条件不利地域の農業生産強化のための多様な農作物の育成と利用技術の開発
摘要 サトウキビでは、株出し多収品種の育成向け選抜を進めたほか、国内野生種「西表8」由来の黒穂病抵抗性に関するDNA マーカーを開発した。テンサイでは、直播栽培での生産力を評価し、収量が6t/10a を超える3...
摘要 バイオマス利用技術の開発に関しては、 a) 廃食用油を直接燃料として発電機を運転し、米の乾燥機・籾すり機を駆動できることを農家において実証した。 b) 燃焼灰で化成肥料を代替したコマツナ栽培試験を行い...
飼料用米等国産飼料を活用した発酵TMRの安定調製給与技術と広域流通システムの確立
摘要 TMRセンター向けの発酵TMR調製技術に関しては、 a) TMRの原料となる粕類のうち醤油粕やキノコ廃菌床など8種類の成分値を、牧草類向け発酵適性評価値FC(fermentability coefficient)値に当てはめ試算したと...
摘要 バイオマス利用技術の開発に関しては、a) 適切な改造と整備を行ったディーゼル発電機の燃料としてナタネ油を最低1,250時間利用でき ることを実証した。b) 工業用分離技術の擬似移動層クロマトグラフィーを適...
飼料用米等国産飼料を活用した発酵TMRの安定調製給与技術と広域流通システムの確立
摘要 TMRセンター向けの発酵TMR調製技術に関しては、a) みかんジュース粕を原料としたエタノール製造残渣の成分は糖蜜と類似しており、高い貯蔵性が見込まれることから、家畜飼料としての利用価値が高いと判断し...
摘要 地域特性に応じたバイオマス利用技術の開発に関しては、a)地域特性に応じたバイオマス利用モデルについて、要素技術のシステム化と各々の実用化水準の評価を行った。b)バイオマスエネルギー利用と温室効果ガ...
q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
摘要 有機性資源の適正な農地還元を推進するため、1)堆肥連用による窒素蓄積を考慮した施肥技術を確立するためのツールとして、80℃16時間水抽出とCOD簡易測定による畑土壌可給態窒素の現場対応型迅速評価法を開...
a.環境影響の統合化と環境会計による農業生産活動評価手法の開発
摘要 1)農業生産システムの環境貢献・環境負荷を、LCAを用いて定量的に測るためのデータベースを作成した。農産物、化学肥料、有機肥料、農薬、農作業、農業機械・施設等の生産・管理に関する情報をモジュール...
e.畜産廃棄物・食品廃棄物等の有機性資源の循環的利用のためのシステム整備技術の開発
摘要 農村地域における有機性資源の循環利用を推進するため、1)バイオマス利活用計画手法に関する研究成果をバイオマスタウン構想策定マニュアル(農林水産省大臣官房環境バイオマス政策課)に反映させた。また...
(1)外来生物及び遺伝子組換え生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発
摘要 外来生物の被害実態、原産地域の特定・侵入確率及びリスク評価については以下の具体的成果が得られた。その結果、中期計画の外来生物による被害の実態把握や定着・拡散及び被害予測、外来生物が農業生態系に...
摘要 なたねについて遺伝資源情報システムのデーターベースを作成するために特性調査を実施した。12年は43品種について草丈や分枝数などの1次特性、耐寒性や耐病性などの2次特性、千粒重や油分含量などの3...
植物ミトコンドリア・プラスミドを利用した植物ミトコンドリア形質転換ベクター系開発のためのパイオニア研究(247)
摘要 ナタネ・ミトコンドリアプラスミドの全塩基配列を決定し、その遺伝子構成を明らかにした。ナタネ・ミトコンドリアプラスミドの全長は、11640 bpであり、その末端に327 bpの逆位反復配列が存在し...
摘要 9年度はハクサイ・カブ・ツケナ類とカラシナ類の計142品種、キャベツ、カリフラワー、カイランの72品種、およびダイコン89品種の特性を調査した。10年度は、キャベツ50、カリフラワー10、ブロ...
植物ミトコンドリアゲノムに支配される新遺伝情報の同定(126)
摘要 NADH脱水素酸素サブユニット2遺伝子(nad2)の全構造を明らかにした。nad2遺伝子のコーディング領域は1464bpで、488個のアミノ酸をコードしていた。この遺伝子は、ナタネ・ミトコンド...
摘要 ナタネ遺伝資源を有効に活用するため、DNAレベルでの変異性を明らかにし、育種素材化のための情報を得る。DNA多型を示す9種のプライマーを用いてRandom amplified polymorp...
摘要 短鎖のDNAを鋳型に用いて植物のDNAとの間でポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を行い、増幅されてくるDNA断片を電気泳動すると、その植物に特異的なDNAのバンドパターンが検出される(RAPD分析...
摘要 新しく導入された遺伝資源や既存の遺伝資源でその特性が未評価のものについて、その特性を調査してデータベース化のための資料に供する。4年度は農業生物資源研究所が保存している遺伝資源の中からB.na...
摘要 新しく導入された遺伝資源や既存の遺伝資源でその特性が未評価のものについて、その特性を調査してデータベース化のための資料に供する。3年度は生物研が保存しているなたね遺伝資源のなかから、B.nap...