摘要 目的:栽培法の変化や品種の変遷など、農業立地環境の変動に伴う突発病害虫や新病害虫を早急に診断して、被害を最小限にとどめる。 、成果: 、(a) 診断依頼件数は121点で、病害と診断された点数は68点、虫害...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関して、エリアンサス及びススキ類の改良では、a)西南暖地では結実しない機械収穫適性に優れた超多収性のエリアンサス晩生系統「...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 不耕起播種による栽培体系の確立に当たっては、(1)不耕起播種による栽培体系(夏作とうもろこし・秋作エンバク)を確立し、慣行栽培(耕起-夏作とうもろこし・冬作イタリアンライグラス体系)で8工程ある春...
黒毛和種肥育牛に対する飼料イネサイレージの稲わら代替え給与試験
摘要 黒毛和種肥育牛の肥育前期及び後期に稲わらの代替えとして稲発酵粗飼料を給与した結果、嗜好性がよく、増体良好、枝肉成績もロース芯面積、バラ厚、きめ、しまり良好であったため、稲わらの代替えになりこと...
摘要 1.背景・目的:飼料自給率向上は大きな政策課題であるが、具体的に検討が進んでいるのは飼料イネを含む飼料作物増産や食品残渣の有効利用で、飼料米については余剰米処理対策としての利用の域を超える検討...
摘要 条件不利地における省力的な草地造成と管理技術を検討するため家畜(牛、ヤギ)の違いによる食草行動と雑草抑制効果を確認した。牛による野草の抑制効果は、採食よる抑制とあわせて倒圧による物理的な要因...
摘要 今日、食料自給率の向上が大きな課題として掲げられているが、畜産分野においてはまだ多くの飼料を輸入に依存している。その一方、稲作は、米の消費量の減少、輸入の増加などの理由から、生産調整(減反)が...
摘要 近年発生の著しい外来雑草は飼料作物の生産に重大な被害を与えることから、効果的な防除対策が求められている。環境に優しい耕種的防除として、競合する作物を栽培し雑草を抑制する技術を調べた。 市販プ...
摘要 牧草や飼料作物を物理的に細断してロールベールを調製する自走式で水田に対応可能なフレール型ロールベーラをメーカーと共同で開発した。この収穫機は飼料イネ、エンバク、スーダングラス、ギニアグラス、イ...
温暖地における強害帰化雑草の発生動向と防除技術の確立(127)
摘要 近畿・中国地域で問題になっている帰化雑草シロバナチョウセンアサガオの生態と化学的及び耕種的防除法を明らかにした。本雑草を5月上旬に播種すると播種後95日で結実するため,5月上旬播種トウモロコシ...
摘要 供試したレンゲの系統でアルファルファタコゾウムシに対して抵抗性を示すものは認められなかった。籾殻燻炭と米糠を主体としたBeauveria bassiana の培養物は、1■あたり100gの散布量で、プロチオホス粉粒...
雑草種子のスラリー中への浸漬が発芽能力に与える影響(163)
摘要 スラリー中の外来雑草種子の生存状況を明らかにするために、自然流下式により貯留され曝気処理されたスラリー貯留槽に9種の雑草種子を浸漬し、その生死を調査した。スラリーの温度が60℃以上の時には浸漬日...
摘要 日本の在来シバの変異を拡大し、有望個体を選抜する目的で、各地よりシバのエコタイプを収集し、その特性を評価した。その中で生育特性の優れるエコタイプを育種素材として利用し、新品種「チバラフワン」を...
摘要 液状きゅう肥を土中施用で連用したときの窒素の動態をライシメータを用いて調べた。硝酸態窒素の溶脱におよぼす土壌の荷電特性の影響及び高水分下での脱窒を確認した。亜酸化窒素として揮散,溶脱する窒素量...
摘要 昆虫病原性糸状菌 Beauveria bassianaを牛糞堆肥を燻炭にしたものに、滅菌した米糠を混ぜた培地で培養し、アルファルファタコゾウムシの発生しているレンゲ圃場に1■あたり150gを散布し、防除効果を調査した...
摘要 形態的に識別の難しいタバコガ類幼虫を正確で迅速に識別するため、ミトコンドリアDNAの16S rRNA遺伝子の一部領域PCR-RFLPについて検討したところ、制限酵素MseIおよびVspIでの処理が有効であることが分かっ...
摘要 家畜ふん尿を連用した土壌からの窒素の溶脱,揮散について明らかにするため,ライシメーター試験を継続して行い,浸透流出量,作物吸収量などを調査した。特に窒素の土壌ストックや揮散など,従来から明確に...
摘要 放牧用基幹草種のバヒアグラス(BA)草地と冬季放牧用イタリアンライグラス(IR)草地の生産力と牧養力および夏季放牧用高栄養飼料作物の選定とその繁殖牛の放牧適性について検討した。BA、IR草地の...
強害外来雑草の遺伝的背景の解明と拡散予測システムの構築(85)
摘要 アキノエノコログサについて、国内で採集した67集団、韓国で採集した3集団、輸入飼料からサンプリングし増殖した外来の5集団、アメリカコーンベルト地帯で採集した4集団の生育特性をそれぞれ調査し、国内...
摘要 南九州の畑作地帯では、カンショ、飼料作物を始め、ソバ、ヒマワリ、シソなど資源作物を含めて多様な作物が栽培されており、その多くにVA菌根、窒素固定細菌など共生する有用微生物が存在することが知られ...