飼料用米を活用した鶏肉の低コスト生産および鶏卵の高付加価値化
要約 養鶏における飼料用米の利用により、肉用鶏の低コスト生産が可能となり、特色ある鶏卵を生産することで高付加価値化が可能となる。生産される鶏卵に対する消費者の購入意識も高く、販売価格の増加による生産...
香川県産飼料用オリーブ葉のポリフェノール含量に及ぼす保存方法の影響
要約 剪定したオリーブ葉のポリフェノール(PP)含量の品種間での違いと、剪定後のオリーブ葉のPP含量に及ぼす保存方法の影響を調べた。その結果、品種間...
生産現場での肥育豚への玄米および甘藷残さの給与はトウモロコシの代替となる
要約 養豚の生産現場において、肥育後期豚への飼料用玄米と干し芋加工残さまたは芋ようかん残さの併給は、トウモロコシ主体飼料給与の豚と遜色のない飼養成績で、トウモロコシ主体飼料給与の豚とは背脂肪の脂肪酸...
飼料用玄米の破砕粒度を細かくすることにより泌乳成績は向上する
要約 飼料用玄米の破砕粒度を粗挽き(粒度2mm以下の割合が全体の37.0%)または粉砕(粒度2mm以下の割合が73.3%)とし、発酵TMR中に乾物で20%混合して、泌乳中期の乳牛に給与すると、TMR摂取量は差が認められないが、...
稲WCSと野菜及び加工を組み合わせた中山間集落営農法人の付加価値向上
要約 中山間集落営農法人では、主食用米の低価格、米の直接支払交付金の削減の下では、主食用米の作付を中止し、専用種を用いた稲WCSの作付面積や水稲作業と競合しない野菜の作付面積・加工量を拡大することによ...
要約 赤かび病を発症したトウモロコシの穂において、フモニシンの濃度が高いことがある。その穂は、病徴部位は非常に高い濃度のフモニシンが検出されるが、同じ穂でも無病徴部位のフモニシン濃度は低い。 キーワ...
主要新規需要米品種におけるセジロウンカの産卵特性の品種間差異
要約 主要新規需要米19品種のうち、「もちだわら」と「タカナリ」についてはセジロウンカの産卵数または眼点形成卵数が「ヒノヒカリ」に比べて多く、増殖率が高い。19品種のうち11品種については、殺卵反応の働き...
トウモロコシから飼料用玄米への代替は泌乳牛の尿中窒素排泄率を低下させる
要約 泌乳牛に蒸気圧ぺんトウモロコシの代替として蒸気圧ぺん飼料用玄米を給与すると、尿中への窒素排泄率は低下する。尿中へ排泄されなかった可消化窒素は、乳および体蓄積へ配分されるため、代替給与はタンパク...
要約 TMR中の穀実混合割合を3割とすれば、飼料用玄米は輸入トウモロコシの代替として泌乳牛に給与できる。 キーワード 乳牛飼養、飼料用米、乳生産、泌乳最盛期、発酵TMR 背景・ねらい 飼料用玄米は可消化エネル...
衛星リモートセンシング技術を用いて米国トウモロコシ単位収量を広域把握する
要約 高頻度観測衛星センサ(MODIS)によって観測された植生指数(WDRVI)のトウモロコシ絹糸抽出期7~10日前の値が単位面積あたりの子実収量と高い相関関係を示すことを発見し、アメリカコーンベルトのトウモロコシ...
要約 夏季が高温多照となる温暖地西部において、新規需要米多収品種は一般品種より2~5割の多収を示す。「タカナリ」「北陸193号」は1t/10aの多収能力を示すが、日射条件により籾数や登熟が変動し易い。一方「ミ...
要約 「ゆめさかり」は寒冷地南部での出穂期が早生の晩に属する粳種である。大粒で玄米収量が多く、バイオエタノール用、飼料用等の新規需要米としての利用が期待できる。 キーワード イネ、バイオエタノール、飼...
新規需要米向け水稲品種の4-HPPD阻害型除草剤に対する感受性
要約 新規需要米向け水稲品種「ハバタキ」「タカナリ」「モミロマン」「ミズホチカラ」「ルリアオバ」「おどろきもち」「兵庫牛若丸」はベンゾビシクロン、メソトリオンおよびテフリルトリオンに対する感受性が高...
要約 そのまま給与すると家畜が消化しにくい飼料用米の籾や玄米を、能率良く破砕して消化しやすくできる装置。破砕程度は、粒径2mm以下から籾殻剥離程度まで可変であり、黄熟期の籾、乾燥籾、玄米まで処理可能で...
極大粒の水稲品種「べこあおば」は7年間平均で920kg/10aの超多収を記録
要約 水稲品種「べこあおば」は、寒冷地の極多肥条件において、7年間平均で坪刈り粗玄米重920kg/10aの超多収を示す。多収要因としては、千粒重が極めて大きいためにシンク容量が大きいことが挙げられる。 キーワ...
要約
水田地帯における飼料用イネを用いた牛乳の効果的な販売促進方法
要約 消費者は牛乳の購入時に賞味期限等に加え飼料の安全性を重視しており、飼料イネWCSを利用することで30~50円/L程度の価格上乗せが期待できる。また、販売する際は、水田地帯であればその保全を訴えるなど地...
要約 市販のダイズ用不耕起播種機の播種部および施肥部に改良を加えることで、飼料用トウモロコシの不耕起播種に利用できる。 キーワード 飼料作物、トウモロコシ、不耕起、播種機、収量、省力 背景・ねらい 飼料...
イネWCSに含まれる籾から籾殻を効率的に剥離又は籾ごと破砕する方法
要約 互いに逆方向に回転する2本の特殊形状のローラ間を通過させる処理によってイネWCS中の籾から籾殻を剥離又は籾ごと破砕でき、籾殻剥離・破砕率は88%以上と高能率である。 キーワード 飼料利用、調製加工、...
飼料用モミ給与が黒毛和種肥育牛の遊離アミノ酸量及び脂肪酸組成に及ぼす影響
要約 加工処理した飼料用モミを給与した黒毛和種胸最長筋中の遊離アミノ酸含有量は、有意差がみられない。脂肪酸組成において皮下脂肪のリノール酸は圧扁モミ30%区が圧扁トウモロコシ給与区に比べ有意に低い傾向...