強害外来雑草の遺伝的背景の解明と拡散予測システムの構築(93)
摘要 アキノエノコログサの国内及び韓国で採取した43集団並びに外来の5集団について、外部形態及び除草剤感受性を比較した。国内12集団は出穂時に匍匐タイプであったが、他は全て直立タイプであった。アトラジン...
摘要 キビの育種を開始した。交配母本としての特性把握のために四国で収集したキビ30系統の稈長、穂長、収量性および出穂期を調査した。ここではキビは播種深度および降雨により出芽が不安定となることがわかっ...
摘要 11年度のミヤンマ-探索で収集された栽培イネ201点(11年度横浜植防第880号)と、ラオスより玄米で導入された69点を隔離温室で栽培し形質の評価を行った。出穂日、稈長、穂長、穂数など13の一次必須形質と、...
摘要 暖地型牧草の導入と評価を行い,わが国での牧草生産に適した草種を選定するとともに遺伝資源の特性のデータベース化と種子増殖を図る。12年度末までに12,000点を超える遺伝資源を保存している。希少遺伝資源...
寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-天蚕繭糸を活用した特産品の開発-(205)
摘要 天蚕繭は繰糸の際に繭層量の約6割が副蚕糸・屑物(きびそ、びす)となっている。そこで、これらの屑物を加工・利用して新需要を創出するため、編物原糸を製造してインテリア製品などの特産品を製作した。天...
摘要 四国地域は変化に富んだ多様な自然環境を有することから、各々の地域に適した有用作物の開発が有益である。そこで、キビついて優良系統の選定・新品種の開発を行うこととした。遺伝資源は四国の山岳部から収...
摘要 四国地域は変化に富んだ多様な自然環境を有することから、各々の地域に適応した有用作物の開発が可能となっている。そこで、当研究室の前課題において、機能性があり新たな需要の期待される四国地域産の雑穀...
摘要 旧資源作物研が収集した四国産のキビ、アワ、グレインソルガムの合計数十系統を供試し、収量性等の特性を調査して地域資源作物として有望な作物・系統を選定することを目的とした。キビの収量は系統間で差が...
寒冷地農蚕資源の生産・利用技術の開発-天蚕繭糸を活用した特産品の開発-(170)
摘要 天蚕繭は繭層の約6割が副蚕糸(屑糸)となり、その殆どが利用されていない。天蚕繭の新需要を拡大することを目的に、この副蚕糸の利用向上を図り、新規絹製品を開発する。「きびそ」や「びす」を紡ぎやすく...
摘要 沖縄県石垣市の牧草地でベージーグラスの新病害が見つかり、菌学的諸性状と病徴から、原因菌をEphelis japonica Henningsと同定し、病名をミイラ穂病(新称)とした。同菌によるミ...
摘要 飼料作物における多湿ストレス適応機構の草種間差異を明らかにするために、湛水処理に対する根の反応の違いについて検討した。栽培ヒエやオオクサキビの湛水耐性の強い草種は、ギニアグラスやとうもろこし等...
流出油が沿岸岩礁域生態系に及ぼす中・長期的影響の解明(45)
摘要 ロシア籍タンカー「ナホトカ号」が漂着した水域近くの定点について10年3月に調査を実施した。その結果、植物は成長期であったにもかかわらず全般的に成育量は少なかった。動物については量的には特に劣っ...
摘要 10年度新たにタチスズメノヒエ、ムラサキノキビ、ハイキビの3草種でEphelis sp.の感染が確認された。アワヨトウ幼虫は本菌の感染したパンゴラグラスよりも非感染葉をより好んで摂食した。また...
摘要 9年度にヴェトナムにおける探索で導入された栽培イネ119点(9Y862)及びIRRIより玄米で導入された225点を隔離温室および導入検定温室で栽培し形質の評価を行った。出穂日、稈長、穂長、穂数...
摘要 農業生物資源研究所より分譲を受けたギニアグラス140品種の種子について顕微鏡観察したが、エンドファイトの感染を確認することはできなかった。また、ガラス室で育成したギニアグラス植物体より糸状菌と...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査
摘要 上越市桑取地区の圃場における、育苗箱内三要素全量施肥法と、長期持続型水稲苗箱施用殺虫殺菌混合剤の施用試験を行う。更に、これらの試験区の田面水と農業用水中の肥料養分濃度の調査も行い、環境保全型農...
上越市西部地域における土壌条件と米の食味特性との関係に関する調査(53)
摘要 上越市の西部にあたる桑取地区の土壌診断結果から、ケイ酸石灰による土壌改良、熔成燐肥覆土による育苗箱内三要素全量施肥法およびマンガン追肥技術に収量の安定・向上効果が認められ、総合改善区の収量は4...
摘要 三重県および奈良県の農家で在来作物の栽培状況を調査し、種子を収集した。9市町村16集落でダイズ26点、アズキ10点、インゲンマメ28点、エンドウマメ5点、アワ8点、キビ3点、ソルガム3点、ソバ...
摘要 耐湿性に優れる5草種(リードカナリーグラス、トールフェスク、カラードギニアグラス、青刈りヒエ、オオクサキビ)をコンテナで栽培し、ミルキングパーラーから出る雑排水を模した水溶液を潅水し、その排水...
摘要 とうもろこし、ソルガム、ギニアグラス及び栽培ヒエを供試して、湛水に対する根の反応を検討した。オオクサキビ以外の草種は、湛水処理により根部の生育が抑制され、中下層の根の割合が減少し、抑制の程度は...