Ⅰ-4 次世代農業に対応した先導的研究の推進 [13] 農産物の高品質流通加工管理技術の開発 1 農産物の品質評価技術の開発 (1)加工・業務向けキャベツの端境期出荷に対応した貯蔵技術の確立
摘要 4品種のキャベツを収穫時期ごとに供試し、貯蔵期間及び湿度が内容成分(水分、糖度等)、外観品質(腐敗率、色調等)及び加工適性(ボリューム、カットキャベツクズ率等)について調査した結果、「夢舞妓...
バイテク技術等を利用した東京都産品種の育成~温暖地での省力・高品質栽培を可能にするブルーベリー品種の育成研究~
摘要 ブルーベリーでは労力のかかる個別収穫が行われており、規模拡大や人件費削減 を妨げ、日持ち性低下を招く原因となっている。また、果実品質の優れるハイブッシュ(HB)品種は暑さや乾燥に弱く、東京などの...
品種特性に応じた局所的環境制御によるイチゴの多品種同室栽培法の確立
摘要 培地送風、加温等の局所環境制御技術を用い複数のイチゴ品種を同室同時に栽培する技術確立とともに、環境制御の結果が生育へどのように影響したかを測定する草勢判断のための簡易評価法を検討する。
「さぬきキウイっこ®」の新たな糖度評価法の開発 1) データ解析による専用検量線の作成
摘要 目的:「さぬきキウイっこ®」専用の検量線を作成し、その精度を生産現場で実証評価し迅速な糖度予測技術を確立する。 成果:新たに作成した「さぬきキウイっこ®」の1~5号共通の専用検量線は、いずれの品種...
島嶼を支える作物生産技術高度化事業 2)新黒糖評価法による原料特性評価 (1)黒糖の高品質化に向け、さとうきびの品種および収穫時期による原料品質の検討
摘要 早期、適期、晩期に収穫した3作型のサトウキビについて、蔗汁品質を調査する。さらに黒糖を試作して、上位4節の除去が、黒糖の品質に与える影響の程度を調査する。
バイテク技術等を利用した東京特産品種の育成 ~温暖地での省力・高品質栽培を可能にするブルーベリー品種の育成研究~
摘要 ブルーベリーでは労力のかかる個別収穫が行われており、規模拡大や人件費削減を妨げ、日持ち性低下を招く原因となっている。また、果実品質の優れるハイブッシュ(HB)品種は暑さや乾燥に弱く、東京などの温...
品種特性に応じた局所的環境制御によるイチゴの多品種同室栽培法の確立
摘要 目的:培地送風、加温等の局所環境制御技術を用い複数のイチゴ品種を同室同時に栽培する技術確立とともに、環境制御の結果が生育へどのように影響したかを測定する草勢判断のための簡易評価法を検討する。
2.共同研究事業 1)国産花きの国際競争力強化のための技術開発 ①ダリア切り花用品種の開発 ①ー1)日持ち性品種間差に関わる要因解析
摘要 [目的]良日持ち性系統の早期選抜法の検討 [方法]画像解析ソフトであるImageJを利用して、解剖学的構造と日持ち日数との相関を分析する。得られた結果から茎を用いた簡易評価法を開発する。 [結果]茎柔...
島嶼を支える作物生産技術高度化事業 2)新黒糖評価法による原料特性評価 (1)黒糖の高品質化に向け、さとうきびの品種および収穫時期による原料品質の検討
摘要 12月から経時的に収穫した春植えのサトウキビを部位別に搾汁し、Brixと純糖率、pHの挙動を部位別に調査する。前年度試験結果と同様に、12月と5月収穫のサトウキビでは1~4節の蔗汁は、純糖率が黒糖の固化...
摘要 育成中のイチゴ新品種は、市場出荷を意識し、日持ち性を重視している。そこで、果実物理性及びツヤ、損傷程度等の評価を行ったところ、弾性率及びツヤの消失程度、破断荷重差で日持ち性を評価できる可能性...
摘要 早生の極良食味品種及び極晩生の業務用良食味品種の育成を目指し、米飯品質評価法の確立を目指した。早生の極良食味品種では、理化学分析結果を主成分分析することで、ブランド米、千葉県産米、業務用米を...
寒地における飼料用トウモロコシの倒伏リスク低減技術の開発 ~早生品種耐倒伏性評価法の開発および栽植密度の評価
摘要 目的:トウモロコシの耐倒伏性評価法と台風等による倒伏被害リスクを低減する栽培技術を開発する。
新たな簡易米飯評価法を用いた実需ニーズに対応した業務用多収品種の開発 4.地域適応性評価と現地実証による普及支援
摘要 ○目的:水稲品種開発において、用途に応じた品種を迅速に提供するため、育成系統の広域適応性ち普及性を評価する。 ○内容:育成系統の地域適応性評価と現場実証(上育18系統、及び比較4品種) ○成果:<生育...
新たな簡易米飯評価法を用いた実需ニーズに対応した業務用多収品種の開発
摘要 目的:障害抵抗性に優れる弁当向け品種の開発を目指す。 成果:いもち病抵抗性に優れ「弁当向け」業務用途に適した「上育471号(えみまる)」を開発した。また、「えみまる」の簡易栽培マニュアルを作成し、...
新たな簡易米飯評価法を用いた実需ニーズに対応した業務用多収品種の開発
摘要 新たに開発した簡易米飯評価法を用いて、消費者が求める値頃感と美味しさを兼ね備えた、丼物と弁当用に適する業務用米多収品種を早期に開発する。
土壌の物理・化学性の簡易診断と有機物や生物機能の評価に基づく持続的土壌管理技術の開発
摘要 水稲の土壌可給態窒素簡易評価法に基づく収量予測式を設定し、簡易評価可給態窒素・収量・施肥量の3項目のデータから地域や品種等各地の状況に応じた窒素施用量調整の目安を導出する手順を開発し、適正窒素...
茶の需要拡大と生産力向上のための新品種、栽培加工技術、評価技術の開発
摘要 茶については、病害虫複合抵抗性の中生品種「かなえまる」(金谷33 号)を育成した。「MK5601」(枕系56-01)に特徴的に含まれている機能性成分に関する特許を1 件出願した。一番茶期は萌芽直前の霜害や凍害...
ニホンナシ、クリ及び核果類における生産性向上技術及び高付加価値化技術の開発
摘要 従来の極早生の主要モモ品種「ちよひめ」よりも9 日程度収穫期の早い極早生の白肉品種「ひめまるこ」(モモ筑波126 号)を育成した。ニホンナシの機械化樹形(V 字樹形)における労働時間について、総作業時...
摘要 ベトナムのメコンデルタでは、バイオガスダイジェスター(BD)、水田、家畜生産のそれぞれのGHG削減技術を連携し、資源の循環と有効利用により、農家の気候変動緩和策に対するインセンティブをさらに高める...
実需者等のニーズに応じた加工適性と広域適応性を持つ小麦品種の育成
摘要 コムギでは、現地栽培試験や実需者の評価等によりパン用2 品種、日本めん用1 品種で許諾契約を獲得したほか、実需者等の要望により北海道で1 品種が産地品種銘柄設定に申請された。DNAマーカーを利用して、...