要約 水稲「東北157号」は東北中南部では中生の早に属する粳種で,耐冷性が極強,いもち病抵抗性が強の良食味,多収系統である。平成9年から福島県で奨励品種水稲に採用され,「初星」の一部に代え普及する予定である...
中山間地帯における水稲湛水直播栽培の産業用無人ヘリコプタを用いた栽培体系
要約 中山間地の大規模農家、営農集団の稲作経営規模拡大を支援するため、播種から病害虫防除までを産業用無人ヘリコプタで実施する直播栽培体系を組み立てた。 背景・ねらい 中山間地帯では水田の区画やまとまり...
要約 水稲「東北157号」は東北中南部では中正の早に属する粳種で、耐冷性が極強、いもち病抵抗性が強の良食味、多収系統である。平成9年から福島県で奨励品種に採用され、「初星」の一部に代え普及する予定である...
福島県における耐冷,耐病,良食味水稲新品種候補「東北157号」の採用
要約 「東北157号」は「ひとめぼれ」以上の耐冷性と「チヨニシキ」並の耐病性を持った良食味系統である。福島県の標高450m以上の中山間稲作地帯の「初星」を対象に奨励品種に採用する。 背景・ねらい 福島県にお...
要約 水稲「山形54号」は、葯培養で育成した早生の晩の良食味系統である。耐冷性が極強、品質が極良質で安定していることから中山間部の主要品種、平坦部の作期拡大用品種として山形県の優良品種に採用された。 ...
肥効調節型肥料の播種溝条施による冬季代かき直播水稲栽培の安定化
要約 冬季代かき田を利用した水稲の不耕起乾田直播栽培(以後、冬季代かき直播)に、肥効調節型肥料の播種溝条施による全量基肥施肥を適用すると、発芽障害がなく斉一な生育が確保され、作業の省力化に加えて、生...
水稲の穂ばらみ期冷害に対するアブシジン酸(ABA)茎葉散布による冷害軽減効果
要約 水稲の幼穂形成期に、天然型アブシジン酸(ABA)100~200ppm水溶液を、茎葉に散布した結果、障害型冷害が軽減され、稔実歩合が高くなった。 成果の内容・特徴
水稲の穂ばらみ期冷害に対するアブシジン酸(ABA)茎葉散布による冷害軽減効果
要約 水稲の幼穂形成期に、天然型アブシジン酸(ABA)100~200ppm水溶液を、茎葉に散布した結果、障害型冷害が軽減され、稔実歩合が高くなった。 背景・ねらい 水稲の冷害軽減の試みの一貫として、耐冷性の強い品種...
寒地の乾田播種早期湛水直播水稲の収量安定のための窒素施肥技術
要約 寒地の乾田粉衣土中条播鎮圧早期湛水直播(乾田直播)では、早生品種を早期播種した上で、速効性肥料の側条施肥 6~8kgN/10aと肥効調節型肥料(被覆尿素40日タイプ)2kgN/10aを使用すると生育量が早期に確保...
中山間地における集落を基盤とした生産組織による農地保全の仕組み
要約 中山間地において、集落を基盤とした生産組織を形成し集落内の農地利用力を補完することにより、不在地主や高齢者等の農地を集積し、農地の保全・利用を図ることが可能である。このような農地保全主体の存立...
寒地の乾田播種早期湛水直播水稲の収量安定のための窒素施肥技術
要約 寒地の水稲乾田播種早期湛水直播(乾田直播)では、早生品種を早期播種した上で、速効性肥料の側条施肥 6~8kgN/10aと肥効調節型肥料(被覆尿素40日タイプ)2kgN/10aを使用すると生育量が早期に確保され、安...
用土客入を伴う黒泥土の基盤整備田における直播栽培様式が均平度の経年変化に及ぼす影響
要約 傾斜約 1/100の河岸段丘面を表土処理と用土客入により大区画化した水田では客土の厚さによって均平ムラが生じる。乾直圃場は基盤整備後4年目でもこの傾向が強くみられ、水稲の生育が不安定となる。一方、湛...
要約 水稲「南海127号」は、西海186号/南海102号の組合せから育成された粳系統で、晩生、極良食味、強稈、やや大粒、多収の特徴がある。このため晩生「ユメヒカリ」等の品種に替わって、長崎、宮崎、鹿児島で普及...
要約 水稲「上育418号」は北海道で中生の早に属し、良食味で耐冷性を具備した粳種である。本系統を「きらら397」の一部と「ゆきひかり」の一部に替えて作付けすることにより、寒地における産米の食味向上とより一...
中山間地における集落を基盤とした生産組織による農地保全の仕組み
要約 中山間地において、集落を基盤とした生産組織を形成し集落内の農地利用力を補完することにより、不在地主や高齢者等の農地を集積し、農地の保全・利用を図ることが可能である。このような農地保全主体の存立...
要約 中山間地域で戦略的に農業を展開するための土地利用区分手法として、農業センサスと地形図、土壌図などの図面に基づく、自然条件及び経営・経済条件に関する少数の指標を用いて、農業集落単位で農業生産から...
良食味強稈多収水稲新品種「玉系95号」の育成と奨励品種採用(予定)
要約 良食味・良質、縞葉枯病抵抗性、耐倒伏性極強、中晩生で多収の水稲新品種「玉系95号」を育成した。中山間・山添地域を除く県下全域に適する。埼玉県のブランド米向けとして奨励品種に採用する。 背景・ねら...
要約 水稲の表層代かき同時移植栽培では、ほ場の耕起時期が早いと移植時の雑草が多くなったり土壌が硬くなり、移植精度が低下するので、3月中旬以降に耕起する。また、地力窒素発現量が少ないので、コシヒカリ栽...
良食味水稲新品種「玉系91号(彩の光)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 麦あと栽培に適し、良食味・良質で対倒伏性強、縞葉枯病抵抗性で、脱粒性を有し普通型コンバイン収穫容易な中晩生の水稲新品種「玉系91号(彩の光)」を育成した。普通型・汎用型コンバイン収穫向けとして準奨...
要約 仮比重 0.7以下の軽い多湿黒ボク土は代かき後の土壌の沈降が遅く、落ち着きが悪いため、酸アミド系除草剤を移植後の早い時期に処理した場合、除草剤が水稲の茎葉基部あるいは根に接触しやすく、薬害が発生し...