摘要 目的:気象変動に対応した、収穫予測技術や黒星病の新規防除体系を開発する。 成果:非破壊計測データと果実成熟に係る要素(地色、糖度等)との相関から収穫時の果実品質を予測し、新品種2種(「恵水」及...
摘要 現在実施されているハダニ類薬剤感受性の生物検定法について、より迅速で簡易な方法に改良する。さらに、抵抗性遺伝子診断法を用いて、生物的防除法など化学農薬を用いない防除法が抵抗性遺伝子頻度に及ぼす...
土壌病虫害診断と耕種的防除技術開発による野菜の環境保全型生産システムの構築
摘要 省化学資材・環境保全と生産性を両立させる栽培体系の開発に関しては、転炉スラグによる土壌pHの矯正は、複数年にわ たってトマト青枯病の被害を軽減させる効果があり、耐病性品種や耐病性台木への接木を併...
ウンカ類の殺虫剤抵抗性のモニタリング及び抵抗性管理方策の確立
摘要 海外から日本に飛来するトビイロウンカとセジロウンカの各種薬剤に対する感受性を微量局所施用法によって調査し、これまで報告がなかった薬剤に対する感受性低下が明らかになった。また遅効性で感受性検定が...
ネオニコチノイド剤抵抗性ワタアブラムシの発生実態の解明と物理的防除を核とした薬剤抵抗性管理技術の開発
摘要 [目的]、 ワタアブラムシの薬剤抵抗性発達を監視し、農業被害拡大を回避するとともに、薬剤抵抗性の発達を遅延させる管理技術の開発により農業生産の安定化を図る。、[結果の概要]、①キュウリ、シシト...
摘要 現在実施されているハダニ類薬剤感受性の生物検定法について、より迅速で簡易な方法に改良する。さらに、抵抗性遺伝子診断法を用いて、生物的防除法など化学農薬を用いない防除法が抵抗性遺伝子頻度に及ぼす...
摘要 土壌からメロンえそ斑点ウイルス(MNSV)を検出するために用いている、生物検定とELISA法による現行の検出方法について、30日間程度までの期間短縮と、検出漏れを無くして精度の向上を図ることを目的とする...
摘要 タバココナジラミに対する天敵微生物を選抜し、生物検定法を確立するため、Btライブラリーのスクリーニングを行った。現在までに887ユニット(4435株)のスクリーニングが終了した。その結果、2回の検定で...
摘要 当年度の試験研究方法:分散型IV期幼虫誘導因子の単離に取り組む。マツノザイセンチュウの分離系統の病原性を判定し、そのDNAを解析する。線虫ゲノムDNA、RNAの抽出法の改良に取り組む。Trichoderm...
東北における発生予察、抵抗性品種を核としたいもち病等病害の総合防除技術の確立
摘要 i)農薬散布条件下のイネ葉いもち病勢進展のシミュレーションによる農薬散布要否の意思決定支援ソフトウエアを開発した。イネいもち病菌のレース変動要因を包括的に理解するため、菌個体群の空間構造を考慮し...
南米、アフリカ等の不良土壌における作物の適応機能の解明と栽培技術の開発
摘要 アフリカ稲の低リン酸耐性における遺伝的変異は大きく、特にIG10が低リン酸耐性に優れた品種である。イネにおいて、酸性土壌での生育阻害の主因であるアルミニウム(Al)過剰害は根表面のCaをAlが置換するこ...
鱗翅目昆虫に対する害虫抵抗性遺伝子導入トウモロコシの安全性評価(67)
摘要 Btトキシンに対するポリクローナル抗体を用いて花粉中のトキシン濃度を定量化する検量線を作成した。簡易生物検定法を開発するために、Btトキシンに対する感受性の高いヤマトシジミを人工飼料で飼育した...
性フェロモン利用を核としたハマキガ類等害虫の総合防除技術の確立
摘要 茶樹の主要害虫であるチャノコカクモンハマキ、チャハマキを対象として、交信攪乱剤による防除が10数年来続けられている。この攪乱剤は2種のハマキに共通な性フェロモン成分を含み、交尾を阻害する効果を...
キウイフルーツの病害抵抗性素材の作出-細菌病抵抗性素材の作出(53)
摘要 生物検定法および抽出された活性物質の性質を解析することによって,キウイフルーツかいよう病菌がファゼオロトキシンを産生していることが確認できた。また,本菌のシトルリン合成は本毒素による阻害を受けず...
摘要 侵入害虫マメハモグリバエは、温室栽培トマトの重要害虫となっており、トマトにおける天敵を利用した防除体系を確立する上での大きな障害となっている。本課題ではマメハモグリバエに対する導入・土着寄生蜂...
摘要 エンドファイトが産生する物質については、耐病虫性および家畜毒性を示す物質の単離、同定を中心に研究が進められているが、植物に対する生物活性についての研究はほとんど進行していない。そのため、エンド...
摘要 地域に根ざした畜産を確立するためには、地域に賦存する低・未利用飼料資源を最大限に利用した肉用牛生産を行う必要がある。しかし、この様な低・未利用飼料資源等の中には牛の採食性が悪く、採食性の改善を...
マメ科作物における窒素固定の宿主による制御機構の解明(81)
摘要 (1)大豆の根粒着生自己調節機構における制御物質の生物検定法を確立するため、この制御物質が含まれていると考えられる品種「エンレイ」の茎葉抽出液を、水耕栽培した根粒超多量着生系統の大豆「En65...
摘要 作物の3次機能(ヒトの健康を増進させる生体調節機能)の活用に必要な実験法の開発を行った。作物の機能性評価に適した生物検定法として草食性原生動物の培養システムを開発し、試料の調製法および微生物の...
摘要 平成5年、民間育成者より登録申請されていたウンシュウミカン極早生品種原木がウイロイドを保毒している疑いが判明した。当品種は有望であるため速やかな普及に伴ってウイロイドが拡散する恐れがあった。そ...