要約 コンブの機械乾燥では多量の燃油を消費している。乾燥機、排気ファン、天井扇等で構成される乾燥施設運用面から効率化方策を調査研究した。省エネルギー化のためには、蒸発した水分は排出し無駄に熱を排出さ...
飼料用米のための循環式乾燥機を利用した高温熱風による効率的乾燥手法
要約 循環式乾燥機で使用する熱風の温度を乾燥速度による制御を行わず、通常よりも高温とすることで、能率向上や乾燥コスト低減に顕著な効果がある。本手法は、食味を問わない飼料用米などの乾燥コストが標準乾燥...
車速連動ブロードキャスタの播種作業への適用による水稲乾田直播栽培の省力化
要約 車速連動ブロードキャスタを水稲乾田直播栽培での播種作業に適用できる。適正な作業幅は約8mであり、一般的なグレーンドリルによる播種作業に比べて所要時間を約1/3に短縮できる。表面散播での苗立ち率は砕...
香川県産飼料用オリーブ葉のポリフェノール含量に及ぼす保存方法の影響
要約 剪定したオリーブ葉のポリフェノール(PP)含量の品種間での違いと、剪定後のオリーブ葉のPP含量に及ぼす保存方法の影響を調べた。その結果、品種間...
要約 植物ゲノムの網羅的な比較解析を行い、高温特異的に働くプロモーターを合成した。このプロモーターは、気候変動による温暖化に対応した農作物や、付...
トウモロコシ子実主体サイレージ(HMSCおよびCCM)の生産利用技術
要約 普通コンバインで収穫したトウモロコシ子実や芯入り子実を粉砕密封すると良質なハイモイスチャーシェルドコーン(HMSC)やコーンコブミックス(CCM)が調製できる。TDN含量はそれぞれ93、87%で、イアコーンサイ...
要約 東北および北陸地域におけるタマネギの春まき夏どり作型の開発により、これら地域での生産性が慣行の秋まき作型より向上し、端境期出荷も可能となる。公表した栽培マニュアルから、適品種選定等栽培技術情報...
要約 コンブ乾燥施設内の状態(温度、湿度、露点)、乾燥機の吸気と吹き出し温度、燃油消費量および電力消費量を表示する見える化装置を開発した。表示画面をトレンド表示に切り替えることで、乾燥室温度・湿度等...
要約 発展途上国での森林減少と森林劣化による二酸化炭素の排出量を推定するため、リモートセンシングと地上調査を組み合わせて、国レベルでの森林の炭素蓄積量の変化を精度良く把握する手法を開発しました。 背...
要約 心材含水率が遺伝的に少ない「材質優良トドマツ品種」5品種を開発しました。これらの品種を生産・普及することで、将来の乾燥等のコスト削減と材の高付加価値化が期待できます。 背景・ねらい トドマツは、...
難防除雑草マルバルコウ防除のための大豆品種「あきまろ」狭畦晩播栽培体系
要約 マルバルコウ多発圃場でも晩播適性大豆品種「あきまろ」の30cm狭畦の晩播栽培を行い、FOEASにより苗立ちを確保し、適期に土壌処理剤、選択性茎葉処理剤の全面散布、非選択性茎葉処理剤の畦間株間散布を実施...
要約 サイレージにプローブを直接突き刺して水分を測定する機器。約3分/個の測定時間で、水分25%以上のサイレージを平均誤差4ポイント以内で測定できる。 キーワード サイレージ、水分、粗飼料流通 背景・ねらい ...
遺伝子組換え作物の生物多様性影響評価に必要なツルマメおよびナタネ類の生物情報集
要約 遺伝子組換え(GM)ダイズや GM セイヨウアブラナの生物多様性影響評価に必要な近縁種(ツルマメやナタネ類)の植物学的情報、生育特性、生態特性、繁殖生物学、遺伝子浸透、雑種後代の特性等を集約した生物...
水田等の農地の除染作業の効率化が可能なトラクタ装着式表土削り取り機
要約 水田等の表土を幅2mで深さ8cm程度まで削り取ると同時に畝状に集積するトラクタ装着式の表土削り取り機である。農地除染作業で使用される自走式の表土削り取り同時掬い上げ機(スキマー)やパワーショベル等と...
夏期湛水によるリン酸供給能の向上と湛水後のニンジン栽培におけるリン酸減肥
要約 中・南九州の畑地かんがい整備地域において夏期湛水を行うことで土壌の保水性が高まり、ニンジンの初期生育が確保され、リン酸供給能も高まる。リン酸3割減肥でも減肥しない場合と同等以上の収量が得られる...
国産の「カギカズラ」で漢方薬を作る ―組織培養で増やし、枝の薬用成分の濃度を探る―
要約 つる性の樹木であるカギカズラは漢方に使用され、高血圧症や認知症の抑制効果があるとされています。これを組織培養で増殖する方法を開発し、また、薬用成分が枝のどこの部分に多く含まれるかを明らかにしま...
短期間の土壌乾燥ストレスがカキ果実の水分特性および果実品質に及ぼす影響
要約 カキ果実の生育ステージが進むにつれて果実の水ポテンシャルと浸透ポテンシャルは低下し、膨圧は高まる。短期間の土壌乾燥ストレスは、幼果期のカキ果実の水分特性および果実品質に強く影響を及ぼし、着色期...
カラーピーマン・パプリカ栽培における光照射追熟技術を用いた増収栽培技術
要約 果実表面の10%以上が着色しているカラーピーマン・パプリカの未熟果を収穫し、15~20°Cの温度を保ちながら光を照射すると、4~7日で出荷可能な状態に着色する(光照射追熟)。この光照射追熟により、夏秋...
要約 適切な収穫後処理(テンパリング乾燥→−2°C貯蔵→高温処理)により高品質なニンニクを周年供給できる。夜間無加温のテンパリング乾燥は連続加温乾燥より低コストで貯蔵後の障害発生が少ない...