15.化学合成農薬に依存しない病害虫防除技術の開発と検証、(1)化学合成農薬の使用を減らすための病害虫防除技術の開発、(ウ)難防除微小害虫行動抑制技術体系の構築
摘要 目的:本県の主要作物のキャベツを視野に入れたアブラナ科野菜を材料に、従来の殺虫剤のようなアザミウマ類・コナジラミ類を直接「殺す」のではなく、植物が元来有する害虫に対する忌避性や誘因性を薬剤処理...
14.病害虫防除・予察技術の開発及び改善、(2)かながわ特産品等の生産に必要な農薬の実用化に関する試験研究、(ア)新農薬実用化試験
摘要 目的:県内で農作物に被害を及ぼす病害虫に対し、新しく開発された農薬の適切な利用法について検討し、実用性を明らかにする。本県生産者が必要とする農薬の登録について適宜試験を行い、農薬登録を促進する...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、 a) 全粒種いもに適した種いも生産技術として、開発したジベレリン浸漬処理技術よりも省力的な施設貯蔵時の噴霧処理技術の開発に着手し、浸漬処理と...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
畝立て同時条施肥機を用いた土壌改良資材の局所施用によるアブラナ科野菜等の生産安定技術
摘要 目的:畝立て同時条施肥機を用いた土壌改良資材のタマネギ炭化物の効率的な施用法を検討し、アブラナ科野菜(キャベツ・ハクサイ等)の根こぶ病の発生を抑え、生産の安定化を図る。 成果:中程度の根こぶ病...
有機質資材利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(43)
摘要 有機質資材を土壌に施用することによるキャベツ萎黄病の発病抑止効果を調べるため、カニ殻を淡色黒ボク土、腐植質黒ボク土に施用してキャベツ萎黄病菌の発病抑止試験と拮抗微生物の変動解析を行った。その結...
根こぶ病の対抗性植物利用と土壌診断技術による総合防除技術の確立(49)
摘要 合成農薬に替わる病害防除技術を開発し、それらの諸技術と必要に応じて合成農薬を組み合わせたキャベツ根こぶ病の総合防除法を検討した。10の4乗接種区では前作無作付区に比べ、供試した全ての対抗性植物区...
セル成型苗育苗時におけるトビムシ類の生態と苗立枯れ症防除効果の解明(51)
摘要 苗立枯れ症を抑制するトビムシ・Folsomia hidakanaをアブラナ科野菜のセル育苗に利用するため、苗立枯れ症を引き起こす糸状菌・Rhizoctonia solani汚染土壌をセルに充填し、個体数を変えてF. hidakanaを導入...
エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(44)
摘要 環境保全を考慮した病害防除技術の開発を行うため、キャベツへの前接種により、キャベツ萎黄病に対して発病抑制効果のある糸状菌を選抜して、生物防除資材としての有効性を検討した。その結果、現在までにス...
有機質資材利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(43)
摘要 アブラナ科野菜萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、土壌への有機質資材施用による防除効果をみるために、慣行の施肥の他に有機質資材(カニ殻)を2種類の畑土壌(淡色黒ぼく土と腐植質黒ぼく土)に施用し...
エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(44)
摘要 アブラナ科野菜の萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、有効なエンドファイト(植物体内共生菌)を探索・収集・選抜した。キャベツ苗や土壌から糸状菌を730菌株分離し、PS液体培地で振とう培養したそれ...
摘要 アブラナ科野菜に発生するべと病菌は純寄生菌であり、分離培養法による宿主組織からの検出は困難であるため、遺伝子解析の手法に基づく検出の可能性を検討した。寄生性が異なる3系統の代表的菌株を用い、そ...
摘要 直播キャベツ畑では、土壌処理除草剤のトリフルラリン乳剤によってタデ類などの雑草種の防除が可能であったが、アブラナ科雑草スカシタゴボウへの効果は劣った。そこで、スカシタゴボウの防除法を確立するた...
疑似圃場条件下におけるトビムシ類の野菜苗立枯れ発病抑制(193)
摘要 温室内の疑似圃場枠(7.3■)を用い、トビムシ(Folsomia hidakana)による苗立枯れ症抑制効果を検定した。作物はハクサイ、キャベツを用い、温室内は昼間25℃、夜間20℃、湿度70%...
摘要 直播キャベツではアブラナ科雑草スカシタゴボウの対策が必要であることを明らかにした。また、スカシタゴボウの種子は高温によって休眠が解除され、また、他の雑草種より種子が小さいことから初期生育が劣る...
摘要 混作により害虫密度が低下することは経験的事実として知られており、アブラナ科野菜類では伝統的栽培方法として活用されている。ところが、そのメカニズムがよくわかっていないため、最適な混作方法の選び方...
有機質資材利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(62)
摘要 アブラナ科野菜萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、土壌への有機質資材施用による防除効果をみるために、慣行の施肥の他に有機質資材(カニ殻)を2種類の畑土壌(淡色黒ボク土と腐植質黒ボク土)に施用し...
エンドファイト利用によるアブラナ科野菜萎黄病防除技術の確立(63)
摘要 アブラナ科野菜の萎黄病のうちキャベツ萎黄病を対象に、有効なエンドファイト(植物体内共生菌)を探索・収集・選抜した。キャベツ苗や土壌から糸状菌を430菌株分離し、しょ糖加用ジャガイモ煎汁液体培地...
摘要 近年、環境に対する負荷の少ない持続的・安定的な農作物の栽培体系として、化学農薬のみに頼らない総合的害虫管理法の確立が期待されており、植物の耐虫性を利用することはそのための有力な手段の一つである...
摘要 殺虫剤抵抗性を高度に発達させて、化学的防除が困難になっているコナガの生物的防除法を開発するために、土着寄生蜂の中でコナガ密度抑制能力の高い種を同定するとともに、海外から導入した寄生蜂の野外放飼...