摘要 根腐病に対するレタス品種の感受性検定を効率的に行うため、セルトレイに育てた幼苗に病原菌を潅注接種する方法を用いて検討した。接種後の管理法として、表面潅水より簡便な底面給水でも感受性検定が可能で...
レタス根腐病における抵抗性遺伝子の探索と病原菌との相互関係の解明
摘要 根腐病に対する抵抗性遺伝子の探索および病原菌との相互関係を解明するため、レタスの抵抗性素材を探索するとともに、病原菌の病原性を類別し分化現象を明らかにする。病原菌については、遺伝子解析等によっ...
摘要 タマネギ萎黄病およびレタス萎黄病ファイトプラズマの野生株およびマイルドな病徴を示す病徴変異株を用いてファイトプラズマの感染・発病機構の解析を行った。媒介昆虫であるヒメフタテンヨコバイを用いた伝...
レタス根腐病における抵抗性遺伝子の探索と病原菌との相互関係の解明(53)
摘要 クリスプヘッド型およびバターヘッド型のレタスから分離した根腐病菌の6菌株を用い、菌株間のDNAレベルの差異を調べた。全DNAをRAPD法によって解析したところ、多型が認められたので、菌株間で明確な違いを...
摘要 塩分を含む水を電気分解することによって得られる酸性電解水の散布頻度が高いと、レタスの生育は抑制され、レタスといちごの葉の障害の程度が大きくなった。レタスでは葉に斑点が出る障害が、いちごでは葉の...
耐病性遺伝子Defensinおよびタウマチンを導入したイネ組換え系統の環境に対する安全性評価(84)
摘要 実用的な組換えイネ系統の作出を目指し、キャベツ及びナシから単離したディフェンシン遺伝子とタウマチン遺伝子をイネ品種「どんとこい」に導入することによっていもち病抵抗性が確認されたイネ系統について...
摘要 露地栽培レタスでの大腸菌の動態を解明し、安全性の高い野菜生産技術の開発を目指す。非病原性大腸菌の突然変異によるリファンピシン、ナジジキシン酸複合耐性菌株のレタス葉表面での増殖量は、腸管出血性大...
摘要 夏秋レタスで急速に被害が拡大している根腐病について、発生生態および発病機構を解明し、品種抵抗性や病原菌の寄生性分化等を併せて検討して効果的な防除法を確立する。10年度は病原菌胞子の懸濁液を用い...
摘要 夏秋野菜における病害の発生実態を知るため、野菜茶試(盛岡)の露地圃場で自然発生する病害を調べた。ニンジンでは、苗立ち直後に苗立枯病、生育後期に根腐病が発生した。このほか、生育後期に黒葉枯病、軟...
摘要 9年度までにレタス萎黄病ファイトプラズマをシュンギクで継代し、野生株と異なる病徴を安定して示す株(LY2)を選抜した。このLY2について宿主範囲及び組織学的解析を行った結果、宿主範囲では、供試...
拮抗微生物活用によるイネもみ枯細菌病(苗腐敗症)の制御(147)
摘要 微生物農薬の安全性試験ガイドラインに従い、拮抗微生物CAB-02 株のイネ、トウモロコシ、タマネギ、レタス等14種類の農作物に対する病原性を調査した。陽性対照として各々の病原細菌を用いた。その...
摘要 タマネギ萎黄病株より見いだされた病徴変異株(OY-M)からさらに虫媒率等の変異株の作出を試みた。その結果供試した20個体のシュンギクのうち、虫媒率の低下あるいは喪失のみられるものが5個体出現し...
摘要 "近縁野生種のL.virosaの持つ病害抵抗性及び晩抽性遺伝子の育種利用のために、栽培レタスと近縁野生種のL.virosaとの交配により作出した植物体の雑種性の検討を行ったところ、アイソザイム...
摘要 昆虫由来の抗菌性ペプチド遺伝子をモデル植物であるタバコに導入して、植物病原細菌に対する抵抗性を獲得させるために、PR-1aプロモーターを用いて抗菌性ペプチドを誘導的に蓄積させることを試みた。P...
摘要 新しく見つかったルドベキアモザイクウイルス(RudMV)を純化し、抗血清を作製した。この抗血清を用い、ルドベキアと同じキク科の植物に感染し、かつ同じ粒子形態をしているカブモザイクウイルスおよび...
摘要 野菜・茶病害に対してより安全で有効な薬剤を探索し、その特性を知るために行った。トマトのリゾクトニア菌による苗立枯病に対するCG-182の0.5及び0.3%種子紛衣は、対照薬剤のキャプタン水和剤...
摘要 徳島県及び埼玉県下で栽培されているネギに萎縮、黄化、そう生などの症状を示す病害(徳島株、埼玉株)が発生したので、病原の検討を行った。病株を電顕観察したところ、いずれの株でも師部細胞内に大小多数...
摘要 野菜及び茶病害に対するより有効で安全な薬剤を探索し、その特性を知るために行った。トマト、キャベツ及びダイコンのリゾクトニア菌による立枯性病害に対するCG-182の0.5%及び0.3%の種子粉衣...
摘要 レタスうどんこ病の伝染環を明らかにするため、キク科野草など14種の植物に本病菌を接種した。発病が認められたのは、レタスの野生種と、レタスと同属のトゲチシャ(2生態型)のみで、他属のキク科野草(...
摘要 本病原菌の寄主範囲を7科14属について検討したところ、原宿主であるキク科のレタスのみに病原性が認められた。他の供試植物では発病しなかった。なお、本病はこれまで場内のみで発生が確認されていた病害...