摘要 目的:カンキツ新品種の育成、系統適応性検定試験を行う。、成果:①果樹試験場で育成したウンシュウミカン新系統‘YN26’は‘ゆら早生’よりも早熟であることを確認した。特性調査データを基に、「温州ミカン新...
摘要 DNAマーカーを用いたニホンナシやカンキツの高精度遺伝子の地図を構築に関しては、a) ニホンナシ「豊水」の塩基配列情報を基に、4塩基、5塩基もしくは10~14塩基モチーフを持つ120種類の新規SSRマーカーを開...
未利用みかん果皮の抗認知症成分活用技術と高付加価値品種の開発
摘要 (1)ノビレチンの体内動態を精査する手法として UPLC-MS による高感度分析法ならびに PET 解析法の確立を行っている.特に後者では PET プローブ合成を指向したノビレチン合成研究を戦略的に展開し,5-O11...
(2)昆虫・昆虫間、昆虫・植物間相互作用の解明と利用技術の開発
摘要 1.ツマグロヨコバイラッカーゼの遺伝子配列を個体群間で比較したところ、アミノ酸配列に変異は確認されたが、抵抗性イネの加害系統と非加害系統間で一貫した結果が得られなかった。2.ツマグロヨコバイ頭...
摘要 気候温暖化に伴う環境変動については、(1)大気-積雪-土壌凍結系観測により、1980年代の中後半から十勝地方の土壌凍結深が減少しており、その要因は初冬の積雪深増加時期の前進であり気候変動と関係するこ...
摘要 ユズ、日向夏等のカンキツ果皮は、菓子素材の原料として、通年加工を目的に冷凍貯蔵されているが、数か月間経過すると褐変して利用できないものが発生し、その対応策が望まれている。また、果皮から採取さ...
摘要 晩柑類の果皮には機能性成分のポリメトキシフラボンが多く含まれており、この有効利用法が求められている。そこで、ポリメトキシフラボンの晩柑類加工副産物からの効率的な分離・精製技術を開発し、新たな...
摘要 i)血液検査に同意の得られた187名のボランティア被験者について、9月と1月における血清中β-クリプトキサンチン濃度を測定した。9月の検査では2ヶ月間のカンキツ無摂取期間を経た後でも血清中β-クリプト...
摘要 収集保存しているカンキツ類を中心とする常緑果樹遺伝資源の有効利用を図るために、その特性を調査しデータベースを構築する。平成11年度はウンシュウミカン11品種、ポンカン7品種、イヨカン3品種、日...
摘要 プロビタミンAのベータクリプトキサンチンは、ベータカロチン以上に発がん抑制活性が高いカロチノイドとして注目されている。そこで、カンキツ属36種41品種、キンカン属1種のフラベド及び果汁に含まれ...
傾斜地大規模カンキツ作における省力・高品質安定生産システムの経営的評価(5)
摘要 四国農試で開発した園内作業道、小型機械導入の経営的評価を行った。10a当たり労働時間は87.5時間で、慣行体系と比べて46.7時間(35%)短縮された。費用は、光熱動力費、機械償却費、園内作業...
紫外線照射によるカンキツのフィトアレキシン、スコパロン誘導の品種間差異(35)
摘要 紫外線照射(UV)により、カンキツのフィトアレキシン(抗菌物質)であるスコパロンの生成量の幼葉、幼果における品種間差異を明らかにした。サンプルに対するUV照射時間は障害がなく、スコパロンの生成...
光エネルギー変換にともなう電子伝達系の効率を制御する因子の機能解析(115)
摘要 カンキツ類における光合成反応を分子遺伝学的レベルで制御する手法の開発をめざし、光エネルギー変換に関与する電子伝達系を構成している光化学系のサブユニットの構造と機能を解析した。抗体による分析では...
摘要 カンキツには種子の多いものが多く、ポンカンやブンタン等ではウンシュウミカンのような無核化品種の育成が望まれている。しかし、通常の育種手法では無核化品種の育成は困難である。そこでカンキツにおいて...
カンキツ類における機能性成分の高含有素材の検索、評価(35)
摘要 カンキツ類は多くの高機能成分を含んでおり、なかでも果実に多く存在するテルペノイド類は香料原料や抗菌物質としての利用等が期待されている。そこで、これら成分の時期、種・品種間の動態把握と、アレロパ...
摘要 口之津支場の交雑実生群6組合せ(‘クレメンティン’ב土佐文旦’、‘カワチバンカン’ב福原オレンジ’、‘ヒュウガナツ’בクレメンティン’、‘宮内伊予柑’בクレメンティン’、‘今村温州’ב中野3号ポンカン’及び‘...
摘要 基礎研究としてバレンシアオレンジの果実を供試し、フラベド、アルベド、砂じょう、種子等に分けて各部のオーキシンとアブシジン酸を定量し、これら内生ホルモンの果実内の分布と季節変動を明らかにする。次...
摘要 口之津支場内のカンキツ樹について、潮風害を受けた後の落葉状況により、その品種間差異を調査した。その結果、非常に落葉し易いものはカラタチ、シトレンジ、ナガキンカン、レモンで、落葉し易いものはスイ...
ミドリヒメヨコバイの加害時期によるカンキツ果実の被害の発現とその防除(280)
摘要 ポンカン、ネーブル、川野甘夏、新甘夏、温州みかんの5品種を供試して、10月中旬から12月中旬まで、時期を変えて成虫を接種し、被害の発現状況を見た。その結果、品種と時期によって被害の発現に差がみ...