摘要 アールス系メロンの脱臭化メチル対策として、種苗会社で販売又は開発中のメロンえそ斑点病抵抗性品種について、今まで選定した有望品種の現地適応性を検討した。その結果、6月下旬どりではEHG-38が、7月上...
摘要 有色大豆の地域特産化に資するため、機能性成分、食味関連成分、栽培特性に優れる系統を粒色別に選定し、その特性を活かす栽培を検討した。その結果、青大豆は全般に大粒でイソフラボン含量が高く、この中で...
摘要 (1) 東北農研育成の早熟系統の広域適応性評価 「東北96号」は「ななしきぶ」より成熟期が2日早かった。PZ061-1は「ななしきぶ」より抽台期、開花期は遅かったが、成熟期は同程度であった。その他の系統は...
摘要 (1)慣行水稲での作業性、砕土性を確認し、実用性を高めた。(2)ブロードキャスタによる省力散播を検討し、機械散播の適正な播種量は0.5kg/10aであり、乗用管理機に搭載した広幅散粒機では散布幅15mで散...
国産濃厚飼料の安定供給に向けたイアコーンサイレージの生産利用技術の開発
摘要 (1)目標雌穂乾物率60%(最低55%)、期待雌穂乾物収量を800~1,000kg/10aとして単純積算気温度マップを作成し、それに対応する栽培地域区分表を作成した。(2)3カ年の結果をとりまとめ十勝地域における...
摘要 未利用地や耕作放棄地におけるバイオマス資源作物の持続的安定生産技術に関しては、a)多年生雑草が優先する耕作放棄畑において、前植生除去→再生雑草処理→除草剤処理→大型プラウによる深耕→高肥料成分濃度堆...
多様なニーズに対応する安定多収な茶品種の育成と安定生産技術の開発
摘要 病虫害複合抵抗性や多様な香味を持つ安定多収チャ品種の育成では、a)クワシロカイガラムシと輪斑病には「強」の、炭疽病には「中」の抵抗性を示す、病虫害複合抵抗性の暖地向き早生緑茶用新品種候補「枕崎35...
摘要 周年安定生産や収量増加に関しては、a)蒸熱処理によるイチゴ苗の耐熱性は、48℃では30分以下、50℃では10分以下であり、ハダニに対する効果は50℃10分及び48℃30分で防除価90以上であること、うどんこ病菌、アブ...
摘要 バレイショの全粒種いも生産に関しては、バレイショの塊茎はジベレリン処理により小粒化し、20ppm処理により全粒規格内比率は、無処理に比べて5~14ポイント増加すること、株間を狭めた密植栽培により小粒塊...
麦類・ナタネ及び秋冬野菜における放射性セシウムの移行制御技術の開発
摘要 (1)腐植質黒ボク土圃場(平成23年11月1日 コムギ播種)と不耕起管理の淡色黒ボク土圃場(平成23年10月27日 コムギ播種)において、ダイズ栽培時のバーミキュライト施用(500kg/10a)、カリ増施肥(慣行の3...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、a)条間25cmの真空播種機を開発し、水稲、ナタネが高精度に播種できることを明らかにした。また、試作したチゼルプラウシ...
摘要 汎用利用可能な表層散播機や、新規苗立ち促進素材等を用いた水稲直播栽培技術に関しては、a)乾田直播圃場の減水深を制御するため、直径60cm、作業幅2m、重さ約1tの鎮圧ローラを試作した。ロータリ耕起後に5...
c.温暖地における油糧作物を導入したバイオマス資源地域循環システムの構築
摘要 生産性の高いなたね・ひまわり品種の選定、安定栽培技術等の開発については、1)転換畑用ひまわり品種「春りん蔵」と「ハイブリッドサンフラワー」について、生育ステージごとに湛水試験を行い、前者は苗立...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発
摘要 To85由来早生化QTLを持つQTL集積系統は早生化QTLを持たないものと比較して、絹糸抽出期が早い傾向があった。北海道向け中晩生系統へのごま葉枯病圃場抵抗性QTLの導入は、夏に第1回目の戻し交配を実施し、BC...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 To85由来の4種類の早生化QTLを1種類づつ保有する4種類のイントログレッション系統Mi29を複交配させたF2集団について、SSRマーカーを用いてQTLを複数個保有する個体を選抜して自殖を行い後代種子を採種した。...
摘要 供試した系統・品種はいずれも出芽および、その後の生育は順調であった。遺伝資源について播種46日後に草丈を調査した結果、Q2、Nex500、Nex700、Senetorは草丈15cm以上あり、オオミナタネと...
摘要 早熟系統の葉長は19.2~23.5cm、葉幅は11.6~15.8cm、標準品種「ななしきぶ」の葉長は19.0cm、葉幅は12.0cmであった。また、「東北96号」、「ななしきぶ」とも、播種様式による葉長及び葉幅の差は少なかった。
摘要 播種試験として、11/8(稲跡標準播)と11/19(大豆跡遅播)に「ななしきぶ」及び「東北96号」を播種した。播種方法は、条播2条、条播4条、表層散播の3種類とした。その結果、表層散播では拡散板による種子の...
土壌病原菌や有害線虫を駆除する薫蒸作物の開発と利用方法の確立
摘要 (1)チャガラシについてはGSL高含量の系統:Y-010を「辛神」として品種登録を申請中である。クレオメについてはV-003を育成したが、海外採種でコストとサツマイモネコブセンチュウの問題があり、品種登録...
摘要 開発したテンサイとダイズの不耕起狭畦播種技術の現地での実用性を評価した結果、作業速度を8km/hまで上昇させても播種が可能であり、実用上問題ないことを明らかにした。また、実際の作業時における播種機...