3 戦略的な国際情勢の収集・分析・提供によるセンター機能の強化
摘要 情報を多角的に収集分析し、国内外に広く発信するとともに、戦略的なパートナーシップを構築して、研究開発や研究開発成果の社会実装に向けた取組を推進するため、以下の取組を行った。 開発途上地域の...
3-(1)海洋・生態系モニタリングとそれらの高度化及び水産生物の収集保存管理のための研究開発
摘要 ・緊急事態宣言の影響により令和2年4月のO-Line(黒潮域)の1航海が中止となった以外は、計画通りにA-Line(親潮-混合域)、O-Line、SI-Line(日本海)、CK-Line(東シナ海)で観測が実施された。 ・既...
(エ)太平洋クロマグロを中心としたかつお・まぐろ類の資源管理技術の開発
摘要 (エ)大西洋まぐろ類保存国際委員会、中西部太平洋まぐろ類委員会、全米熱帯まぐろ類委員会、みなみまぐろ保存委員会、北太平洋まぐろ類国際科学委員会等の活動に対応し、太平洋クロマグロ、大西洋クロマグ...
(エ)太平洋クロマグロを中心としたかつお・まぐろ類の資源管理技術の開発
摘要 太平洋クロマグロの資源評価使用していに統合モデルについて、どのようなサイズの魚を漁獲しているかを推定する方法として、モデ ルで推定して再度モデルに読み込ませて解析を行う方法が提唱されている。...
摘要 地域特性に応じたバイオマス利用技術の開発に関しては、a)地域特性に応じたバイオマス利用モデルについて、要素技術のシステム化と各々の実用化水準の評価を行った。b)バイオマスエネルギー利用と温室効果ガ...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 タイにおけるこれまでの飼養試験データ並びに飼料分析データを取り纏めて、タイ語で肉牛飼養標準試作版を作成した。タイ南部、北部並びにラオス南部の代表的な飼料資源の化学分析と栄養価を測定するとともに...
3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 北東アジア乾燥地帯での持続的農牧システム構築に向けての研究では、モンゴル国で放牧試験を開始し、モンゴル・中国の牧畜政策及び牧民の経営状況と草地利用実態等を調査分析する等、年次計画に沿って順調に...
5)熱帯・亜熱帯島嶼における持続的作物生産のための環境管理技術の開発
摘要 1) 水利用効率を高める灌水時刻は19時前後であった。この時刻帯での蒸散はほとんどないが、多くの作物で硝酸態窒素の吸収が高まる。キュウリの養液土耕栽培において、日中に水・夜間に培養液を供給すること...
サトウキビ等栽培環境における施肥窒素等の有効利用技術の開発と土砂・養分の動態解明
摘要 地中点滴潅水では、潅水位置と根の位置との違いにより、生育前期に不利で、生育後期に有利なことを解明した。マメ科カバークロップと不耕起との組合せで土壌浸食を95%軽減するとともに、節肥効果や降雨の表...
熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発
摘要 密閉箱を連結して土壌酸素濃度の勾配を作出する装置を作製し、サトウキビの光合成は土壌酸素の減少に従って低下することを明らかにした。トマトのドリップ灌水によって灌水時刻と生育との関係を解析し、収量...
摘要 ・東経138度線の観測を5、7、11、1月に実施し、黒潮海域の生態系の季節変動を解析し、植物プランプトンの分布の季節変動を明らかにした。・黒潮続流域の冬季調査を1~3月に実施し、混合層前線におけるクロロ...
摘要 沖縄支所の亜熱帯条件下で作物遺伝資源特性調査を実施した。稲遺伝資源200点の一次必須特性13項目、二次特性2項目を調査した。葉いもち圃場抵抗性検定とともに、200点の籾と玄米の画像データを収録した。サ...
摘要 東経138度線の北緯34度~30度間で緯度30分ごとに観測点を配置し、年4回、基礎生産、植物プランクトンの種査定等の低次生態系調査を実施する体制を敷き、観測を継続実施している。また、得られたデータをデ...
所蔵タイプ標本等のデータベース化及びインベントリーのためのフレームの構築
摘要 3種のヤガ科新害虫の九州以北における発生を確認し、かつては亜熱帯・熱帯に分布、または、九州以北では害虫とは認識されていなかった種と同定できた。地球温暖化に伴って亜熱帯等原産の昆虫が九州以北で害...
摘要 外国から導入した稲の200系統を亜熱帯条件下で栽培し、植物遺伝資源調査マニュアルに従って、一次及び二次特性(葉いもち病抵抗性、耐倒伏性)について調査をし、また種子の増殖を行った。国内外から導入...
摘要 漁場の持続的生産を確保するためのモデル開発を目的として、モデル海域の玄海灘海域、五島周辺海域および薩南海域で、それぞれカタクチイワシ、カタクチイワシ、マアジを鍵種とした年4回の調査を行い、水質...
日本周辺海域における一次生産および関連諸量の推定に関する研究(7)
摘要 本州南岸の黒潮域と鹿島灘沿岸域で季節毎に海中光、chl.a、基礎生産等の測定を行った。また質量分析計により11年度サンプルの分析を行い、基礎生産量を概算した。黒潮域における基礎生産量の水柱積算値は内...
被害発生過程におけるシカ等の生態・行動パターンの解明(729)
摘要 ニホンジカによる農林業被害発生機構を明らかにするための基礎調査として食性分析を行い,被害情報データベースを作成して民有林・国有林における被害動向を明らかにした。胃内容物中には,13科20種の葉,3科...
被害発生過程におけるシカ等の生態・行動パターンの解明(832)
摘要 被害情報データベースを作成するため民有林・国有林における被害動向を把握しその特徴を明らかにした。シカ被害調査のためのチェックシートを作成し,九州森林管理局,森林開発公団九州事務所,各県の林務課...
摘要 北太平洋中緯度海域において観測されている数年~数十年の時間スケールの長期変動は、まぐろ類、サンマ、さけ・ます類などの水産資源の資源量、分布、回遊経路にも多大な影響与えていると考えられる。これら...