摘要 ■目的:島根県では過去に土壌汚染防止対策地域として指定された地域を中心に、解除後の現在でも一般農地に比べてヒ素濃度が高いほ場が散見される。ヒ素に関しては、コーデックス委員会において水稲玄米及び...
摘要 沿岸漁業者の所得の安定と向上を図るため、ナマコやアカモクなどの経済的な価値の高い有用な磯根資源の増殖について、静穏性の高い漁港や周辺海域の活用を含めた技術開発及び加工・流通について検討を行う。
摘要 本県で開発した沖合底びき網漁業におけるアカムツ小型魚の分布予測システムを他魚種へも応用し、ICTを活用した主要底魚類の分布予測システムを構築する。さらに市場価格と連動させた最適な漁獲ルールを提案...
乳用牛の生涯生産性の向上に寄与する二大ストレス低減飼養管理技術の確立
摘要 目的:泌乳ストレス対策として未経産牛へのタンパク質増給技術、経産牛の乾乳期間短縮技術等の検討、さらに暑熱ストレス対策として脂肪酸製剤の添加技術の確立、既存設備を活用した冷水供給システムの開発に...
「脂肪のおいしさ」による「しまね和牛」の商品価値向上を可能とする飼料給与技術の開発
摘要 目的:「しまね和牛」のさらなるブランド強化による肥育経営の収益性向上のために、「おいしさ」に関する重要なファクターである枝肉の脂肪酸組成を向上させる飼料給与技術を開発する。 成果:脂肪の質向上...
枝肉形質および脂肪酸組成に関する育種価およびDNA解析による「しまね和牛」種雄牛改良方式の構築
摘要 目的:育種価の効果的な解析と、受精卵移植・DNA解析等の技術を活用し、能力の高い新規種雄牛の造成・選抜方式を構築する。 成果:DNA解析を実施中。
子牛の評価を高めるための繁殖雌牛の能力評価と飼養管理の技術開発
摘要 目的:適切な交配を進めていくために産肉能力に加え、繁殖能力の育種価及びゲノミック評価を開発、さらに子牛の初期発育に影響する母牛の泌乳能力に関する育種価及びゲノミック評価技術を開発する。 また...
購買者(肥育農家)が求める商品が揃う子牛市場の実現 ~購買者(肥育農家)が求める子牛の安定供給技術の開発~
摘要 目的:子牛市場での肥育農家のニーズに対応した子牛を安定的に出荷し、子牛価格を向上させることを目的として、①購買者が求める子牛育成技術の体系化と、②特徴ある子牛市場を実現するための技術開発を行う。...
摘要 目的:「しまね和牛」子牛の増産対策として①受胎率向上に向け、簡易な繁殖雌牛の受胎率向上対策及び種雄牛の精子活力の向上に対する効果の検証、②分娩事故の削減に向けて、過大子の発生を抑制するための適正...
カドミウム低吸収性イネの実証・普及(消費・安全交付金実証事業)
摘要 ■目的:食品衛生法で基準値が設定されているカドミウムは、出穂期前後の湛水管理により吸収が抑制できることが明らかにされているが、水管理条件においてヒ素とトレードオフの関係性があり、複合汚染地等に...
摘要 ■目的:他科・Sで実施しているスマート農業技術(機器)の現地試験に際し、導入効果、費用対効果を検証する。 ■成果:法面草刈作業におけるリモコン草刈機の作業能率等を検証するため、草刈機の作業速度等や...
環境にやさしい土壌管理対策の確立(農地土壌炭素貯留等基礎調査事業)
摘要 ■目的:土壌調査や施肥、土壌管理等に関するアンケート調査を行い県内の耕地土壌の実態を明らかにし、本県に適した環境にやさしい農業の推進に向けた土壌管理対策を確立し普及する。定点調査は、水田35地点...
摘要 ■目的:長期間連続して収穫するつるむらさき栽培における収穫期間中の紫斑病防除を可能にするため、アミスター20フロアブルの収穫直前まで使用可能となる農薬を登録する。 ■成果:つるむらさきの収穫期間...
摘要 ■目的:津和野町笹ヶ谷地域は昭和51年にヒ素及びカドミウムによる土壌汚染防止対策地域に指定され、対策工事の後、平成27年1月に地域指定が解除された。前年度に続き農用地土壌汚染防止法に基づく解除地域...
摘要 ■目的:農家、農業団体、企業などの依頼により、肥料の届け出や登録、土壌改良資材施用量の決定、土壌障害の原因解明、培土の適否判定、作物体養分の過不足判定、生理障害の原因解明、県営ほ場整備事業にお...
摘要 ■目的:迅速な病害虫診断と現場では困難な重要病害虫の生態解明等を行い、適切な防除対策に資する。 ■成果:令和3年度は347件(普通作物等44件、野菜175件、果樹81件、花41件、他6件)について、病害虫...
摘要 ■目的:新しく開発された農薬の防除効果、薬害及び残留性について試験を行い、農薬の登録を促進する。また、本県での適応性についても検証する。 ■成果:令和3年度は殺菌剤6剤、殺虫剤21剤について試験を...
摘要 ■目的:予測結果を発生予報、注意報などの各種発生予察情報として関係機関に提供し、防除対策の基礎資料として活用を図るとともに、県内での水稲や野菜類、果樹類の病害虫と薬剤の組み合わせについて感受性...
摘要 ■目的:優れた形質を有する育種素材や伝統野菜等の地域の遺伝資源を種子や栄養体として保存し、遺伝情報の蓄積を進める。併せて、新たな有用遺伝資源の確保と育種素材としての評価を行い、保有遺伝資源の充...
摘要 ■目的:島根県農産物種子確保条例に基づき、県内で種子等の生産を行う品種(水稲醸造用)の原種・原原種の採種を行うとともに、黒大豆の採種を行う。 ■成果:下赤名ほ場において‘五百万石’‘改良雄町’及び‘縁...