摘要 マングローブ域における生物生産の解明の一環として、マングローブ一次分解者として比較的よく観察されるミナミアシハラガニ及びキバウミニナの分布密度及び摂餌生態を調査した。石垣島吹通川におけるマング...
リーフ内の植物群落からの流出物がリーフ外の生産力に与える影響の解明(76)
摘要 沿岸域からの流出物が沖合の生産力に及ぼす影響を把握するために,石垣島周辺での海草の生育および流出状況調査と,浦底湾の海草藻場からの流出物定量採集実験を行った。その結果,荒天時に多量の海草が流出...
摘要 ガイマイツヅリガは熱帯から亜熱帯地域で大きな問題となる貯穀害虫であるが、わが国でも沖縄に侵入し、問題となり始めた。こうした状況をふまえて、本種の貯穀害虫としての性質について検討を行った。その結...
植物細胞培養系による不良環境適応性関連物質の探索のための基礎的研究
摘要 好酸性土壌の亜熱帯牧草ルジグラスの培養細胞は、酸性土壌に耐性がないオオムギの培養細胞を酸性耐性に変える未知物質を培養液中に滲出する。また、ルジグラス以外の酸性土壌耐性のソバやカンショの細胞培養...
亜熱帯気候を利用した世代促進による効率的遺伝変異固定技術の確立(172)
摘要 低コスト・高付加価値稲品種の育成を目的として、各育成地では直播栽培適性や耐病虫害性を備えた内外の育種素材が母本として利用されている。日本品種と外国品種との交雑後代では一般に固定に長期間を要する...
摘要 熱帯・亜熱帯では高温と乾燥が作物生産を大きく阻害する。そこで、地温と土壌水分改善のため、凹状にした地表面の底で作物栽培する方法の効果を検討した。沖縄で夏に深さ1mと0.5mの南北と東西向きのトレンチ...
摘要 ガイマイツヅリガは東南アジアなど熱帯から亜熱帯地域で大きな問題となる貯穀害虫である。我が国でも沖縄本島の精米工場などで問題となっており、沖縄以外での害虫化の可能性を検討するため、本種の生理・生...
亜熱帯地域における野菜・花き導入のための栽培環境改善技術の確立(110)
摘要 沖縄県各地の土壌試料を用いて、混和する堆肥量と乾燥時の土壌硬化の関係を一軸圧縮試験により調べた結果、堆肥混和による土壌硬化増大はごく限られた土壌種と混和量とで生じた。また、機械踏圧後の国頭マー...
亜熱帯気候を利用した世代促進による効率的遺伝変異固定技術の確立(174)
摘要 低コスト・高付加価値稲品種の育成を目的として、各育成地では直播栽培適性や耐病虫害性を備えた内外の育種素材が母本として利用されている。日本品種と外国品種との交雑後代では一般に固定に長期間を要する...
摘要 カリマンタンのムラワルマン大学演習林ブキット・スハルトにおいて発生しているきのこの調査を行い、合計96点の乾燥標本と9菌株の分離菌株を得た。この調査区は、1997年の山火事の被害がひどく、菌根性きの...
東南アジアにおける担子菌類の分類および遺伝的多様性の研究(843)
摘要 カリマンタンのムラワルマン大学演習林ブキット・スハルトにおいて発生しているきのこの調査を行い、合計96点の乾燥標本と9菌株の分離菌株を得た。この調査区は、1997年の山火事の被害がひどく、菌根性きの...
摘要 熊本県熊本市、菊池渓谷、宮崎県えびの高原、長崎県高来町、鹿児島県奄美大島、群馬県片品村、新潟県新津市などから、野生きのこ類を採集し、170点の乾燥標本、90点の培養菌株を得た。奄美大島で、不整...
摘要 九州および周辺地域から暖地性野生きのこを収集し,分類学的検討を加えた。九州各地域および国内、海外で野生きのこの調査を行い、千点の乾燥標本と、200点の菌株を収集した。奄美大島で採集したナラタケ...
摘要 10年度は石垣島吹通川におけるマングローブの年間落葉量を推定し、1400g/■の値を得た。また、マングローブ一次分解者として比較的よく観察されるミナミアシハラガニ及びキバウミニナの分布密度を定...
摘要 八丈島公有林および沖縄営林署西表国有林、千頭営林所管内国有林において暖帯産・亜熱帯産広葉樹材の木材標本を採集した。約200個体の光顕プレパラートを作製し、走査電子顕微鏡および光学顕微鏡観察で木...
亜熱帯気候を利用した世代促進による効率的遺伝変異固定技術の確立
摘要 低コスト・高付加価値稲品種の育成を目的として、各育成地では直播栽培適性や耐病虫害性をそなえた内外の育種素材が母本として利用されている。日本品種と外国品種との交雑後代では一般に固定に長期間を要す...
摘要 農業生物資源研究所保有の水陸稲の特性調査および増殖を行う。10年度は熱帯・亜熱帯の在来種や日本在来種等の稲遺伝資源180点を用いて、出穂期・稈長・穂数等の一次特性13項目について特性調査および...
亜熱帯地域における野菜・花き導入のための栽培環境改善技術の確立(126)
摘要 亜熱帯地域における高収益で集約的な野菜及び花きを導入した複合技術体系の確立に向けて、野菜及び花きの持続的安定生産のための栽培環境改善技術の確立を目的としている。10年度は、島尻マージ土壌の有機...
摘要 鹿北試験地での洪水流出特性を、流域の湿潤度に応じて比較した。流域が乾燥した状態では、谷底緩斜面部の面積に相当する範囲(流域の約4.5%)までが洪水流出発生域であると推察され、この値は実測値とほ...
摘要 チチタケ属(Lactarius)22種のDNAを乾燥標本から抽出した。そのうち14種についてミトコンドリア・小サブユニット・リボソームRNA遺伝子をPCR法により増幅し、塩基配列の一部を決定し...