マメアブラムシによるレンゲ萎縮ウイルスの媒介条件とウイルス感染に抵抗性を示すダイズ品種
要約 マメアブラムシがレンゲ萎縮ウイルス(MDV)を媒介するためには、15℃で3. 4日以上の獲得吸汁を要する。スズカリなど一部のダイズ品種は、マメアブラムシを使ってウイルスを接種しても感染が起こらず、抵抗性...
要約 25歳から44歳の主婦をターゲットとした複数の商品コンセプトについてアンケート調査を行ったところ、粉末茶関係のコンセプトの使用意向が高く、新商品開発の候補と言える。しかし、初回購入を発生させるため...
中南部九州では耕地近隣の林野にもネコブセンチュウ類が広く分布する
要約 熊本県、宮崎県および鹿児島県の耕地近隣の林野にはネコブセンチュウ類が広く分布し、しかも北方系のキタネコブセンチュウが優先的に分布している(検出頻度81.5%)。耕地の優占種であるサツマイモネコブセ...
要約 森林・林業に関わる地域特性の因果関係を調べるため既存統計資料による計量的分析を行い、森林施業の実施水準が地域の林業依存度と過疎度および森林資源の成熟度のそれぞれと関連することを明らかにした。 ...
背景・ねらい ある特定の地域に適応し、利用されている土着野菜(indigenous
vegetable)は種類が極めて多く、それらの形態的・生態的特性に基づく栽培法や増殖技術、また栄養成分および利用法については、十...
Tomato yellow leaf curl virus自然感染が確認された植物
要約 TYLCVは、ウシハコベとエノキグサの他に、ハコベ、タカサブロウ、ノゲシ、ノボロギク、センナリホウズキおよびホソバツルノゲイトウに自然感染する。また、ノゲシの他に、ベニバナボロギクとシソ科2種に虫媒...
要約 単色光源である発光ダイオードを、電照栽培用の光源として光中断を行うと、橙および赤色光によって、短日植物では花成が抑制され、長日植物では花成が促進される。中間性植物の花成では、光源波長域による差...
食餌脂肪酸・タンパク質によるエネルギー代謝組織の遺伝子発現制御
要約 定量的RT-PCR法を用いてmRNAを定量する方法を開発した。食餌として摂取する共役リノール酸やタンパク質の種類がエネルギー代謝組織の脂肪酸・糖質代謝に影響を及ぼし、遺伝子発現レベルで変化させることを示...
土壌への有機物供給能力からみた農牧輪換システムへの導入優良イネ草種
要約 土壌への有機物の供給能力という観点からブラジルサバンナのオキシソル(暗赤色ラトソル土壌)地帯におけるイネ科牧草5種のバイオマスを比較したところ地下部バイオマスはBrachiaria brizanthaが最も多く、...
要約 シロイチモジヨトウ用の交信攪乱剤(ビートアーミルア剤)は、サトイモのハスモンヨトウに対しても有効である。 背景・ねらい 野菜類では複数の害虫が問題になるが、交信攪乱剤の多くは、単一のターゲットだ...
要約 シソ斑点病の最も重要な第一次伝染源は土壌に混入した被害残渣であり、二次伝染源は主として罹病落葉上に形成される分生子である。土壌全面マルチは土壌表面からの分生子の飛散を妨げ、発病抑制効果がある。...
野菜・ハーブのヒアルロニダーゼ阻害活性の評価及びレモンバームにおける阻害物質
要約 〔要約〕種々の野菜、ハーブのヒアルロニダーゼ(アレルギーに関与する酵素)阻害活性を評価した。また、強い阻害活性を示したレモンバームから阻害物質としてロズマリン酸を単離・同定した。 キーワード ヒア...
ジャガイモそうか病の発病におよぼす有機物施用および耕土処理の影響
要約 有機物資材や土壌酸度調整資材の施用、軽石流堆積物客土や天地返し等の耕土処理がそうか病の発病におよぼす影響は土壌pHよりも交換酸度(y1)の変化でより良く説明できる。y1の変化をもたらさなかったり、低...
要約 ばれいしょ「北海83号」は、強度のそうか病抵抗性を示し、そうか病発生地帯でも栽培可能な生食用ばれいしょである。いもは楕円体でラセット皮を有し、粒揃いが良い。目が浅く、変色が少ないので一次加工に適...
野菜類の抗酸化活性の評価およびモロヘイヤにおける活性成分の同定(研究)
要約 種々の野菜の抗酸化活性を評価した。また、高い抗酸化活性を示したモロヘイヤから5種のフェノール性抗酸化成分を単離・同定した。 キーワード 野菜、抗酸化活性、モロヘイヤ、フェノール性抗酸化成分野菜・...
黄色蛍光灯とフェロモン剤を用いた施設葉ジソ(オオバ)の鱗翅目害虫の防除 高知農技セ
要約 黄色蛍光灯とハスモンヨトウ交信攪乱用フェロモン剤とを併用処理することで、施設葉ジソに発生するハスモンヨトウのみならず、ベニフキノメイガ、コクロヒメハマキの一種の発生をも同時に抑制できる。高知県...
要約 シソ斑点病菌は、病原菌の種子表面付着または内部寄生により高率に種子伝染する。種子伝染の主体は種子表面に付着した分生子である。保菌種子に対しては、摂氏70度、48時間の乾熱処理が有効である。大分県農...
ペクチンが小腸の形態及び小腸吸収細胞の超微細構造に及ぼす影響
要約 ペクチンはセルロースに比べ、マウスの回腸繊毛高を増加させ、空腸吸収細胞の細胞間隙腔を拡大し、回腸吸収細胞のぺルオキシソームを増加させる傾向が認められた。食品の摂取による組織の形態や細胞の超微細...
暖地二期作向けのジャガイモシストセンチュウ抵抗性ばれいしょ新品種候補系統「西海26号」
要約 ばれいしょ「西海26号」は、早生で早期肥大性に優れ、いもの外観・食味が優れる暖地二期作向けの食用系統である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、そうか病や葉巻病・Yモザイク病などのウイルス病...
キクとガーベラに発生したトマト黄化えそウイルス(TSWV)の野草での感染状況
要約 キク栽培地帯周辺の主要野草であるコセンダングサとギシギシからTSWVが検出された。これらの野草はTSWVの主要な野外宿主である。 背景・ねらい TSWVはミカンキイロアザミウマ等のアザミウマ類により永続伝搬...