小麦粉の高精度分級による粒度別品質の品種間差異の解析(72)
摘要 高製粉性小麦の育種改善に向け、小麦挽砕粉の「ふるい抜け」特性の評価法を開発し、その適用性について検討した。本法は、国産小麦原粒100g(14%水分)を72±4秒(フィードメモリー2)でブラベン...
摘要 豆腐加工適性の高い大豆の備えるべき品質特性を明らかにするため、同一条件で栽培した16品種・系統を供試して充填豆腐を加工し、物性及び色調並びに官能評価をおこなった。豆腐ゲル強度は破断応力及び破断...
摘要 食品用かんしょの重要な品質特性の一つである甘味の迅速検定法の開発のため、生いものままで蒸しいもの甘味を推定する方法を検討した。生いもから抽出したベータアミラーゼと蒸しいもの還元糖を測定した。い...
摘要 米飯の官能検査及び食味の総合評価に関する基礎的知見の集積を高める為の段階的アプローチとして、先ず炊飯条件と食味評価との関係を把握し、さらに日本晴を基準品種とした代表品種17点の食味連絡試験と理...
摘要 近赤外分光分析法によるコメ粉体の蛋白質含量を少量で簡易・迅速に評価する方法を開発することを目的とする。そこで、本年は全国各地から取り寄せた延べ135品種の米を用い、元素分析装置およびケルダール...
摘要 かんしょの外観的品質に関する研究の中で、3年度は橙色の肉色をもつ品種・系統のカロテノイド組成を調査し、大部分がβ-カロテンであることを明らかにした。本年度はβ-カロテンより高速液体クロマトグラム...
摘要 マレイシアでの現行の食味試験を改め、基準品種を用いた相対評価法による食味試験を開始した。評価項目は炊飯米の白さ・光沢・砕米比率・固さ・粘り・香り・味・総合・カレーライスでの食味とした。インド型...
摘要 ころび型倒伏抵抗性および出芽性評価技術の開発と遺伝資源の探索を行った。押し倒し抵抗値によるころび型倒伏抵抗性には明かな品種間差異が認められ、アメリカ品種やインド型品種・系統は高い抵抗値を示し、...
摘要 加工適性を有する品種・系統について、樹勢、わい性台木との接ぎ木親和性、生産力、病害虫抵抗性等に関する調査を行い、品種特性を明らかにする。平成4年度は昨年度までに選抜したジュース用品種・系統34...
摘要 リンゴの糖並びに有機酸組成に関する品種・系統特性を明らかにし、果汁やカットリンゴ等の加工に適する原料品種・系統の選抜基準を策定する。平成4年度は前年度までの官能調査結果より、食味が特徴的な品種...
摘要 いぐさの特性調査マニュアルに基づき、9種74系統の1次特性10項目と2次特性2項目について調査した。標準品種としていそなみ、せとなみ、岡山3号についても同様に調査した。茎長は種間・種内とも変異...
摘要 発育枝の幼葉の色はトロビタオレンジなど13品種が緑で、その外は淡緑であった。生育中庸な春枝の刺の有無は、刺のないものがバレンシアオレンジなど8品種、小さな刺のあるものがトロビタオレンジなど7品...
摘要 3、4年度に導入したウリ科遺伝資源及び生物研から増殖依頼のあったキュウリ56点、メロン47点、カボチャ10点、ユウガオ9点の合計122点を供試した。4月播種とし、キュウリとメロンはハウス立作り...
摘要 細繊度繭・太繊度繭・広食性蚕繭等特徴ある繭を原料とした絹素材の効率的な生産体系を確立するため、本年度は太繊度繭を対象とした新規用途開発を行った。シルクを洋装などアウター用素材として用いるために...
摘要 大豆の蛋白質含量について粉体試料を用いた近赤外分光法による評価法を開発するため、スペクトルデータの集積および標準検量線の作成を行った。育成場所産を含む供試266品種・系統のケルダール法による化...
摘要 ソバ・アワ・ヒエ等の雑穀類は古くから東北地方の畑作地帯で栽培されてきた。近年、健康志向の高まりとともに機能性食品が注目され、植物成分の機能性について研究が進展しているが、雑穀類についてはほとん...
摘要 組換えトマトの食品としての安全性を確認する一環として、TMVの外被タンパク質遺伝子を組み込むことにより作出されたTMV抵抗性を有する組換えトマトの果実と、組換え前の非組換えトマトの果実の成分含...
摘要 夏ダイコン10品種、16個体の根部汁液中の4-メチルチオ-3-ブテニルイソチオシアネート(MTBITC)含量とチオシアン酸含量との相関関係は5%水準で有意に認められたことから、測定し易いチオシ...
加工用トマト品種・系統のジュース加工適性と品質の評価(321)
摘要 搾汁方法を変えたが、Brix、糖、有機酸、L-グルタミン酸の3年度のデータ(12品種)と比べると、傾向はほぼ同様であった。搾汁率は70~79%であり、‘フロリダMH’が最も高い値を示した。Bri...
摘要 トマト果実の食味と物理的特性との関係を明らかにする目的で、肉質の評価法を開発し、肉質(粘粉性)の遺伝様式を明らかにしようとした。開発した果肉振動圧縮拡散法は、数十品種を供試した実証で、官能値と...