条件不利地域の農業生産強化のための多様な農作物の育成と利用技術の開発
摘要 資源作物においては、生産性の高いサトウキビ品種の育成に向け、株出し栽培での多収性を重視した選抜を進め、また、DNA マーカー選抜により黒穂病抵抗性を強化した系統を得た。風折耐性評価は、新型コロナウ...
条件不利地域の農業生産強化のための多様な農作物の育成と利用技術の開発
摘要 サトウキビでは、株出し多収品種の育成向け選抜を進めたほか、国内野生種「西表8」由来の黒穂病抵抗性に関するDNA マーカーを開発した。テンサイでは、直播栽培での生産力を評価し、収量が6t/10a を超える3...
摘要 目的、 「中小企業振興条例」の施行をふまえ、県内食品産業の振興に資する加工製造技術開発および、それをふまえた製品開発を行い、その成果を食品産業事業者等に普及し、事業者の商品開発の積極的な支援を...
大豆及び畑作物の有用遺伝子の同定とDNAマーカーの開発;高付加価値ソバの品種開発を加速する自殖性選抜マーカーの開発
摘要 中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインでは、岩手県沿岸地域における、ソバ、水稲、ダイズ収穫作業への適応を確認し、水稲及びソバのほ場作業量を測定することができた。作業機の付け替...
摘要 (1)「九州7号」の環境適応性解明 1) 「九州7号」の栽培特性の年次変異解析 九州7号の穂発芽は、九州の春まきに適する既存品種に比べて少なかった。また、成熟期は春のいぶきより早く、階上早生より...
摘要 機能性成分の分析法の標準化に関しては、a)平成23年度に作成したタマネギ中のケルセチン分析法について、標準作業手順書に基づく室間共同試験を実施して分析法の妥当性の確認を行った。妥当性が確認されたケ...
暖地畑における下層土までの肥沃度評価と水・有機性資源活用による土壌管理技術の開発
摘要 暖地畑作地帯における下層土まで適用できる蓄積養分評価法については、 九州の代表的な農耕地土壌の基準点調査圃場から採取した作土及び下層土に投入したカリウムイオンの溶脱性をカラム透水試験で調査し、...
摘要 地域特性に応じたバイオマス利用技術の開発に関しては、a)地域特性に応じたバイオマス利用モデルについて、要素技術のシステム化と各々の実用化水準の評価を行った。b)バイオマスエネルギー利用と温室効果ガ...
(1)外来生物及び遺伝子組換え生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発
摘要 外来生物の被害実態、原産地域の特定・侵入確率及びリスク評価については以下の具体的成果が得られた。その結果、中期計画の外来生物による被害の実態把握や定着・拡散及び被害予測、外来生物が農業生態系に...
摘要 i)100品種のそば粉を分析した結果、最も多い脂肪酸はオレイン酸(平均36.7%)、リノール酸(平均36.1 %)であり、次いでパルミチン酸(平均16.0%)であった。また、オレイン酸とリノール酸含量とは負の相...
農林登録サツマイモ品種のDNAマーカーによるデータベース化とサツマイモネコブセンチュウレース抵抗性遺伝様式の解析
摘要 i)11種の遺伝子から設計したプライマーによるPCR増幅産物を8種の制限酵素で処理した後の多型を解析して農林番号サツマイモ品種の識別が可能なことを明らかにし、データベース化への目途を付けた。ii)サツマ...
各種新形質米等の加工適性の解明及び製造条件と製品品質との関係解明
摘要 全国で流通している主要な米品種試料について、官能検査及び物理化学的特性評価を行い、外観、味、におい、物性という多面的な測定値を説明変数として食味推定式を作成した。DNA食味推定式も作成した。少量...
摘要 全農の生産履歴記帳のデータがSEICAに転送できる連携システムを開発した。レシピ・データベースを構築し、Web上でレシピを入力でき、ホームページでの閲覧、店頭端末にも配信できるシステムを構築し、実際に...
各種新形質米等の加工適性の解明及び製造条件と製品品質との関係解明
摘要 玄米、発芽玄米等の貯蔵時における過酸化物価上昇抑制には、光遮断、脱酸素、低温の順に効果があった。全国のイネ育成研究室から分譲を受けた平成15年度産の有望品種・系統86点についての成分分析と特性...
地球温暖化に適応する高温下・高品質作物の作出のための基礎的研究(214)
摘要 農産物の品質は栽培期間の環境による影響が大きく、とくに暖地では気温の影響が大きいと考えられる。そこで、そばについて播種時期をかえて気象環境と品質との関係を調査した。そば粉の色についてみると、明...