要約 近年の生育期間の高温により、刈取り適期推定のための出穂後積算気温は従来値と異なり、ハナエチゼンで約880℃(従来955℃)、コシヒカリで約1030℃(従来990℃)となる。また、両品種とも籾水分が25%以下で胴...
キーワード モモ、根域制限、育苗マット、細根更新、樹勢維持 背景・ねらい モモの根域制限栽培において問題となる樹勢衰弱は、ポット内の根詰まりが原因と考えられる。そこで、樹勢維持を図るためにポットの培養...
要約 エダマメから生のまま子実を取り出す小型自動莢剥き機を開発した。本装置は毎時30~40kgの生莢実を剥き豆に処理することができ、エダマメの加工用途を広げることができる。また、茶豆系等の損傷を受け...
要約 高温登熟条件下における胴割れ米発生を軽減するためには、登熟初期の高気温を回避する作期選択や圃場内地温を下げる水管理が有効である。また、登熟期間の葉色値が高いと胴割れ率が低下する傾向にある。 キ...
ブルーベリーにおける防虫網を用いたオウトウショウジョウバエの物理的防除
要約 ブルーベリー園を目合い0.98mmの網で被覆すると、オウトウショウジョウバエの被害を完全に防止できる。網の被覆は、ブルーベリーの樹体、生産性及び果実品質に影響を及ぼさない。 キーワード ブルーベリー、...
要約 大豆のタンパク質含量が高いほど、豆腐に加工したときの破断強度は高くなるが、豆乳の官能試験のおいしさについては負の評価となる。またショ糖含量は豆乳の官能評価の甘さ及びおいしさと正の相関がある。 ...
山間地向きの極良食味低アミロース米水稲新品種候補系統「東北181号」
要約 水稲「東北181号」は寒冷地中部では早生の晩に属する耐冷・耐病・低アミロース・極良食味系統である。宮城県で奨励品種に採用される予定で、山間地における低アミロース極良食味米として、地域特産品や加工米...
要約 2種類の豆腐の食味試験と「原料」、「味」、「価格」を属性とするコンジョイント分析を 行った結果、一方の豆腐に対して食味が非常に優れると評価する回答者は、そうでない回答者よりも 「味」の重要度が高...
要約 在来「毛馬」キュウリの果実の苦み発現は、果梗部に近い果実上部が中部、下部に比べ強く、果皮や肉部に発現する場合がある。苦みには系統間差があり、「新土佐」への接ぎ木で軽減されるが、化成肥料と 有機...
要約 「あまつづみ」は、「安芸タンゴール」(「興津早生」×「トロビタオレンジ」)に 「サザンレッド」を交配して育成したカンキツ新品種である。高糖度で果皮の紅色が濃く、 オレンジ香を有し、さらに、じょう...
要約 牛乳、ビートグラニュー糖、甘味糖によるあっさりした味のプレーンミルクジャムの製造法を開発するとともに、これを利用した県内産の機能性成分を含む農産物入りミルクジャムを開発した。 背景・ねらい 現在...
要約 エダマメ小型自動莢剥き機は、毎時20~25kg(ゆで莢実重量)を処理することができ、人力の6~7倍の処理能力がある。莢剥き作業の際、ローラー回転部に水道水を流しながら処理をすることで連続作業が...
背景・ねらい
佐賀県沿岸域では、これまでほとんど生息していなかったガンガゼが、平成14年以降は急激な増加がみられている。ガンガゼが増加している海域では、小規模ながら食害による藻場の枯渇(磯焼け...
安定多収で、麺、茶に加工適性のあるだったんそば新品種新品種候補「北海T8号」
要約 子実用だったんそば品種「北海T8号」は、「道南産」と比較し耐倒伏性にやや優り、道内各地域で安定多収である。実需による官能評価で麺、茶への加工適性がある品種である。そばの主産地北海道で新たに優良品...
要約 三池高菜を磨砕し、植物から分離した植物性乳酸菌で乳酸発酵すると、アンギオテンシン I 変換酵素(ACE)活性阻害能およびγ-アミノ酪酸(GABA)含有量が高い乳酸発酵物が得られる。乳酸発酵物の機能性は加熱...
要約 「さつま白もち」は、糊化開始温度が低く柔らかい特性を持つ品種である。また「クスタマモチ」に比べ、糯米粉及び求肥生地の色は白い。蒸し米加工品及び求肥等餅菓子に用いると柔らかく、かつ伸びの良い特性...
要約 カンキツ新品種候補「津之輝」は「(清見・興津早生)No.14」に「アンコール」を交雑して育成したミカンである。剥皮は比較的容易で、じょうのう膜が薄く、無核性で食べやすい。糖度が高く食味良好で、施設栽...
要約 夜温15℃前後の無加温栽培におけるパッションフルーツ(品種:「サマークイーン」)の冬季収穫果実は酸含量が高い。昼温30℃、夜温25℃程度に管理する加温栽培を行うことにより、酸含量が低く糖酸比の高い果...
要約 アミロース含量7~10%の低アミロース米は、蒸米水分が40%以上になり蒸米硬度がひくくなるために、餅つき機による米菓生地の調製が可能となる。 キーワード アミロース含量、低アミロース米、米菓、蒸米 ...
要約 クリ新品種候補「ぽろたん」は、「550-40」に「丹沢」を交雑して育成した。早生で、渋皮剥皮性が優れ、同時期に熟する「国見」に較べ肉質が粉質で比重も高く、食味が優良である。 キーワード クリ、渋皮剥皮...