体生育状況を転換4年目まで調査するとともに、K園で使用されている食酢(清泉-1...
寒冷地の畑・野菜作における省資源・環境保全型生産技術体系の開発
摘要 カバークロップや地域の有機質資材の利用、田畑輪換に関しては、化学肥料・農薬の50%削減リビングマルチダイズ栽培体系を岩手県内の2箇所の農家圃場(奥州市;沖積土・田畑輪換、二戸市;沖積土)で試行し...
物質循環機能と生物多様性を活用したゼロエミッション型有機稲作の科学的解明と検証
摘要 愛知県の中山間地域で28年間有機農業を実践している水田における栽培技術を、物質循環、環境評価、生物多様性、害虫密度抑制、LCA等の観点から解明した。 有機ほ場の水稲生育は、慣行ほ場に比べて葉色が...
果菜類の有機栽培技術の実証と有機栽培土壌の改善 、(1)夏秋キュウリ(平坦地) 、 、 、 、 、(2)夏秋トマト(高冷地)
摘要 、 、 キュウリとニガウリを混作した2種類の作付け方法で栽培したところ、1株当たり収量は「ニガウリ局所混作」≧「キュウリ単作」≧「ニガウリ交互混作」であった。ニガウリの本作付け法によるアブラムシ...
摘要 1)混作・輪作による生産安定と天敵維持技術について、果菜類の夏秋栽培でのソルゴー、ルドベキア、スカエボラの混作で土着天敵が誘引あるいは温存され、アザミウマ類やアブラムシ類等の害虫密度が抑制され...
果菜類の有機栽培技術の実証と有機栽培土壌の改善 (1)夏秋キュウリの有機栽培(平坦地)(2)夏秋トマトの有機栽培(高冷地) 1)2009年播種 2)2010年播種3)忌避作物の混植効果
摘要 5月まき、6月まき夏秋キュウリの有機栽培に適した品種は、上物収量、上物率、耐病性等から総合的に判断すると、「光望」、「つばさ」、「夏すずみ」の3品種であった。 夏秋トマトの有機栽培に適した...
a.環境影響の統合化と環境会計による農業生産活動評価手法の開発
摘要 農業経営と物質収支の統合的なデータ管理システムに関しては、1)経営指標から環境指標を計算する簡易LCAプログラムを開発した。都道府県の普及指導事業等で用いられる経営指標を入力することにより、標準...
有機農産物生産技術の確立、(2)水稲有機農産物の生産技術の確立
摘要 目的:水稲の有機栽培に必要な栽培技術を開発する。特に、育苗、雑草防除を中心に個別技術を開発する。、成果:(1)菜種油粕や自作ぼかしを利用した水稲の育苗技術:水稲プール育苗では、前年度までの結果か...
b.難防除雑草バイオタイプのまん延機構の解明及び総合防除技術の開発
摘要 1)我が国の水田輪作に適用できる耕地雑草の個体群動態モデルのプロトタイプを開発した。麦作雑草カラスムギのパラメータをこれに組み入れてその動態を予測することにより、輪作体系や耕種的防除がカラスム...
摘要 目的:水稲および野菜の有機農作物等の生産技術を新たに確立し、「ふくしま型有機農産物」の生振興を図る。、結果:(1)(1)畑条件下における自家製ぼかし肥料の窒素無機化率は、米ぬか+屑大豆、米ぬか+ナタ...
摘要 目的:野菜類・花卉類を加害するキスジノミハムシ、ウリハムシに対して色に対する忌避反応や臭いに対する誘引作用、天敵線虫等を利用した防除法を確立する。成果:宿根アスターにおいて、アルミ蒸着フィルム...
摘要 目的:水稲および野菜の有機農作物等の生産技術を新たに確立し、「ふくしま型有機農産物」の生振興を図る。結果:(i)地域未利用資源の屑大豆とソバフスマを利用したぼかし肥料作りでは、ソバフスマと米糠を1...
摘要 野菜類・花卉類を加害するキスジノミハムシ、ウリハムシに対して色に対する忌避反応や臭いに対する誘引作用、天敵線虫等を利用した防除法を確立する。宿根アスターにおいて、アルミ蒸着フィルム、光散乱フィ...