果実生産の大幅な省力化に向けた作業用機械の自動化・ロボット化と機械化樹形の開発(革新的技術開発・緊急展開事業)
摘要 目的:セイヨウナシの低樹高ジョイント樹形による生産技術を開発するとともに、共通して利用可能な自動走行車両、収穫ロボット等の画期的省力機械を開発し、作業の省力化を図る。 成果:ジョイントV字トレ...
摘要 目的:トマトについて、農業現場でタブレット端末等を用いて病害虫を診断し、対策するための診断システムを開発する。 成果:7種類のスマートフォン、カメラ等を用い、場内および現地のトマト病害虫の画像...
摘要 目的:日本ナシの受粉作業に関する省力化・低コスト化を実現し、国産花粉の供給体制強化に貢献する。 成果:除芽と改良受粉器具の組み合わせにより花粉消費量を慣行比約7割削減できた。開花期の天候不良条...
佐渡島特産「おけさ柿」大規模経営へのスマート農業技術体系の導入実証
摘要 目的:近年の除草ロボットや収穫支援ロボットなど、省力化が期待できる技術の多数輩出をふまえ、省力樹形技術を検討する動きもあることから、省力樹形栽培とこれを更に省力化させるスマート農業技術などを活...
土壌病害抑制機能を有する微生物と植物によるダイズ土壌伝染性病害防除技術の確立
摘要 目的:枝豆・大豆について新潟県の慣行栽培と無培土栽培における微生物資材の黒根腐病発病抑制効果を検討し、これを補完するアブラナ科緑肥作物等の栽培と鋤き込み方法等を明らかにする。 成果:エダマメ栽...
病害虫画像識別器と発生モデルを組み合わせたデータ判別エンジン等の開発構築
摘要 目的:新規就農者や指導機関が、タブレット端末等を用いて現場で病害虫を診断し、適切な防除対策を講ずるためのシステムを開発する。新潟県では大豆・えだまめの主要病害虫とモモせん孔細菌病のデジタル画像...
摘要 目的:現行の汎用化水田におけるより高度で効果的な営農かん排水技術体系を開発するとともに、大規模園芸産地形成に向けた園芸作物の栽培体系を確立する。 成果:たまねぎの鱗茎肥大期に地下かんがいを実施...
摘要 目的:エダマメ「新潟系14号」の生育や気象データから収穫適期を推定できる技術を開発し、本県における良食味エダマメ供給体制を強化する。 成果:平坦地において広い作型に適用できる莢厚推定式を作成し、...
ゲノム編集技術を活用した農作物品種・育種素材の開発(戦略的プロジェクト研究推進事業)
摘要 目的:ユリのゲノム編集技術を開発し、老化制御遺伝子を標的としたゲノム編集により日持ちが延長したユリを作出する。 成果:パーティクルボンバートメント法による遺伝子導入に適する組織を検討した結果、...
土壌実態調査による土壌管理と土壌炭素量の関係解明 (農耕地土壌炭素実態調査)
摘要 目的:新潟県の農地・草地における土壌の炭素量や土壌炭素の含有量に影響を及ぼす有機物管理の方法など農地管理の実態調査を実施する。 成果:5年前と比較し基準点ほ場では化学肥料区を除き土壌炭素及び窒...
農地土壌炭素蓄積量等基礎調査事業(農地管理技術検証) 黒ボク土壌における肥効調節型肥料の施用に伴う温室効果ガス発生に関する調査
摘要 目的:温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)生成メカニズムを把握することにより、収量・品質を維持しながら農耕地からのN2O発生量を総合的に削減する技術を開発する。 成果:本年度は尿素区のN2O排出量がき...
農耕地からの一酸化二窒素ガス発生を削減し作物の増収・減農薬を実現する革新的微生物資材の開発 植物系繊維による土壌病害防除効果の解明
摘要 目的:土壌からN2Oを消去する微生物の肥料への適切な添加技術を確立するとともに、GHG放出量削減と植物生育促進を両立した画期的な微生物資材の開発を行う。 成果:植物系繊維の土壌施用による土壌病害抑止...
土を肥やす新たな微生物基盤の解明 土壌中における鉄還元細菌の窒素固定能と制御要因の解析
摘要 目的:従来の窒素固定微生物の定説を覆す新発見「鉄還元菌による窒素固定」を生態レベルから活性レベルまで多面的に検証し、農業への活用を目指して「土を肥やす」新たな微生物基盤を提供する。 成果:昨年...
土壌機能の活用による環境保全型農業技術の開発 (1)作物共生微生物の多様性解析及び有用菌株の選抜
摘要 目的:農業生態系に生息する微生物等の性質や機能を活用し、作物の安定的持続生産と機能性物質やエネルギー等の生産技術を視野に入れた技術開発を行う。 成果:イネの根部または地上部から分離した共生細菌2...
土壌機能の活用による環境保全型農業技術の開発 (2)かぐらなんばんに発生する土壌病害の発生状況と防除技術の開発
摘要 目的:土壌の生物・化学・物理性診断を加味した新たな土壌診断技術を開発する。 成果:接ぎ木苗による発病抑制効果は高く、さらに接ぎ木位置を8cm以上とすることでその効果を高めることができた。 かぐらな...
生産環境および生態環境の向上のための新たな基盤技術の開発 (1)大区画ほ場における玄米品質向上のための効果的な間断かん水法の検討
摘要 目的:大区画の水田土壌において異なる灌漑方法が土壌水分の時空間的変動や温室効果ガス発生および土壌養分の動態、水稲の生育収量品質に及ぼす影響を明らかにし、新たな水田土壌の管理技術を開発する。 成...
生産環境および生態環境の向上のための新たな基盤技術の開発 (2)地下水位制御システムによる灌漑方法やその整備水準が温室効果ガス排出に及ぼす影響解明
摘要 目的:水田から排出される籾殻等の土壌への還元可能量を明らかにすることで、新たな水田土壌の管理技術を開発する。 成果:酸化還元電位は、中干し期以降、地表灌漑区と比較して、地下灌漑区の方が高い値で...
生産環境および生態環境の向上のための新たな基盤技術の開発 (3)暗渠施工と灌漑方法が土壌化学性および水稲生育へ及ぼす影響の解明
摘要 目的:大区画の水田土壌において異なる灌漑方法が土壌養分の動態、水稲の生育収量品質に及ぼす影響を明らかにし、新たな水田土壌の管理技術を開発する。 成果:可給態ケイ酸及び易還元性マンガンは年々減少...
生産環境および生態環境の向上のための新たな基盤技術の開発 (4)水稲生育と土壌理化学性から見た籾殻の適正ほ場還元量の解明
摘要 目的:水田から排出される籾殻等の土壌への還元可能量を明らかにすることで、新たな水田土壌の管理技術を開発する。 成果:もみがらの3年連用により、湿潤土培養窒素や生育量のばらつきは見られたが大きな...
摘要 目的:これまでに開発した技術の検証及び拡張を行い、県産農産物のブランド力向上を目指す。 成果:青色を目指した遺伝子組換えユリの花弁における遺伝子発現量と色素分析を行った結果、色素合成遺伝子発現...