摘要 農場の衛生対策の実践に影響する因子を明らかにするため、北海道と埼玉県の酪農場、肉用牛農場、養豚場、採卵鶏農場及び羊飼養農場(北海道のみ)を対象にアンケート調査を実施して結果をとりまとめた。また...
摘要 家畜の初期成長期の栄養制御については、 a) 子豚に給与するタンパク質の量又は給餌量を制限すると(低タンパク質区又は低給餌区)、塩基性アミノ酸トランスポーターCat-1の発現量は骨格筋の部位に関わらず...
細菌・寄生虫感染症成立の分子基盤の解明と診断・防除のための基盤技術の開発
摘要 より特異性が高く現場で簡便に診断できる手法の開発と侵入防止対策に関しては、a) ヨーネ菌遺伝子組換え抗原Map-echAを用いるMap-echA ELISAは、3種の市販ELISAと比較して、感度、特異性ともに高い検査法で...
(3)熱帯・亜熱帯地域における家畜飼養技術の高度化とアジアの乾燥地における持続可能な農牧業生産システムの構築
摘要 ・ タイ畜産振興局のグループが中心となって、これまで同局が蓄積したデータならびに本プロジェクトで共同研究を行った各大学が分析した飼料成分データの取りまとめを行い、昨年度試作した肉用牛飼養標準に...
t.家畜排せつ物の効率的処理・活用のための飼養管理システム及び資源化促進技術の総合的検証と新たな要素技術の開発
摘要 1)資源化に適したふん尿分離技術開発において、ふん尿混合型形式の豚舎から排出された活性汚泥をスクリュー型固液分離装置(スクリュー部にテフロン加工、蒸気配管)により固液分離を行うと、燃焼させて工...
i.食品残さや農産副産物等の利用拡大と健康な家畜生産のための飼料調製、利用技術の開発
摘要 1)食品残さや農産副産物等の飼料としての利用拡大を図るため、20年度までに食品残さ等の飼料調製技術や調製された飼料の栄養価に関する評価を行ってきた。そして21年度は製造副産物のような単味のものや、...
摘要 1)豚繁殖・呼吸障害症候群の制御を目的として、一般農場の肥育豚舎入気口にエアフィルターを装着しウイルス伝播の遮断を試みたところ、感染阻止を示す事例が確認され、本ウイルスの空気伝播を遮断するとい...
摘要 (1)ブタ単離嗅細胞で匂い刺激によりT型カルシウムチャンネルが関与する細胞内カルシウムの上昇が認められた。ブタ海馬において、学習を反映していると推定される神経活動の亢進が観察され、また、神経新生...
タイ、ベトナム等における牛・豚等の栄養生理学的特性の解明(351)
摘要 タイの乾期にも生育旺盛なエリアンサスの刈り取り後45日の再生草でサイレージを調製し、その消化特性を去勢ヒツジによる代謝試験でみたところ、エリアンサスサイレージはルージグラス乾草よりも素蛋白質(...
摘要 現地で必要な意見の交換や情報収集ために、カザフ農業科学アカデミーセンター、カザフ草地飼料研究所、カザフ農業研究所等の研究機関やカザフ農業大学及びエスケルディ協同組合農場等の現地の農場や農家を訪...
摘要 家畜の品種による遺伝的多様性と経済的な能力の関係を調べ、多様性の保持機構を解析するための基礎的な検討を行った。 集団遺伝学の分野で代表的な6つの遺伝距離推定法をシュミレーションにより比較し、Nei...
摘要 ウシのミトコンドリア偽遺伝子の塩基配列を約2000bp決定した。しかし、黒毛和種とホルスタイン種は全く等しい配列の偽遺伝子を保持しており、これを基にして品種識別をすることはできなかった。同じく...
摘要 国内外を問わず多くの研究機関においてウシ、ブタ、ヤギおよびヒツジなど家畜の生殖幹細胞の樹立に関する研究がなされているが、ブタ以外では生殖系列キメラ形成能が証明された株は報告されていない。そこで...
糖輸送タンパク質遺伝子の構造・機能解析と発現調節機構の解明(109)
摘要 動物の細胞膜上でグルコースの取り込みを担う糖輸送蛋白質の4型のもの(GLUT4)について、ヒツジ、ヤギ、ブタのもののC末端領域の遺伝子のクローニングを行い、既知の動物のものと比較した。今回クロ...
哺乳動物で発現可能なCAGバキュロウイルス発現系を用いたプリオン蛋白質の発現と機能解析
摘要 プリオン蛋白質(PrP)は神経細胞などに正常に認められる糖蛋白質であるが、生体内で何らかの原因でPrPSCフォームに変化するとプリオン病を引き起こす。狂牛病の発生機序を解明するためにも、生体内...
摘要 医師より入手した牛乳アレルギー患者血清を用いて、β-ラクトグロブリン(LG)IgE抗体結合エピトープを昨年度に引続き解析した。アミノ酸配列既知のヤギ、ヒツジ、ブタ、ウマLGとのIgE抗体反応性...
摘要 反芻家畜においてグルコースの利用は最も厳密に制御されている代謝の一つであり、ヒトや豚などの単胃動物とは異なることが知られているが、その制御機構の詳細は解明されていない。そこで、新たな解析手法を...
摘要 ペスチウイルス属(フラビウイルス科)には、豚コレラウイルス、牛ウイルス性下痢ウイルス及び羊のボーダー病ウイルスが属するが、各ウイルスの生物学的、病原学的、遺伝子学的及び抗原学的性状が非常に類似...
摘要 κ-カゼインはカゼインミセル形成のキー物質で、このアミノ酸配列が変化すると、乳の性質に変化が生じる。κ-カゼイン分子構造の特徴と許容される変異の範囲を検討するため、14種の偶蹄目の動物について、...
摘要 慢性病にかかりにくく、ワクチンの効果が大きく、治療に要する薬品の量が少なくてすむ豚群を育種する方法についての情報を得るために、マウスを用いた基礎実験と豚を用いた応用実験を行った。4つのマウス系...