不織布ポットを用いた根域制限栽培によるカキ「蜂屋」の低樹高化
要約 カキ「蜂屋」の栽培において、容量が70または120Lで、側面が貫根型、底面が透水性遮根型の不織布ポットを用いて根域制限栽培をすると、樹高は3m以下になり、収量は結実3年目で2.5t/10aを達成できる。 ...
要約 農薬の生態系への影響を推測する試験生物種として, 日本の川や用水路に生息する川虫の一種, コガタシマトビケラを利用するため, その飼育条件を検討することにより, 室内人工飼育が可能となる。 背景・ねら...
ヒノキ花粉飛散数を利用した果樹カメムシ類のカキ果実の被害予測
要約 ヒノキ花粉の飛散数比(当年/前年)が低いほど、チャバネアオカメムシなど果樹カメムシ類のカキ園への飛来時期が早まり、被害も多い。またヒノキ球果における幼虫数が減少し始めるとカキ園での被害増加の危...
要約 カキ「西条」は渋カキであるため、脱渋しても加工段階での加熱処理で復渋し、菓子加工品等への利用は困難であるが、脱渋カキペーストに対し、タンパク質素材を3%以上混合すると復渋は防止できる。 キーワ...
要約 カキの主幹形ポット栽培において、「新秋」と「太秋」は植栽3、4、5年目では 3ヶ年の平均収量が10a換算3.3~3.4tとなり、平均果実重が300g以上で食味も良 好で、「富有」に比べ優れる。 キーワード カキ...
1-メチルシクロプロペン処理によるカキ「平核無」果実の低温長期貯蔵
要約 脱渋のための炭酸ガスと1-メチルシクロプロペンの同時処理を行い、渋味消失確認後にポリ袋で密封包装し、予冷後0℃で貯蔵すると、果肉硬度は3か月維持できる。 キーワード カキ、「平核無」、1-メチルシクロ...
要約 カキ「刀根早生」の自発休眠覚醒には3~15℃の温度が有効であり、特に5~8℃の温度の効果が高い。この結果に基づいて自発休眠覚醒モデル(DVRモデル)を作成した。 キーワード カキ、刀根早生、自発休眠覚醒、...
要約 カキで使用する主な農薬の内、殺菌剤、BT剤、IGR系殺虫剤はフジコナカイガラクロバチ成虫にほとんど悪影響をおよぼさないが、有機リン系、合成ピレスロイド系およびネオニコチノイド系殺虫剤は常用濃度で強...
要約 カキ平棚栽培において多目的ネットを6月下旬~7月上旬から収穫期の11月下旬まで被覆すると、カメムシの被害が顕著に軽減され、殺虫剤の散布回数を約40%削減できる。また、被覆による果実品質や次年度の着花...
要約 富山県内から探索された品種登録されたカキ「久目丸」(くめまる)は、雄花の着生が容易で安定している。また開花期間も長いため、干し柿品種「三社」の受粉専用品種に適している。 キーワード カキ、久目丸...
ミカン産地地域住民の血清中β-クリプトキサンチン濃度に影響する要因は食品ではミカンの関与が最も大きい
要約 ミカン産地地域住民を対象にした食品摂取頻度調査と血液分析の結果から、ミカンに多く含まれるβ-クリプトキサンチンのヒト血清中濃度に影響する要因は食品ではミカンの関与が最も大きい。またミカンの摂取頻...
大粒で肉質が優れるブドウ新品種「オリエンタルスター」(ブドウ安芸津24号)
要約 新品種「オリエンタルスター」は「ブドウ安芸津21号」(「スチューベン」×「マスカット・オブ・アレキサンドリア」)に「ルビー・オクヤマ」を交雑して育成した大粒で肉質が優れ、栽培容易な紫赤色の二倍体...
要約 メロンえそ斑点病に対するメロン抵抗性素材を検索し、病斑を形成せず、接種葉でのウイルス増殖も認められない45品種・系統のメロンを見いだした。これらのMNSV抵抗性メロンは、マクワウリ、あるいは網メロン...
1-MCPによるカキ「西条」のドライアイス脱渋直後の軟化抑制と日持ち性向上
要約 カキ「西条」において収穫後12時間以内に1-methylcyclopropene(1-MCP)処理を行ってからドライアイス脱渋を行うことにより脱渋直後の軟化抑制と開封後の日持ち性向上効果が認められる。 キーワード カキ...
要約 平棚整枝では身長に合わせた低樹高化が実現でき、作業の安全性や作業効率が向上する。また、果実肥大や糖度が優れるとともに、果実重のバラツキも小さくなる。 キーワード カキ、「刀根早生」、平棚整枝、軽...
カキ「刀根早生」の促成栽培におけるせん除率による果実軟化防止
要約 カキ「刀根早生」の促成栽培において、目通りの平均葉面積を100~140cma2位の樹勢に管理すると、収穫・脱渋後における果実の軟化が抑えられる。 キーワード カキ、促成栽培、果実軟化、樹勢、せん除率、脱渋...
太陽熱消毒や防虫ネット等を利用したスイカ後作ホウレンソウの有機栽培
要約 ハウス太陽熱消毒、防虫ネット、フェロモン剤等を利用し、油粕、魚粉を主体とした施肥によりスイカ後作ホウレンソウの有機栽培が可能である。 キーワード ホウレンソウ、太陽熱消毒、有機質肥料、防虫ネット...
要約 柿葉を蒸熱処理10分程度施した後に機械乾燥すると、ビタミンCを高く保持する柿葉茶を製造することができる。 キーワード カキ「西条」、柿葉、蒸熱処理、機械乾燥、ビタミンC、柿葉茶 背景・ねらい 柿果実は...
要約 ソラマメ種子を流水中に3~4日さらし,わずかに発根させるとコナカイガラムシ類の餌として継代飼育に利用できる。 キーワード コナカイガラムシ類、飼育、ソラマメ催芽種子 背景・ねらい 近年、ブドウ、カキ...
要約 カキ「横野」のフィルムによる脱渋貯蔵技術としてOE袋と脱酸素剤を組合せた個装を行い、最初に高温処理を行うことで日持ち性が向上する。 キーワード カキ、横野、脱渋、軟果 背景・ねらい カキは一般に日持...