売れる米つくりのための病害虫管理技術の確立 (3)高付加価値米生産のための水稲病害虫防除技術
摘要 (1)トリコデルマ・アトロビリデ水和剤およびシュードモナスCAB-02水和剤の混用種子消毒が、イネばか苗病、イネもみ枯細菌病およびイネ苗立枯細菌病の防除効果に及ぼす影響は認められなかった。また、両剤...
摘要 目的:本県の水田面積は8万9千ha(H12)で、基盤整備済み面積は約54千ha(整備率56%)、1ha以上の大区画面積は約5.4千ha(大区画整備率5.7%)であり、県中南部を中心として大区画ほ場が年々増加している。一...
摘要 目的:水稲の減農薬栽培については、体系的に示されたものがないことから、いもち病をはじめ、個々の病害虫についての農薬低減技術を組み合わせて提示する必要がある。そこで、水稲について、育苗期から本田...
27 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術(2)栽培環境の改善による被害軽減技術(iii) 防除技術 ア 紅色雪腐病種子消毒剤の検索
摘要 播種前のヘルシード水和剤及びヘルシードT水和剤の乾燥種子重量の0.4%量乾粉衣処理とヘルシードT水和剤7.5倍液30ml/1kg塗沫処理について検討した結果、ヘルシードT水和剤はいずれの処理でも高い防除...
摘要 目的:近年、スプラウト(新芽)野菜が注目を浴び、消費量が増加している。そこで、新しいスプラウトの開発を行うとともに、スプラウト野菜の機能性を明らかにし、光環境条件の制御等栽培条件の改善による機...
摘要 「スイカ果実汚斑細菌病」に対する効果的な種子消毒法を早急に確立する必要があり、種子乾熱殺菌の際に生じる発芽障害の回避法を開発することを目的とする。種子乾熱処理による発芽障害を回避するには、乾熱...
摘要 スイカ果実汚斑細菌病の病原細菌の種子消毒法として、乾熱殺菌法が有効であるが、その場合、しばしば発芽遅延、奇形子葉の出現、生長点の壊死などの障害が生じる。そこで、乾熱処理条件がスイカ種子の発芽障...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立(157)
摘要 イネ細菌病に対する拮抗細菌CAB-02を利用したイネ育苗期の病害に対する総合防除技術を開発するために、イネ育苗期に使用する他の種子消毒剤との混合試験を行った。CAB-02をトリフルミゾール、ペフラゾエート...
拮抗微生物活用によるもみ枯細菌病防除を核とした病害の総合防除技術の確立
摘要 水稲の育苗期にはもみ枯細菌病、苗立枯細菌病及びばか苗病が発生して苗不足を引き起こす。一般にこれらの病害は化学農薬による種子消毒によって防除してきた。しかし、耐性菌の出現や化学農薬の環境汚染の問...
摘要 本研究では、カイワレダイコンの衛生管理水準を高める効果的な種子消毒法を検討するとともに、種子保存中の大腸菌の動態を明らかにする。種子消毒法のうち、100ppm次亜塩素酸ナトリウム、0.2%焼成...
摘要 病原性大腸菌O-157によるカイワレダイコン種子汚染が疑われたことから、種子消毒法について検討した。非病原性の大腸菌2種類をそれぞれ接種した種子を、通風乾燥機内で75℃で乾熱し、7日間に渡って...
イネ苗に発生する種子伝染性病害を抑制する拮抗微生物の拮抗機構の解明と利用技術の確立
摘要 育苗箱中の高温多湿条件は病原菌の増殖に極めて好適であり、種々の難防除病害の発生が問題となっている。しかし、化学農薬による病害防除はイネ苗に対する薬害や耐性株出現の問題と同時に種子消毒廃液による...
摘要 "近年、ネギの養液栽培が普及しつつあるが、夏期にFusarium属菌によるとみられる萎ちょう病が多発生し問題になっている。本研究では、ネギの種子が病原菌によって汚染されていることを明らかにし、...
摘要 新合成殺菌剤のイネ紋枯病、もみ枯細菌病に対する作用特性を明らかにした。モンカット1キロ粒剤21を、紋枯病初発時に散布した結果、発病初期の水平進展及び出穂後の垂直進展を抑制し、即効的かつ持続効果...