要約 地理情報システム(GIS)上で統合された土地利用データ、標高データより、集落単位の傾斜度別農地面積が算出できる。また、土地区画情報を利用することで、圃場別の傾斜分級図が作成でき、傾斜度を指標と...
要約 自動化機械を構築する際のシステム設計法と視覚認識の実装例である。必要なソフトウェアを階層化・モジュール化することにより、機能と実装を分離でき、ハードウェア独立なソフトウェア(アルゴリズム)の流...
要約 1990年-95年農業センサスでみると中国地域は他地域に比べて、定年後の就農割合が高い。一方、世帯主が世代交代した農家(継承された農家)のうち農業継承(保有農業労働力の不変または改善)も行われた農家...
要約 中国地域においては、肉用牛飼養農家は非飼養農家に比べて耕作放棄地率が低い。また、肉用牛飼養農家の中でも、繁殖牛を飼養している農家と飼料作を作付けている農家は、耕作放棄地率が低い。 背景・ねらい ...
ネットワーク分析手法を活用した中小野菜産地連携のための分析枠組
要約 野菜産地の出荷ネットワークの変化を分析するための枠組として、産地と卸売市場を結ぶ出荷ダイアドを出荷規模・地理的分布・参入/退出の3次元から分類・整理する方法を提唱する。この枠組を活用した分析か...
要約 ホウレンソウの品質や価格について、生産者と消費者とのギャップを事例的に把握した。無農薬のホウレンソウについては、消費者は通常価格の2割高で購入してもよいとしているが、生産者はさらに高い価格を希...
中山間地域におけるホウレンソウ連作障害回避型産地への再編方策
要約 ホウレンソウ産地の連作障害回避型産地への再編方策を、農家の類型化を行い、類型ごとに有効な連作障害対策と展開方向を明確にするとともに、産地再編による農家の農業所得と産地出荷量への影響について推計...
要約 局地気候が発達しやすい複雑地形下で、気温と作物生育の関係を調査して、市町村規模で適地判定を円滑に行うために、50mメッシュの気温分布図の作成法を開発した。 キーワード 局地気候、複雑地形下、気温...
3. ギャバ(γ−アミノ酪酸)を多く含んだ脱脂米胚芽の有効利用
要約 米油を搾り取ったあとの脱脂米胚芽からギャバを豊富に含む乾燥物を作成した。これは高血圧者に対する顕著な血圧降下作用を示す等、保健機能性をもつ食品素材である。 背景・ねらい
米の胚芽は精米の...
要約 米は炊飯すると比較的短時間で軟らかくなり、粘質物(オネバ)を生成する。このオネバの主成分と見られる水溶性の物質を白色粉末として抽出・精製し、これが冷水に溶ける新規糖質であることを発見した。 ...
要約 研究グループ内での情報共有を目的として、遠隔地の圃場等で撮影したデジタルカメラ画像をサーバに保管し、WWW上で検索・閲覧できるシステムを開発した。組織内でこのシステムを運用することにより、圃場の...
要約 GISで利用できる微細メッシュ標高データの作成を目的として、ラスター処理とベクトル処理の2種類の異なる手法を組み合わせることにより、等高線画像の修正を省力化する地図画像処理プログラムを開発した。 ...
要約 PCR-RFLP 法を用いて果樹アザミウマ類の種判別方法を確立した。これにより形態によらない、幼虫を含む全ステージでのアザミウマの種判別が可能である。 背景・ねらい
アザミウマ類は一部を除き、体長 2...
ブドウルゴースウッド症状から分離されたブドウBウイルスとその遺伝子診断法
要約 ブドウ枝幹の木質部に生ずる小さな点状又は刻線状のくぼみ、いわゆるルゴースウッド症状を示す「赤嶺」から分離されたひも状ウイルスは、宿主範囲、血清反応、ウイルス外被タンパク質などの諸性状からブドウ...
要約 ブドウ果粒では、急速に軟化するベレゾーン(水まわり)になると果肉細胞壁中のセルロースとキシログルカンが急速に減少し、後者は分子量分布の低分子化を伴う。ペクチンは遅れて着色開始期以降に低分子化を...
要約 カキ成木樹の非光合成器官の呼吸量を測定した。生体重当り呼吸量は細根が最も高く、枝や根では径が小さいほど高い。全樹体の器官別呼吸量は、太枝、果実、1年枝、太根で総呼吸量の70% 以上を占めるが、こ...
要約 紙マルチは軟弱野菜の移植栽培に有効に導入できる。その利点は高温ストレスを回避して生育・品質を向上させること、片づけ作業が不要なこと、廃プラスチックを出さないことである。 背景・ねらい 省力化と...
要約 本機は再生紙マルチの孔あけ機構、種籾の封入機構、籾袋の貼り付け機構、及び駆動機構から構成され、再生紙マルチ直播による水稲点播栽培で使用する点播式再生紙マルチ直播シートを製造できる。 背景・ねら...
要約 水稲の再生紙マルチ直播シートを水田に展開する敷設機を開発した。本機は歩行用管理機に装着し、ゴムスポンジ付鎮圧ローラ、車輪・足跡消し装置等を装備しており、代かき後自然落水し表面水がほぼなくなった...
要約 小麦子実たん白含量は、出穂10日後の実肥窒素施用で増加させられる。たん白含量の増加量は、実肥窒素1kg/10a当たり0.4~0.6%である。目標たん白含量を達成するには、例年のたん白含量との差等から実肥窒素...