要約 窒素肥効が期待される C/N比の低い有機質資材について、養分含有率、硝化率、タネバエ発生の有無、作物への肥効等を調査した。乾物中の窒素が 3.5%以上の資材は、化学肥料と同等の肥効が期待出来る。有機質...
要約 ネギの苗移植時に、栽培期間中に必要とされる肥料の全量を肥効調節型肥料を用い基肥として定植溝に施用する(全量基肥局所施肥)ことにより、慣行対比20%程度の減肥で高い商品収量が得られる。また、本施肥法...
要約 ネギコガ第2世代幼虫防除適期は、性フェロモントラップによる成虫誘殺の上昇期として設定できる。 背景・ねらい にんにくにおけるネギコガ幼虫の茎葉部食害は第2世代幼虫による場合が大きい。
この時期の...
要約 自作農的家族経営の農地、労働力等の生産要素保有状況と経営目標を農(土)地純収益に組み込んだ複合所得概念を構築し、主に関東地域で栽培、飼養されている142作目・類型の複合所得と農地価格利回りを求...
要約 家計調査個票データを使用した分析から、野菜の消費形態を高齢高消費型と若齢・中年高消費型に分類した。また、10年間の間隔をおいた消費傾向の違いを検討した結果、若齢から高齢層にわたる広範な年齢階層...
要約 カーネーションを加害するアザミウマ類はネギアザミウマが主で、蕾が5mm以上になると寄生が始まる。防除は出蕾日から粒剤と散布剤を組み合わせた体系で行うとともに、発生密度の低下のため周辺の環境整備も...
要約 リーキの無加温育苗は最低気温0度C以上に温度管理する。2~3月まきの地床育苗、セル成型育苗とも65日程度育苗する。栽植株数はa当たり740株程度とする。 背景・ねらい リーキは西洋ネギ、ポロネギとも呼ばれ...
要約 ねぎ移植作業の機械化のため、連続ペーパーポット(チェンポット)を利用し、苗を自動供給するとともに、畦立と移植を同時に行う畦立・移植同時作業高能率ねぎ移植機を開発した。 背景・ねらい 現在、ねぎの移...
要約 ネギのハウス春どり栽培は、前年6~7月に露地播種、9月中~下旬ハウス定植により、早春の3~4月に200~300kg/aの良品生産が可能である。品種は3月どりでは多収で品質の良い「明彦」、4月どりでは抽だいが極...
要約 白血病細胞分化誘導作用を示す食品はがん予防に寄与する可能性があると考えられる。本研究ではホウレンソウやナス等の野菜類の水溶性高分子画分がU-937白血病細胞の分化を誘導することを明らかにした。ま...
要約 家計調査個票データを使用した分析から、野菜の消費形態を高齢高消費型と若齢・中年高消費型に分類した。また、10年間の間隔をおいた消費傾向の違いを検討した結果、若齢から高齢層にわたる広範な年齢階層...
要約 セル苗生産において少量の床土(培養土)に寒冷紗を敷き、その上に培養土を詰めたセルトレイを載せる床土増量方式を開発した。この方式は葉菜類の初期生育を増進させることができる。 背景・ねらい 近年...
パイプハウスと遮光フィルムを利用した直播ネギの6〜7月収穫技術
要約 パイプハウスに12月中旬にネギを直播し、収穫予定の30~40日前に遮光フィルムを用いて軟白することにより、6~7月に収穫が可能となる。品種は「金長3号」、「元蔵」等が適し、株間5cmの栽植密度では6月下旬...
要約 リーキの春まき栽培において、定植後から30日程度の不織布じかがけを行うことにより、初期生育が促進され、増収する。また、ネギコガの被害回避が可能になる。 背景・ねらい ニューソフト野菜として消費が伸...
要約 農業試験場において、転換畑でのハウスおよび露地畑を年2回利用する野菜の新作型体系を確立したのに合わせ、新技術体系の経済性を試算し、これを導入する経営計画を行い、期待される所得を明らかにした。 背...
要約 ネギの育苗にペーパーポットを使用することで、収穫期および播種期の幅が広がる。また、定植作業時間も短縮され、省力化が図られる。 背景・ねらい ネギ栽培は、育苗期間が長く除草の作業等、苗床管理が容易...
要約 雨除けパイプハウスにおける葉ネギの高品質安定多収のための播種適期は、4月下旬~7月中旬で、品種は「さとの香」が収量性、糖度、柔らかさ、葉色が優れ、適する。 背景・ねらい 秋田県のネギの生産は約7割...
要約 年二作どり体系のなかで、秋冬ニンジンは10月上旬からの不織布べたがけにより根肥大の促進と品質向上が図られ、播種期が慣行より2週間遅い8月上旬でも年内の安定生産が可能となり、前作の作期幅が拡大する。...
要約 地域転作推進のため転作作業と経営を実地に担当する地域転作担い手組織が必要であるが、大豆・麦を中心とした転作組合では経営が不安定な場合が多いため、稲作と複合部門を加え、水田全体を活動対象とした水...
要約 キクを加害するアザミウマ類は葉ではダイズウスイロアザミウマ、ネギアザミウマ、クロゲハナアザミウマの3種が主で、蕾に入り込むのも同種であり、ヒラズハナアザミウマとハナアザミウマは開花初期から寄生...