摘要 目的:根身内部が黒変、腐敗する「黒芯症」の発病要因を明らかとし、効果的な防除技術を開発する。 、成果:病斑から分離されたシュードモナス菌(Psm菌)およびザントモナス菌(Xcr菌)が病原と考えられた。ま...
摘要 キュウリにおいて前年度の湛水処理は、線虫密度低減効果は見られなかったものの、病徴および根こぶ被害を軽減させ、収量を増加させる傾向があった。この原因については、湛水による肥培効果が線虫害を補償し...
生物的土壌燻蒸を活用したホウレンソウ有機栽培技術の体系化と経営評価(補助技術の導入および実証圃場における有機栽培技術の体系化と経営評価)
摘要 山口県阿武郡阿武町及び美祢市の現地ホウレンソウ栽培ほ場において、ダイコンすき込みによる生物的土壌薫蒸法の簡略化について検討したところ、ダイコンすき込み処理の簡略化については、ハンマーナイフモ...
摘要 目的:主要害虫に対する新農薬の防除効果を検討する。 、成果:実用性が認められた薬剤はヤマノイモのワタアブラムシ及びジャガイモヒゲナガアブラムシに対するコルト顆粒水和剤4000倍、ダントツ水溶剤2000...
摘要 湛水処理効果の持続性を検討した。ニンジン作後のダイコンでは湛水処理による影響は認められなかったが、キュウリにおいては前年度の湛水処理は収穫量を増加させ、根こぶ被害程度を軽減する傾向にあった。湛...
摘要 目的:主要病害に対する新農薬の防除効果を検討する。 、成果:実用性が認められた薬剤はヤマノイモ青かび病に対するICボルドー66D水和剤2倍、ベルクート水和剤1%粉衣、ダイコン白さび病対するNF-171フロア...
中山間地域の少量多品目産地における廃棄未利用資源の循環技術の検証と評価
摘要 これまで活用されていない植物等を活用したバイオフューミゲーションによる新たな土壌消毒法を開発するため、ダイコン残渣を活用したバイオフューミゲーション(生物的燻蒸による土壌消毒法)について検討し...
摘要 農業に有用な生物多様性指標の評価に基づいた環境保全型農業の評価・管理技術の開発に関しては、a)天敵類の活動を強化する下草管理を行ったナシ園において、9月以降にハダニ類が発生し、それに伴う天敵カブ...
摘要 目的:ダイコンの主産地で黒芯症と呼ばれる根身内部の黒変・腐敗が多発し、問題となっているため、発病に関連する環境要因を明らかにするとともに効果的な防除技術を開発する。 、成果:根身表面の黒色~褐...
摘要 目的:キスジノミハムシの発生生態を解明し、その防除技術を開発する。また、黒芯症原因菌(黒斑細菌病菌)の伝染方式を解明し、病害の早期検出を開発する。 、成果:黒芯症の原因である黒斑細菌病は間引き...
摘要 先進農家が実施する有機栽培技術のメカニズムの科学的解明と有機輪作生産技術体系の構築については、田畑輪換を活用した水田作では、移植時の米ぬか散布や株間の短縮等により、雑草乾物重の増加が顕著に抑制...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 土壌微生物・病害虫の診断技術の開発に関しては、a)ダイコンのキタネグサレセンチュウについて、土壌締固め法を介したリアルタイムPCRによる新規検出手法は、従来のベルマン法に比較して精度が高く、被害の...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
中山間地域の少量多品目産地における廃棄未利用資源の循環技術の検証と評価
摘要 これまで活用されていない植物等を活用したバイオフューミゲーションによる新たな土壌消毒法を開発する。本年度は、ホウレンソウ萎凋病の防除効果試験として、現地とセンター内ほ場において、ダイコン残渣を...
摘要 目的:主要病害に対する新農薬の防除効果を検討する。 、成果:実用性が認められた薬剤はヤマノイモ葉渋病に対するフロンサイドSC2000倍、ヤマノイモ根腐病に対するキルパー液剤60L/10a、ダイコン白さび病対...
エコ農業茨城推進のための減化学農薬・減化学肥料栽培技術開発と実証
摘要 目的:エコ農業推進のために,減化学農薬・減化学肥料栽培技術を開発・実証する。 、成果:(1)ジャガイモ(マルチ)の減化学肥料栽培法として鶏ふん堆肥併用施肥が有効であることが示された。減農薬防除区...
13.病害虫の診断・防除技術の確立 (1)診断・同定の迅速化と発生予察法改善による病害虫制御技術の開発 (ア)診断・同定及び防除対策の確立
摘要 目的:原因不明の病害虫被害の原因を調査・同定して明らかにすることにより、適切な防除対策を確立するため、迅速・確実な診断・同定技術の開発及び病害虫の発生生態に基づく効果的な防除技術を開発する。発...
地球温暖化に対応した栽培技術・病害虫防除体系の開発 1 地球温暖化に対応した病害虫防除体系の開発 (1)ダイコンモザイク病の耕種的防除技術の確立
摘要 目的:地球温暖化により、ダイコンモザイク病の媒介虫アブラムシ類の発生時期が早まり、本病の発生増加と拡大が危惧される。ここではダイコンモザイク病の耕種的防除として、ヘイオーツを障壁作物として、ア...
エコ農業茨城推進のための減化学農薬・減化学肥料栽培技術開発と実証
摘要 目的:エコ農業推進のために,減化学農薬・減化学肥料栽培技術を開発・実証する。 成果:ダイコン栽培において土壌施肥診断式および堆肥併用技術を用いることにより,化学肥料窒素成分を慣行栽培の約60%削...
摘要 目的:有機農業技術体系の確立が求められており、既存技術を検証して、技術の改善・補完を行い、有機農業に係る技術マニュアル作成の資料とする。また、土壌のメタゲノム情報に基づいた簡易で迅速な線虫診断...