摘要 品種や地域に対応した各生育ステージごとの生育予測システムを確立した。移植時期を変えることによって作出した生育ステージが異なる「ふさこがね」の生育を調査し、過去のデータに新しいデータを蓄積する...
摘要 各研究室及び育成地において「ふさおとめ」、「ふさこがね」、「コシヒカリ」及び「ふさのもち」を各地域における標準的な方法で栽培し、作柄安定のための基礎的データを得た。生育、収量並びに玄米中粗タ...
摘要 日本海側湿田地帯において他の課題と連携を取りながら技術確立を図り、有機栽培条件において技術体系を実証する。最終年度までに、日本海側湿田地帯に適した有機栽培技術体系が開発され、有機栽培条件におい...
摘要 有機肥料栽培および慣行(化学肥料)栽培のイネについて、有機栽培の特徴を科学的に明らかにするために、収量・収量構成要素・シンク機能・ソース機能・窒素利用効率・代謝物・食味等を調査・比較した。その...
耐冷性といもち病抵抗性を兼ね備えた極良食味及び業務用米品種の開発とその普及
摘要 (1)(1)冷水田において耐冷性を評価する。(2)葉いもち及び穂いもち検定圃場においていもち病抵抗性を評価する。(3)アミロース含有率、タンパク含有率、老化度等を計測し、品質評価、もちの硬化性及び食味...
摘要 1. 作物の生産性は、光合成能のみでなく、無機窒素を有機物に変換する能力(窒素同化能)にも大きく依存する。水田のような湛水環境に適応したイネはアンモニアを主要窒素源として利用する。様々なアンモ...
摘要 地域農業のビジネスモデルの構築に関しては、a)コミュニティビジネスによる水田作ビジネスモデルでは、関東・東海・北陸地域を対象に、集落営農(平均規模20~30ha)の体質強化に向けて、旧村程度の範囲を単...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなど新規需要用品種の育成に関しては、a)米粉用として、ライスパスタなどの加工用途に向く北海道に適した高アミロース系統「北海315号」を新品種候補系統として育成した。平成22年度に育成し、山口...
摘要 早期及び普通期水稲の作期分散等による気象変動に強い高品質米生産技術等を検討する。 1 早期水稲「コシヒカリ」の高品質生産技術 2 温暖化に対応した「ヒノヒカリ」の高品質生産技術 3 普通期水稲「...
新規需要米栽培・加工適性試験(平21~23,事業研究・農林水産政策室)
摘要 目的:県内における食料自給率を向上させるため,県内の水田転作面積の約2割を占めている不作付地に対し,水田機能を活かした転作作物として有効な新規需要米(米粉用米,飼料用米)の生産を拡大し,水田等...
摘要 水稲の作柄安定のための基礎データを得るために、4奨励品種について調査を行った。得られたデータをもとに、生産販売振興課及び担い手支援課と協議して技術情報を発行した。また、近年の気象変化による玄米...
摘要 家畜ふん堆肥の連用に伴う「ふさこがね」の生育ステージ、生育量、収量等を調査した。本年度は出穂期~成熟期が高温多照であったため、3年間の堆肥連用によって土壌に蓄積していた有機物からの窒素発現量が...
I 農林水産業の生産力向上 (2)生産性向上を支える品種の改良・開発 12 水稲の新品種育成と導入・選定 2 育成系統の特性及び地域適応性の検定 (2) 地域適応性検定試験
摘要 水稲育種研究室が選抜した県育成の系統について、水稲育種研究室(香取市)、同成東育成地(山武市)及び水田作研究室(千葉市)の3場所で生産力を調査し、本県における適応性を明らかにする。本年度は、...
摘要 1.高糖分飼料イネ安定多収栽培のための牛ふん堆肥の窒素肥効推定:牛ふん堆肥の肥効は、初期無機化率と肥効タイプを窒素無機化予測式にあてはめて計算することにより、推定できることが明らかとなった。近...
摘要 目的:新品種「ほしまる」の収量の確保と高品質生産のために、適正な播種量や苗立ち数を示すとともに、乾田直播と湛水直播それぞれについて収量目標と適正なタンパク質含有率を得るための施肥量や追肥量を提...
摘要 暖地少雨低地土の水稲栽培において、土壌中の適切な可給態リン酸量・交換性カリ量を維持するためのリン酸・カリ施用量を明らかにし、減肥指針を策定することを目的に、資材の投入によって人為的にリン酸・カ...
(1) 地球環境変動が農業生態系に及ぼす影響予測と生産に対するリスク評価
摘要 (1)ほ場スケールでの影響評価(水田生態系応答モデルの開発)これまでの、チャンバー、FACE実験施設等でのイネの環境応答の実験的解明を踏まえ、土壌の炭素・窒素動態、イネの成長、群落水熱収支の3 サブモ...
(1)農業環境中における有害化学物質のリスク評価手法及びリスク管理技術の開発
摘要 ア 農薬等の環境リスク評価手法及びリスク低減技術の開発(1)化学物質のリスク低減技術の開発 ディルドリン残留ほ場で8 科18 作物を栽培し、各作物の可食部および株元土壌を分析したところ、可食部への移行...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響の評価に向けて、1)温暖化の影響により、盛岡市のイネ紋枯病の被害度が年々増加して2100年には2000年の約2.4倍になると予想した。感染前のイネの生育気温が高いほど、発現す...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 環境保全型野菜生産に対応した病虫害抵抗性品種の育成等に関しては、1)年末年始どりに適応したレタスビッグベイン病抵抗性レタス系統「SAKS3」を開発した。本系統は、その抵抗性程度が既存抵抗性品種「ロ...