免疫賦活化物質の給与による採卵鶏及びブロイラーの自然免疫機能の向上
摘要 1.背景・目的:鶏卵又は鶏肉を原因とする食中毒は、それぞれの生産農場における鶏のサルモネラ又はカンピロバクターなど危害因子への感染が発端であるとされている。しかし、採卵中の採卵鶏には抗菌性薬剤...
摘要 目的:本県においても竹林が利用されず、放置されているため、その繁殖特性から隣接する人工林や里山等に拡大し、地域の環境に悪影響を与えている。もし、竹林がバイオマス資源として有効に利用できれば、拡...
摘要 乳用牛の多発疾病として乳房炎が挙げられるが、本病については抗菌性物質の乱用による耐性菌の出現と日和見感染が大きな課題であり、畜産物の生産性向上と安全性の観点から早期の対策が必要である。これまで...
摘要 野菜畑では動物を用いた除草作業は、食害等が危惧されたことからこれまで実施されていなかったが、今回アスパラガスハウス畑に卵用讃岐コーチンを放飼して除草効果を検証したところ、アスパラガスの新芽に...
摘要 <目的>牛肉の食味性の決定要因といわれているアミノ酸、脂肪酸組成及び機能性物質と飼養管理技術との関係を解明し牛肉需要の拡大を図る。豚肉については、可能な限りの薬剤使用量の低減と機能性物質の付与...
摘要 目的:現在の長大飼料作物の収穫作業体系では限られた収穫期間中に、大量の収穫物を圃場から収納場所へ移動させなければならない。この為、収穫と運搬(収納を含む)作業が同時に行われるので複数のオペレー...
摘要 目的:SPF豚農場の清浄度を高水準に維持するために、農場への病原性微生物の侵入を的確 に防止あるいは早期発見する体制の確立・整備を行う。また、疾病の侵入が確認された 場合に、肉豚生産を中断するこ...
摘要 目的:平成11年度、カメムシ類の多発により斑点米被害が全国的に拡大し、岩手県でも斑点米の混入による米の落等が大きな問題になった。本県における主要な斑点米カメムシは、アカスジカスミカメである。本種...
摘要 本病に対する薬剤効果は不安定で、多くの土壌処理量から環境面で問題となる。一方、園地の中には土壌中の拮抗微生物の作用によると推察される本病の衰退現象が見られる。そこで、関与する有用微生物の発病抑...
摘要 目的:これまでの研究で検索された薬剤や自然環境への影響の少ない既存薬剤を組み合わせ、ホルマリンを使用しない消毒体系を確立する。また、各種薬剤の特徴を生かした新しい消毒法を検討する。 成果:数周...
森林生態系の保全に配慮した竹類の進入防止と有効利用に関する調査
摘要 目的:放置竹林がその繁殖特性から、既存森林を侵害し、林業経営や森林生態系の保全に悪影響を与えている。その対策として竹林拡大の実態調査とともに浸入防止法と有効な枯殺法の検討を行う。 計画:2~3地...
摘要 当年度の試験研究方法:カラマツ林の各林齢ごとの鳥類相を解明する。ガ類は夏期に採集したスギ植林地のサンプルを同定し、スギ林齢ごとのファウナの解明に取り組む。チョウ類はトランセクトカウントによりス...
水田系の害虫・天敵相の発生生態ならびに薬剤感受性調査(103)
摘要 近年多発して問題となっている斑点米カメムシ類について,その耕種的防除法の一つである除草の効果を調べ,除草によりカメムシの増殖が1/9程度に抑制されることを明らかにした。また,最重要種のアカヒゲホ...
摘要 2頭の雄ヤギ(5ヶ月齢)から下垂体を摘出して前葉部分のみを切り出し、コラゲナーゼ・ディスパーゼで細胞を分散した。その結果、8.25X106個のヤギ下垂体前葉(cAP)細胞が得られた。これを大量増殖させた後...
遺伝子導入培養細胞の核移植によるウシ個体再構築技術の開発(85)
摘要 ウシβ-カゼイン遺伝子のエクソン1の上流領域約1.7Kbsの領域を得た。また、ヒトcDNAライブラリより血清アルブミンのcDNAを得た。得られたヒトアルブミンcDNAを導入したCOS7培養細胞系を用いて発現された...
牛の放牧衛生対策に関する経済評価法及び地理情報システムの開発(159)
摘要 乳用育成放牧場のピロプラズマ病(ピロ病)等の発生実態及び衛生経費等を調査した。調査牧場は多くが改良草地で,放牧期間中に8回の衛生検査が行われ,その主目的はピロ病の予防治療対策であった。衛生経費...
摘要 ヌードマウス(BALB/c nu/nu)と通常のマウス(Balb/c)にネオスポラ原虫を感染させ、臨床症状と血清中のサイトカイ濃度を測定した。ヌードマウスでは、感染後28日以内に全頭死亡し、血清中のIFN γ、IL6が死亡...
摘要 本研究では核移植に供する遺伝子導入細胞を短期間で分離するための薬剤耐性マーカー遺伝子を選択する目的で、ヤギ胎子由来繊維芽細胞の各種選択薬剤(ネオマイシン、ハイグロマイシン、ゼオシン、ピューロマ...
摘要 海外病発生時に消毒は重要な防疫の役割を担う。そこで代表的な海外病ウイルスに対する代表的な消毒薬の消毒効果を検討した。使用したウイルスはエンベロープのない豚水胞病(SVDV)及びアフリカ馬疫ウイ...
摘要 近年は薬剤に対して抵抗性を持つ害虫が増加し、大量の農薬散布の結果、益虫までも駆除されてしまうケースが出てきている。一方、フェロモンは特定の種のみに活性を示すため、フェロモン利用による交信撹乱は...