4.温暖化に適応した有望高温性カンキツの低コスト栽培技術開発と新たなカンキツ品目探索 1)施設栽培における栽培管理技術の開発
摘要 1)-1施設栽培における栽培管理技術の開発(「あすみ」の根域制限栽培による樹勢コントロール対策)結果5年目の「あすみ」は、根域制限の有無に関わらず着花量が少なく、極めて収量が低かった。果実品質...
摘要 天草地域では、温暖な気候を活用して、「河内晩柑」、ポンカンなどの中晩柑類が栽培され、特産カンキツとして定着しているが、経営規模が小さく、生産者の高齢化などから基盤整備や改植更新が進みにくく、既...
3.カンキツの連年安定生産技術の開発と新品種の育成 1)極早生温州ミカン優良品種の育成・栽培技術の確立
摘要 1)-1高糖系品種の強勢台利用栽培技術の開発 スイングルシトロメロ台、トロイヤーシトレンジ台及びカラタチ台「ゆら早生」の2年生樹の生育には、台木の違いによる差異は認められなかった。また、樹形との...
3.カンキツの連年安定生産技術の開発と新品種の育成 2)香酸かんきつの栽培技術の開発
摘要 2)-1レモンの有望品種のわい性台木の検討(わい性台木の初結果時期の違いによる生育特性把握(露地))「カリスティニ」のヒリュウ台は、4年目に初結果させた樹は3年目に初結果させた樹よりも結果年数...
3.カンキツの連年安定生産技術の開発と新品種の育成 3)カンキツの機能性成分による高付加価値化
摘要 3)-1栽培条件による機能性含有量の比較緑色保持を目的としたGA25ppmの8月下旬の散布では、貯蔵及び収穫時期の違いによるフラボノイド含有量への大きな差異は見られなかった。
2.温暖化に適応した有望高温性カンキツの低コスト栽培技術の開発と新たなカンキツ品目探索 1-2)低コスト栽培(無加温・露地)に向けた栽培管理の開発 2-1)温暖な気候を活かした新たなカンキツ品目の導入
摘要 1-2)中晩柑類において、7月下旬からターム水溶剤を3~4週間間隔で3回散布すると夏秋枝発生が抑制されたが、収穫時の糖度(Brix)が低下した。 2-1)加工適性のある高機能性かんきつ「かんきつ中間...
ICTを活用した生産技術の高位平準化支援システム構築事業 1データ収集システムの開発と運用
摘要 目的:イチゴのらくちん栽培において、通信機能を強化した新型らくちんコントローラと栽培管理作業の所要時間の把握などを行うシステムを開発し、イチゴ栽培の高位平準化を目指す。また、カンキツ栽培におい...
摘要 目的:温暖化や省力化を目的にかんきつの最適施肥技術を確立するとともに、土壌管理法の違いが品質や生育に及ぼす影響を解明する。 成果:甘平等の中晩柑での肥効調節型肥料による省力化や微量要素入り肥料...
地球温暖化に対応した新たな高付加価値果実の開発 1温暖化の影響を受けにくく、優良な形質を持つカンキツ新品種の育成
摘要 目的:夏秋季の高温によるカンキツの浮皮やモモの果肉障害等の品質低下を避けるため、温暖化の影響を受けにくく、特徴のある高付加価値果実品種を開発する。 成果:単胚のカンキツである「はれひめ」および...
摘要 目的:傾斜地でのカンキツ栽培管理作業の一部にドローンを利用することで、作業を軽労化する技術を開発する。 成果:①ドローンによるマンゼブ水和剤の高濃度少量散布の黒点病に対する防除効果は、慣行手散布...
摘要 目的:省力化と未収穫期間の短縮、安定多収を確保できる養水分管理法と樹形管理技術を開発する。 成果:カラタチ台木30cm高での高位接ぎ木で、着花数の増加を明らかにした。 幼木の生育促進に適した液肥窒素...
Ⅰ魅力ある特産熱帯果樹の周年生産モデル確立に向けた生産技術開発 1カンキツ類の小笠原における生育特性の把握 (1)「小笠原オレンジ」有望系統の繁殖方法の検討
摘要 目的:小笠原諸島特有のカンキツ品種「小笠原オレンジ」について農業センターで収集した4系統から硫黄島由来I系統を優良系統として選抜した。本報ではI系統の繁殖方法について検討する。 成果:小笠原オ...
農産物の安全性確保技術の開発 ~施設栽培の菊池レモンにおける農薬残留評価~
摘要 菊池レモンは、小笠原諸島では主に露地で栽培されているが、近年施設栽培を増やすことで出荷拡大を目指す機運が高まっている。さらに八丈島では、樹上完熟させた「八丈フルーツレモン」の出荷を年々増やし、...
園芸作物の生産性向上技術開発 ~カンキツ類の導入支援のための品種適応性の評価と幼苗期管理技術の開発~
摘要 東京における品種適応性の評価や防寒対策などの栽培技術の開発により、効率的導入を支援し、観光農園や直売などにおける、カンキツ類を取り入れた東京型の経営モデルの確立をめざす。
摘要 「栽培管理支援システム」を、多様な利用者の要望に対応するため、東北の水稲生育状況の面的提示システムに出穂期の他、幼穂形成期、成熟期、刈取適期情報を加えた配信機能の拡張や大豆の生育・収量予測等の...
摘要 ニホングリ育種実生集団を対象とする解析で渋皮剥皮性と完全連鎖する新たな2つのDNA マーカーを開発した。カンキツでは3 種類の遺伝子・遺伝領域でβ-クリプトキサンチンの高含有化に関わる最適アレルを同定...
中山間地域における省力・高収益果樹生産システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 中山間地域における中晩生カンキツの高収益果樹生産システムについては、経営体強化プロを核として現地実証を進め、団地型マルドリ方式における共同利用施設運営管理規約汎用化ツールを策定・実証した。あわ...