要約 ホルスタイン種の個体乳氷点は、乳成分率、特に無脂乳固形分率と高い負の相関が認められ、乳量、体細胞数を始め、産次、泌乳期等、多くの要因で変動する。また、氷点の高い農家群は高産次・高乳量・低成分率...
畑地型酪農経営におけるメドウフェスクを用いた集約放牧の導入効果
要約 経産牛60頭規模の畑地型酪農経営では、メドウフェスクを用いた集約放牧の導入により、従事者1人当たり労働時間の237時間短縮、農業所得の2,134千円増加が実現できる。飼料自給率は7.5ポイント上昇でき、配...
要約
要約 ヤギはサルに対して関心を示す行動が認められ、サルが出没する農地付近でヤギを放飼することにより、猿害軽減効果が期待できる。 キーワード ヤギ、サル、猿害、放飼 背景・ねらい 本県の中山間地域ではサル...
背景・ねらい
環境保全の観点から水産増養殖分野における閉鎖系循環飼育が注目され,その効果として廃水を軽減できることや水質変動の軽減による初期減耗防除等の長所が考えられる。現在の閉鎖系循環飼育シ...
背景・ねらい
有明海の特産貝類であるアゲマキは、昭和60年代には約400t以上漁獲量をされていたが、平成元年から急激に減少し、平成6年以降漁獲できない状況が続き、資源回復が緊急の課題となった。そこで...
要約 系統豚「しもふりレッド」の夏季育成率は、子豚の栄養条件改善と圧死防止措置、および母豚へのシルクアミノ酸の飼料添加によって向上する。 キーワード しもふりレッド、育成率 背景・ねらい 宮城県では平成...
北上山地高標高公共草地における日本短角種親子牛群の放牧期間の日増体量
要約 北上山地高標高公共草地における日本短角種親子牛群の放牧期間の日増体量は、去勢雄子牛が1.1kg、雌子牛が1.1kgおよび雌1才牛が0.7kgと、日本飼養標準と同等か、もしくはそれより高く、子牛の日増体量の季節...
要約
要約
とうもろこしサイレージ多給時に適した併給飼料のタンパク質分解性
要約
要約 水田放牧の導入により、飼養管理時間の省力化が図られ、舎内労働時間は66%に削減され、労働の平準化が図られるとともに飼料費も節減することができる。削減された労働時間を活用して増頭することで、労働生...
SPF豚農場におけるMycoplasma hyopneumoniaeの清浄度回復技術
要約 Mhp侵入によりSPF認定が停止したSPF豚農場で豚舎内の消毒(ほぼ毎日)、全頭のワクチン接種、豚舎間の人の移動制限や飼養管理の見直しからなる対策を実行することで、肺廃棄率が改善することで再認定が可能...
キーワード 肉用繁殖牛、周年放牧、備蓄期間、ASP 背景・ねらい 1.
茨城県内の肉用牛繁殖経営は、高齢化により戸数・頭数とも減少しており、繁殖和牛の増頭を図るため、飼養管理労力の低減が求められている...
要約 乳酸菌等を含有する微生物資材を肥育前期配合飼料に0.2%添加して肥育豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が示唆される。 キーワード 微生物資材、肥育豚、乳酸菌、細胞性免疫 背景・ねらい 畜産物の安全性に...
ランドレース種の初産豚における体重減少率が発情再帰日数に及ぼす影響
要約 分娩後の体重減少率が大きいほど発情再帰日数も延びる傾向にある。離乳後7日以内に発情が再帰するには、体重減少率を13%未満に抑えることが必要である。なお、哺乳開始頭数が10 頭以上、もしくは生後2週齢の...
要約 金華豚のシェアバリュー(肉の柔らかさ)QTLをマーカーアシスト導入することにより、デュロック種は肉が柔らかくなる。 キーワード ブタ、DNAマーカー、QTL、肉質、シェアバリュー 背景・ねらい これまでの...
光線管理と高エネルギー飼料給与を組み合わせた鶏卵重のコントロール
要約 光線管理による性成熟抑制で産卵初期の卵重を増加させ、産卵中・後期に高エネルギー飼料で飼料摂取量を減らすことで、タンパク質の摂取が抑制され卵重増加も抑えられ、卵重の変動を少なく推移させることがで...
要約 黒毛和種雌子牛を人工哺乳する場合、哺育前期に哺乳量を段階的に増やすことで、自然哺乳と同等の発育となる。人工哺乳中の濃厚飼料摂取量は6週齢まで哺乳量に関係なく、6週齢以降は哺乳量を減量することで...
MWPLSR法を用いた近赤外分析法による乳牛尿中カリウムの分析
要約 乳牛の尿中カリウム含量は、近赤外分析法のPartial Least Square Regression (PLSR)法を改良したMoving Window PLSR (MWPLSR)法による検量線を用いることにより高い精度で分析でき、乳牛の尿中カリウムの簡...