害虫の情報応答機構や土着天敵等の高度利用による難防除病害虫管理技術の開発
摘要 新規物理的防除資材の超音波発生装置について、露地ネギのシロイチモジヨトウ等への防除効果を実証し、装置の受注生産が開始された。また、常設型あるいはソーラー型の紫色 LED 光原を用いると野菜ハウス内...
施設キュウリのミナミキイロアザミウマおよびタバココナジラミに対する総合的害虫管理技術の確立
摘要 目的:ミナミキイロアザミウマ、タバココナジラミに対する捕食能力が優れているタバコカスミカメを中心とした生物的防除法を開発するとともに、既存の防除技術と組み合わせた総合的害虫管理(IPM)技術を確立...
摘要 目的:植物防疫法に基づき、病害虫の発生状況を把握して発生と防除に関する情報を提供するなど、発生予察事業を実施する。 、成果:1)19作物の117病害虫(普通作4作物の33病害虫、果樹5作物の34病害虫、野...
摘要 1.トマト黄化葉巻ウイルスの検出:トマト30個体について市販キットを用いたPCR法でウイルスの検出を試みた。その結果、13個体でトマト黄化葉巻ウイルス特有の増幅断片を確認した。また、トマト黄化葉巻...
LED光源を利用した施設果菜類のコナジラミ類およびハモグリバエ類の誘殺技術の開発
摘要 トマトハマグリバエ、マメハモグリバエ、ナスハモグリバエ、タバココナジラミは、概ね黄色系統のカラーシートに誘引されやすいことを明らかにした。LED光源では、トマトハモグリバエは緑色、マメハモグリバ...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)粗大有機物施用後の炭酸ガス発生量は、稲わら、麦わらで大きいが、稲わらを発生源とする場合は、窒素飢餓を防ぐため2.5kg/t以上の窒素を添加する必要があることを明らかにした。一方、杉皮バーク施用後...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)トマトの粗大有機物由来炭酸ガス利用による多収技術の開発に向けて、硝安を添加した稲わらを10t/10a施用することにより1月の午前9時のハウス内炭酸ガス濃度は無施用の400ppmに対し758ppmに上昇し、促成...
摘要 ポインセチアに発生したタバココナジラミの防除薬剤の探索、非病原性フザリウムによるサツマイモつる割病の防除、ウド軟化栽培における疫病の防除、カブ10品種の根こぶ病抵抗性に関する試験等。
摘要 目的:天敵、防虫ネット、太陽熱消毒などの生態系を活用した防除技術の確立を図るとともに、薬剤耐性を発達させた病害虫や海外からの侵入病害虫、土壌病害などの防除対策を検討する。、成果:外付け式ネット...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 1)アスパラガス伏込み栽培のための1年生根株掘り上げ時期は、平地で育苗した根株では11月掘り上げよりも12月掘り上げの方が収量が多かった。高冷地で育苗した根株では11月掘り上げで高い収量が得られる場...
摘要 内容:本県におけるトマト黄化葉巻病の発生状況、媒介虫の発生消長や野外での越冬状況を明らかにするとともに、薬剤抵抗性の強いタバココナジラミバイオタイプQの分布状況を把握し、総合防除技術を確立する...
地域生態系の潜在能力を活用した害虫防除システム 1)養液栽培トマトにおける病害虫防除技術の体系化と実証
摘要 目的:各地域に生息する土着天敵生物を調査し、土着天敵生物の活用法とその効果を明らかにし、これらを組み合わせた養液栽培トマトにおける病害虫防除システムを開発する。成果:トマトで問題となっているTY...
摘要 目的:ウイルス病等の診断が難しい病害に対してPCR診断を用い、迅速な診断同定を行うとともに県産種苗の健全苗の供給に寄与する。結果:Virus診断に当たりTospo Virus group、Cucumo Virus groupに対するユ...
d.暖地における簡易施設等を活用した野菜花きの高収益安定生産技術の開発
摘要 (1)未熟稲ワラを3t/10a施用した抑制トマト栽培では、生育やハウス内二酸化炭素濃度に差がなく、施用量をさらに増やす必要が認められた。(2)アスパラガスの伏込み促成栽培の収量は伏込み開始時の根株重と相関...
摘要 わが国におけるタバココナジラミの系統、発生分布、越冬、被害等の生理・生態を解明した。わが国全体に急速に分布拡大した新系統は、スイカズラなどで生育する在来系統と比較すると、異なった寄主選好性をも...
タバココナジラミの防除に関する研究-寄主選好性の解明-(53)
摘要 広島県の発生地において確認できた寄主植物は、10科40種であった。この中で寄生程度が特に高かった植物は、きゅうり、トマト、なす、さつまいも、のげしであった。成虫寄生数はきゅうり、かぼちゃ、まく...
摘要 タバココナジラミについては国外では系統分化の知見もあることから、新系統が侵入発生している可能性がある。わが国におけるこの虫の系統間の越冬、被害等、生理・生態について相違点を解明する。新系統はス...
サツマイモ葉巻病の発生生態と病原ウイルスの諸性質の解明(223)
摘要 サツマイモ葉巻ウイルス(SPLCV)の宿主域を、6科20種の植物を用いて検討した結果、接木接種及びタバココナジラミ接種のいずれの方法でも、SPLCVはヒルガオ科植物でのみ感染増殖することが判明...