砂質土壌におけるハウスショウガの窒素施肥量の低減 高知農技セ
要約 砂質土壌のハウスショウガに基肥として肥効調節型肥料を施用することにより、窒素施用量を50~70%に低減しても慣行施肥と同等の収量が得られる。また、追肥が不要となり施肥労力の軽減が図れる。 背景・ね...
要約 カンキツ新品種「はるみ」は無加温ハウス栽培により、低温による果皮障害が回避されて、食味・外観とも優れた高品質果実生産が可能であり、施設栽培に適した有望品種の一つと考えられる。 背景・ねらい 「...
要約 欧州より導入したナスの果実が正常に肥大する単為結果性には、不完全優性の1遺伝子が関与する。国内品種にみられる「石ナス果」は、導入品種で発生がなく、着果促進に働く遺伝的特性と判断される。両タイプ...
細胞膜の温度安定性検定によるホウレンソウの耐暑性評価(研究)
要約 ホウレンソウの葉から採取したディスクサンプルを高温処理して細胞膜の温度安定性を検定することにより、耐暑性を安定的に評価することが可能である。 キーワード ホウレンソウ、ディスクサンプル、細胞膜の...
要約 軟弱野菜類を加害するハモグリバエ類の種類は4種で、ハモグリバエ類の寄生蜂6種を確認した。その季節的変化は春期にはナモグリバエ、夏~秋期にはマメハモグリバエの寄生が多い。 背景・ねらい 兵庫県...
要約 水なすの葉柄汁液分析結果に基づき、葉柄汁液中硝酸イオンを低濃度(平均548ppm)に維持した場合には減収となるが、高濃度(平均6539ppm)と中濃度(平均2270ppm)との間には品質・収量の差は認められない。...
要約 高温対策として遮光栽培するミニトマトにおいては、50%遮光中の葉温は気温より低く、盛夏時においても寄生蜂を利用したコナジラミ類、マメハモグリバエの防除が可能である。宮崎県総合農業試験場・環境部・...
要約 ネコブセンチュウ抵抗性トマトに強い病原性を示すネコブセンチュウの抵抗性打破系統は、施設栽培の抵抗性トマト連作地帯でのみ検出される。その出現には高温条件下の抵抗性トマトの連作が関与する。 背景・...
要約 本病汚染土壌にフスマまたは米糠を1t/10a混和し、100~150㎜の潅水と土壌表面被覆・ハウス密閉により、ほ場容水量以上の水分と平均30℃以上の地温を維持する。これにより土壌の酸化還元電位が低下し、20日間...
背景・ねらい きのこ栽培は農山村の重要な収入源で、平成9年度には年産2,656億円と、林業粗収益の約4割を占めており、その安定化を図ることは重要な課題である。近年、ナメコの空調施設栽培等で、子実体(きのこ...
要約 施設栽培シュンギクに対して、被覆燐硝安加里または被覆尿素配合による3作1回施肥(秋作、冬作、春作)を行うと、有機入り配合肥料を毎作施用した場合(農家慣行施肥)に比べて、塩類集積が軽減され収量が高...
要約 日本なしの4品種について施設栽培への適応性を「幸水」と比較した結果、早熟性の面で「喜水」及び「筑水」が、花芽の着生の面で「ゴールド二十世紀」が特長を有する品種として選択された。 背景・ねらい な...
要約 水気耕栽培は、ブドウの施設栽培における根圏管理を容易に行うことができる。土壌改良、施肥及びかん水等の管理を省力化できるとともに、土壌病害も回避できる省力栽培技術である。 背景・ねらい 島根ブド...
要約 農家グループ直売所の魅力は、農家同士や消費者との交流、高齢者や女性の参加可能なこと等にある。しかし、直売所では品揃えの不足や役員への負担等が問題点となっており、施設栽培や加工の導入、役割分担等...
シンテッポウユリ×スカシユリの切り花用新品種「若狭育成2号」
要約 小球根開花性の品種育成を目標に、1991年に交配を実施し、胚培養によって「若狭育成2号」を育成した。この品種はシンテッポウユリとスカシユリの種間雑種で、球根養成1年で開花し、年内定植の普通栽培によ...
施設軟弱野菜栽培における有機(ぼかし)肥料の連用が土壌、野菜の収量に及ぼす影響
要約 ホウレンソウ等施設軟弱野菜栽培では、ぼかし肥料の連用で10作程度までの収量は化学肥料連用に優るが、その後劣ることもある。ぼかし肥料の効果は春夏期に高く冬期に低い。ぼかし肥料の連用により土壌の生物...
2種の天敵の同時放飼によるイチゴ・ナスのワタアブラムシの防除効果
要約 施設栽培イチゴおよび半促成栽培ナスのワタアブラムシに対してアブラバチとショクガ タマバエを放飼するとイチゴでは放飼2週間後から60日間、ナスでは放飼1週間後から35日 間ワタアブラムシを低密度に抑制...
ナミテントウ幼虫の放飼比率とハウス栽培ナスのアブラムシ類の防除効果
要約 ハウス栽培ナスに発生するワタアブラムシ、モモアカアブラムシに、捕食性天敵のナミテントウ2齢幼虫を400:1比率で放飼すれば、1週間以内にアブラムシを絶滅させることができる。 背景・ねらい 施設栽...
要約 理論的な発育速度モデルを応用し、温度と日本なし「幸水」の生態変化の関係を解明し、高精度の開花期、成熟期予測を可能にした。その結果、施設栽培において、作型のシミュレーションができるようになった。...
要約 発光ダイオード(LED)による590nmの黄色光はオオタバコガに対して交尾阻 害効果がある。この効果は光源の明るさによって変動する。 背景・ねらい トマトやキク等の施設栽培において黄色蛍光灯を夜間点灯す...