県産農作物の効率的育種技術の開発と新品種育成 Ⅰ ブランド力強化に向けた効率的モモ育種システムの開発研究 Ⅱ 青枯病強度抵抗性ナス科作物の開発研究
摘要 モモの多様な系統の果実形質を調査し、新品種への導入が望まれる形質に相関するDNAマーカーや形質を決定する遺伝子を明らかにして、迅速なマーカー育種に取り組む。 独自に作成した青枯病菌エフェクターライ...
県産果実のブランド強化と安定供給を目指した鮮度保持技術の開発
摘要 目的:農産物の食味評価方法を活用して、外観のみならず、良食味を維持した高品質果実の鮮度保持技術を確立する。 成果:「白皇」を0℃で16日間貯蔵し、出庫後25℃で3日間保存した場合、酸味の評価が若干低...
摘要 目的:新たな特性を持ったイチゴ品種を育成し、県独自品種の果物を周年供給することで「くだもの王国おかやま」のブランド推進を図る。 成果: 1.優良赤色品種の育成 大粒、高糖度で外観に優れるイチゴ品...
摘要 目的:モモ台木の「ひだ国府紅しだれ」は、凍害防止に有効なだけでなく、樹高が低く抑えられる特性を持つ。そこで、軽労化(年労働時間約10%減)を目的として、「ひだ国府紅しだれ」台木を用いたモモの低樹...
摘要 目的:農業研究所が育成した食味が優れ、果皮着色の少ないオリジナル新品種の生産拡大とブランド化を目指した高品質・安定生産技術を確立する。 成果: 1.「白皇」の裂皮、裂果及び果梗内亀裂小果の発生抑制...
摘要 目的:本県の気候風土に適し、栽培が容易な高糖度で食味の優れるモモ新品種、特に極早生から極晩生までの果皮着色しにくい「岡山白桃」のシリーズ化及び特産的価値のある新品種を育成する。 成果: 1.「加...
摘要 目的:モモせん孔細菌病は既存薬剤では防除が困難であるため、伝染源と考えられる生育不良枝の切除による防除効果の検討、生育期の防除薬剤の選抜、品種別の発生実態の把握、本病の多発要因などを明らかにす...
摘要 目的:「さくひめ」の大玉高品質生産を行うための着果管理法の開発および収穫適期を明らかにする。また、「さくひめ」の凍害耐性および冬期温暖環境下での生育特性を「日川白鳳」と比較するとともに、凍害耐...
摘要 目的:カキでは、交雑育種により、大果で高品質な栽培しやすい優良甘柿品種を育成する。また、モモでは、主要品種の端境期を埋める優良品種および7月下旬収穫の優良品種を育成する。 成果:カキでは5月に9通...
摘要 目的:果粒が大きく食味良好で、高温下でも着色しやすいという特徴を備えた‘グロースクローネ’は、栽培管理の面では花ぶるいがしやすいという課題があるため、栽培特性を調査し本県に適する栽培方法を確立す...
水稲・麦類作況調査および麦・大豆等適応性検定事業 3.果樹の系統適応性検定等調査 1)ブドウ・ナシ・モモの系統適応性検定試験 (3)モモ第10回系統適応性検定試験
摘要 目的:本県に適するモモ新品種の選定を行うため、(国研)果樹茶業研究部門で育成された系統の本県での栽培適性や果実品質等について調査する。 成果:各系統で生育状況、病害虫の発生等に特徴的な違いは見...
果樹園の土壌管理等による果実安定生産技術の確立 2 モモ・ブドウの環境変動に対応した効率的施肥技術の確立
摘要 環境変動や土壌環境の悪化により、果樹の生理障害の多発化が懸念されている。生理障害の発生要因は、品種特性や栽培面に加え、土壌面の影響も大きいと考えられる。果実の安定生産を図るため、土壌管理面か...
果樹園の土壌管理等による果実安定生産技術の確立 1 生理障害発生園の土壌環境実態把握
摘要 環境変動や土壌環境の悪化により、果樹の生理障害の多発化が懸念されている。生理障害の発生要因は、品種特性や栽培面に加え、土壌面の影響も大きいと考えられる。果実の安定生産を図るため、土壌管理面か...
モモ優良品種選抜と栽培技術の確立 1 モモ優良品種の特性調査と栽培技術の確立(第5次)
摘要 検討品種の6品種について生育特性と果実品質を調査した。本年の「白鳳」の開花始めは平年に比べて3日早かったが、その後の低温などにより生育が遅れ、収穫期は平年並となった。梅雨時期の降水量が平年よ...
摘要 農研機構果樹茶業部門で育成されたモモ第10回系統適応性検定試験供試7系統と対照3品種について接ぎ木苗を作成し、1年生苗での特性について、系適試験調査方法に基づき調査した。また、第9回系統適応性...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (3)硬肉モモの成熟特性の解明と栽培技術の確立
摘要 硬肉モモを軟化させる方法に適した成熟ステージについて、「甲斐トウ果17」を始めとする硬肉モモ3品種と硬肉モモ5系統を供試して試験を実施した。試験は収穫始め1週間前から収穫終期にかけ4回実施した...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (2) 省力栽培可能な品種の育成
摘要 省力栽培可能な品種の育成を目的に、5組合せの交雑を実施し、自然交雑実生を合わせ、560個の核を獲得した。平成30年度交雑実生は緑枝接ぎした後、148個体を定植した。実生の選抜では結実した85個体につい...
核果類新品種の育成 1 モモ新品種の育成 (1) 果実品質に優れる品種の育成
摘要 果実品質に優れる品種の育成を目的に、4組合せの交雑を実施し、自然交雑実生も含め313個の核を獲得した。平成30年度交雑実生は緑枝接ぎした後、169個体を定植した。 実生の選抜では109個体について果実...
摘要 目的:本県の気象条件に適した優良な品種・系統の選抜 成果:(国研)果樹茶業研究部門育成系統、他県・民間育成品種等について生育、収量及び品質調査を行った。(リンゴ;3系統、18品種、ニホンナシ;6系...