要約 摘採前に短期間被覆した煎茶用品種「さきみどり」の粉末茶は、食品加工用抹茶と比べてクロロフィル含有量、見た目とも遜色なく、食品利用の実用性が高い。宮崎県総合農業試験場茶業支場・加工科 背景・ねら...
トレハロース含浸処理による形状、色調、吸水性の良好な乾燥山菜の加工技術
要約 山菜組織内へトレハロースを含浸処理で効率よく注入して乾燥することで、形状維持したままで色調および吸水性の良い乾燥山菜が製造できる。 背景・ねらい 現在流通している乾燥山菜は、色調や利用時の吸水性...
要約 遮光率80%の資材で直接被覆した二番茶葉を、より手を外し、煎茶製造時よりも熱風温度を摂氏5度程度高く、風量を30%程度多く設定した粗揉機のみで製茶し、振動ミルで粉砕すると、高品質な抹茶様微粉末茶を製...
要約 〔要約〕茶葉中のエピガロカテキンガレート、エピカテキンガレート等エステル型カテキン類ががん転移抑制効果を有することをヒト培養細胞系を用いて確認した。抑制物質はがん細胞からの基底膜破壊酵素分泌、...
要約 〔要約〕ヒトB細胞株を用いて、茶葉中から見出した新たな抗アレルギー物質は、IgE産生B細胞への分化誘導(クラススイッチ)を抑制するストリクチニンである。 キーワード 茶葉、抗アレルギー物質、ストリ...
要約 徳島県の特産品であるヤマモモは強い抗酸化活性とメラニン生成抑制能を有している。これらの機能性を保持・強化した食品素材(ピューレ,抽出濃縮果汁)を試作し,ジュース等の健康志向型食品が開発できる...
要約 ソバ,タカキビは強い抗酸化活性を有している。特に,ソバ葉,殻はルチンも多く含まれ,機能性に優れた食品素材である。ソバ葉は粉末化,ソバ殻はエタノ-ル抽出により食品に利用可能である。これらを用い...
要約 木質系内装材料を、新たにパーティクルボードにリサイクルするための製造条件を検討した。加工エネルギーの少ない破砕エレメントのみを原料とすると強度が落ちるが、切削エレメントを混合することにより、JI...
要約 格外品等の甘がき果実を利用して、ツマ状に裁断し0.1%のパントテン酸カルシウム溶液に3時間浸漬し、切片を低温通風乾燥機(20~35℃)で24時間以上乾燥させて粉砕するとほのかな香りと甘みがある粉末ができ、...
要約 ポンカン果実には、循環器系疾患やアレルギー性疾患に関与する血小板12-リポキシゲナーゼを強く阻害する成分が含まれている。その中の2成分は4位と5位がカフェ酸およびフェルラ酸で置換されたキナ酸誘導...
要約 二番茶は、慣行の摘採期より1週間遅く一番茶後整枝面で摘採すると、カテキン含有率も高くカテキン収量も多い。また、秋番茶は、秋整枝期に二番茶後整枝面から4cm上で摘採すると、カテキン収量は増える。 背...
要約 Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus(IFO13953)をスターターとして使用すれば、サツマイモの種類に拘わらず、色調が良好なサツマイモヨーグルトの製造が可能である。この乳酸菌を使用すれば、抗酸...
要約 近赤外分光分析法により、ソバ粉中の水分・脂肪・蛋白質含量が、簡易・迅速・非破壊的に測定できる。九州農業試験場・作物開発部・上席研究官、資源作物研究室 背景・ねらい ソバは、日本人の嗜好にあった、...
要約 中島菜に含まれている機能性成分は、アンジオテンシンI変換酵素(ACE)を阻害し、血圧調整作用を有する。この中島菜を用いたせんべい、生麩、麩饅頭の商品化を図る。 背景・ねらい 中島菜は、辛味を生かし...
要約 紫黒米は、機能性物質として注目されているアントシアニン系色素を多く含み、地域特産品の原料作物として有望である。栽培適性を改善し、効率的色素生産が可能な「赤名系紫黒米3号」を育成した。 背景・ね...
要約 ユズ果皮には香気、苦味、機能性成分が多く、砂じょうには酸が多い。着色がすすめば果皮の香気成分、砂じょうの酸が増加し、果皮の苦味、機能性成分が減少する。 背景・ねらい ユズ着色別の果汁の成分特性...
要約 黒大豆の抽出液は、強いアンギオテンシンⅠ変換酵素阻害活性を示し、血圧上昇抑制成分が含まれることが示唆される。この阻害活性は、100℃90分間、180℃20分間の各加熱処理および消化酵素処理でも失われず、原...
要約 米油を搾り取ったあとの脱脂米胚芽からギャバを豊富に含む乾燥物を作成した。これは高血圧者に対する顕著な血圧降下作用を示す等、保健機能性をもつ食品素材である。 背景・ねらい 米の胚芽は精米の過程で...
要約 アントシアニンを含み、種皮色が黒の大豆品種・系統のラジカル消去能は、種皮色が赤褐、緑、黄色の大豆品種・系統よりも強い。大豆煮汁中のアントシアニンはラジカルスカベンジャーとして働く。九州農業試験...
γ-アミノ酪酸(ギャバ)を多く含む野菜等食品素材の製造 愛媛工技セ
要約 カボチャ等の農産物を細切または、磨砕した後グルタミン酸ソーダ粉末を添加して、減圧状態にすることでギャバ蓄積量を増大させることができる。愛媛県工業技術センター・食品加工室・園芸食品研究室 背景・...