j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)レタスビッグベイン病に抵抗性で秋まき厳寒期どり作型に適した「フユヒカリ」の品種登録を出願した。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビッグベイン病強度抵抗性はT5、F2およびBC1でも安定して発...
i.野菜におけるDNAマーカー整備及び遺伝子機能解明と利用技術の開発
摘要 1)単為結果性に関する選抜マーカーの開発では、なす単為結果性遺伝子獲得の基盤となるBACライブラリ、23,245遺伝子が座乗するマイクロアレイを構築した。トマトをモデル植物とするシンテニーマップの作成...
a.農作業の高精度化・自動化等による高度生産システムの開発及び労働の質改善のための評価指標の策定
摘要 精密管理技術の開発では、1)収量・品質のばらつきを是正するために開発したコンバイン搭載型の収量・品質モニタリングシステムと収量計測装置を局所管理の体系化試験や生産者による作業に、延べ1,500ha以...
摘要 目的:レタス、ハクサイ、スイートコーンに対する肥料・土壌改良材の効果を検討する。また、ピーマンに対する腐製造工程の廃液をバチルス菌で処理した液体の液肥としての効果、成果:土壌中のリン酸値がハク...
北空知地域における直播稲作および露地野菜作の実証と産地化方策の提示(地下水位制御圃場における野菜作の実証研究)
摘要 目的:地下水位制御圃場においてカボチャおよび他の野菜の生育に及ぼす影響を明らかにし、各野菜における地下灌漑指針を確立する。計画:地下灌漑が野菜の活着および初期生育に与える効果を現地試験地と上川...
摘要 食品中のカドミウム(Cd)濃度については、国際機関において新たな品目で基準値が設定された。国内においてもこれに準拠した基準値作成に向け検討されている。そこで、ハクサイ、ブロッコリー、ニンニク、...
エコ農業茨城推進のための減化学農薬・減化学肥料栽培技術開発と実証
摘要 目的:エコ農業推進のために、減化学農薬・減化学肥料栽培技術を開発・実証する。 成果:(1)有機物資材の施用により、積算有効地温の増加に伴い土壌中の窒素、リン酸、カリ含量は増加するが、その量は資材...
摘要 目的:減肥栽培に適応性が高く、耐病虫性の品種を選定する。固化培地や生分解性マルチ等の資材利用で収穫期までの日数を短縮することで、減肥・減農薬栽培が可能か検証する。現地実証を行う。、成果:冬の麦...
摘要 目的:土壌中の過剰リン酸が露地野菜に及ぼす影響を解析するとともに、露地野菜リン酸過剰圃場におけるリン酸施肥法を検討する。、成果:キュウリ圃場の可給態リン酸を調べたところ、簡易な水抽出法からトル...
木質バイオマスシステム副生物の農業利用に関する受託研究、1)木炭の有効利用方法の探索と評価、(2)木炭の水質浄化機能の検証、(2)暗渠充填資材としての水質浄化機能の検証
摘要 目的:木質バイオマスガス化発電システムから産出される木炭について、暗渠資材としての利用可能性を検証する。また、木炭は多孔質で内部表面積が200m2/gと大きいことに着目し、水質浄化機能を検証する。、...
摘要 目的:(1)雪及び高冷地条件を活用した新作型、(2)雪中貯蔵に対応した栽培法、(3)雪中貯蔵が野菜の品質に及ぼす影響を検討する。、計画:(1)雪下ばれいしょ、雪下ごぼう、(2)にんじん、ばれいしょ、ねぎの作...
i.寒冷・積雪地域における露地野菜及び花きの安定生産技術の開発
摘要 1)はくさい極晩抽性品種では、晩抽性、結球性、越冬性の高いF1親候補を選定した。2)ゆり個体の光合成の最適温度は18~23℃である品種が多く、発蕾時と比較して開花時における葉面積当たり光合成速度およ...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 1)「レタス安濃2号」および「SAKS1」等は、レタスビッグベイン病に中程度の抵抗性を示し、球形質も優れ、有望であった。また、遺伝子組換えレタス「MiLV-CP-1」のビックベイン病強度抵抗性がF1や自殖後代...
摘要 1)水稲では、作期分散に移植時期が最も大きく影響するが、栽植株密度と苗種類も品種早晩性に匹敵する効果があり、高温耐性の弱い品種では高温登熟による米品質低下を作期分散で回避できた。穂温と受精率の...
摘要 ハクサイ、レタス等の露地野菜において、養液土耕法を利用した効率的な潅水・施肥技術を確立する。収穫直前の給液を停止することによって、レタスの硝酸イオン濃度が低下する等、野菜の内容成分向上効果につ...
直売向け野菜における品種特性の把握と生産技術の確立、(2)小型ハクサイ、1)作期の把握
摘要 成果:8月11日から9月11日播種の露地の育苗栽培で10月上旬から11月下旬に、9月21日播種の露地の直播栽培で11月下旬に、2月5日播種のトンネル栽培及び3月6日と4月6日播種の露地栽培で4月下旬から6月下旬に、...
摘要 目的:農業集落排水汚泥を未利用有機物資源として地域内で循環させるため、現地ほ場において農産物を栽培することにより、農耕地での有効利用並びに環境保全型農業を図り、農産物生産の実証を行う。、結果:...
摘要 目的:豚ぷんを主原料として農試で開発した肥料の作物に対する肥効を明らかにし、施肥方法を確立する。 成果:当場で開発した豚ぷん肥料の各種作物への肥効の確認及び施肥法の試験を行った。豚ぷん肥料を施...
摘要 目的:畑地への有機物と化学肥料を組み合わせた施肥が浸透水質および作物の生育についておよぼす影響について検討し、有機物の環境保全的な適正施用量を明らかにする。 成果:乾燥豚ふん、牛ふん施用区は、...
摘要 目的:堆肥施用を前提とした高品質生産が可能となる環境負荷を低減させる土壌・施肥診断システムを開発する。 成果:(1)作物体窒素吸収量から作土の硝酸態窒素含量と乾熱土を4週間静置培養窒素量を差し引く...