エンドファイトを活用した害虫発生源になりにくいイタリアンライグラス品種の育成(東北地域における害虫抵抗性系統のカメムシ類発生程度の評価)
摘要 圃場に定植したエンドファイト系統の感染個体率は36%であった。カメムシの発生最盛期に発生数は非感染品種区より低い傾向にあった。
永年作物における農業に有用な生物の多様性を維持する栽培管理技術の開発
摘要 (1)シロクローバーを優先候補とする22年度の結果を補強するためデータを蓄積するとともに下草の簡便な維持管理手法を確立し、ナシ園での土着天敵類を定着・温存させる技術を開発した(2)リンゴ園でシロ...
摘要 環境保全型農業の評価・管理技術開発のための指標候補種の生活史や餌メニュー解明に関しては、a)ハダニ類の有力土着天敵であるキアシクロヒメテントウの腸内容物からその食性を調べたところ、ハダニ類に加え...
摘要 【目的】 消費動向に対応した個性的な品種を開発し、本県オリジナル商材として販売を行うことができる技術を開発するとともに、生産者の高齢化や世代交代に対応した栽培技術の平準化、安全安心な果樹生産...
ダイズ病害虫の簡易発生予測・診断による収量性の向上技術の開発
摘要 ○目的:大豆のカメムシの被害を防ぐため、フェロモン等を利用した簡易発生予測法とこれを利用した効率的防除法○成果等:播種時期別のホソヘリカメムシの発生特性の把握及び、トラップの捕獲数に基づく適期防...
摘要 目的:真冬に出荷できるキク栽培技術を開発するため、寒咲きに適した寒菊の品種選定を行う。 福井市南部の生産農家圃場で7月23~24日に定植した、黄コギク6品種、白5品種、赤5品種を栽培した結果、 白コギク...
斑点米カメムシを減らして福井米の評価を上げる畦畔管理技術の開発
摘要 目 的:売れる米づくりをめざす生産者を支援するため、秋から春の農閑期の管理作業による新たな斑点米防止技術を確立する。、 期待される成果:周辺雑草地におけるカメムシ類越冬世代生息密度の低減、水稲...
摘要 促成栽培(減化学肥料栽培)で、オオメカメムシとカブリダニを組み合わせた放飼体系による害虫抑制効果を明らかにする。ポット試験において、ハダニ類及びアザミウマ類に対するオオメカメムシの防除効果を明...
摘要 目的:野生獣害を軽減するためには、農作業内容・スケジュールを見直すことで、集落・農地内の餌資源を減らし、集落・農地に依存させないことが不可欠である。 そこで、本研究では、餌資源の発生源として...
大規模水田輪作(普通作物)における環境負荷低減のための主要病害虫制御技術の開発
摘要 目的: 環境保全型稲作栽培の作付が拡大している中で,防除圧の低下により多発傾向にある病害や,斑点米カメムシ類などの対策の強化が必要な病害虫も顕在化している。また,大規模水田輪作では従来の畑作と...
エンバク、カラシナ等の鋤き込みによるキスジノミハムシ抑制効果の検証と効率の良い鋤き込み技術の開発
摘要 岐阜県の甘長ピーマンの有機栽培で問題となる病害虫の防除技術を開発するため、防虫ネット被覆、生物的手法(アカメガシワ、タイリクヒメハナカメムシ)および気門封鎖剤等の散布による防除法、さらにイオウ...
エンドファイトを活用した害虫発生源になりにくいイタリアンライグラス品種の育成(エンドファイト感染の安定性の評価および実規模によるカメムシ類発生程度の評価のための害虫抵抗性系統の種子増殖)
摘要 種子増殖のため、Tc5を850個体、イタリアンライグラスの花粉源から隔離された圃場に定植した。越冬までに病虫害や雪害によりダメージを受けた株はわずかで、良好に採種される見通しとなった。
エンドファイトを活用した害虫発生源になりにくいイタリアンライグラス品種の育成(東北地域における害虫抵抗性系統のカメムシ類発生程度の評価)
摘要 盛岡市の圃場に定植したTc4には、冬季に障害を受けた個体はほとんどみられなかった。N-フォルミルロリン(NFL)濃度を測定した96個体中、NFLが検出されたのは18個体(約19%)であり、採種の際に感染率が低...
永年作物における農業に有用な生物の多様性を維持する栽培管理技術の開発
摘要 (1)ナシでは、クローバーによる寄生蜂など天敵類の増加効果を見いだし、リンゴではキバナコスモスによるナミハダニの抑制効果およびクローバーやヘアリーベッチによるハナカメムシ類の温存効果を明らかに...
(1) 農業生態系を構成する生物群集の動態と生物多様性の解明
摘要 (1)調査・情報システムの開発と景観構造と生物多様性の関係解明(普及に移しうる成果:生物多様性に関する情報を収集、蓄積、提供するためのWEB 版農業景観調査情報システム(RuLIS WEB))全国の農業生態系...
r.草地飼料作における減肥・減農薬の環境対策技術の検証と新たな要素技術の開発
摘要 1)化学肥料を減量する家畜排せつ物活用技術に関しては、ほ場面積約11haでイネ科牧草とトウモロコシを生産し、搾乳牛頭数30数頭を飼養する酪農実験農場の飼料生産を8.2ha の4年1巡のトウモロコシ・アルファ...
g.斑点米カメムシ類の高度発生予察技術と個体群制御技術の開発
摘要 1)斑点米カメムシ類の発生動態とその変動要因の解明に関しては、 水田地帯の土地利用形態の空間構造と植生動態調査結果をGISに導入し、畦畔雑草ならびに水田内でのカスミカメムシ類の発生動態と併せて...
摘要 形質を改良した多食性捕食天敵であるナミテントウや土着天敵・微生物資材等を組合せて、効率的かつ安定的な防除技術を確立する。フェロモン等情報化学物質の生理生態的特性を明らかにし、新たな利用技術を開...
摘要 アザミウマ類媒介性トスポウイルス病のまん延防止技術開発では1)ミカンキイロアザミウマに対し忌避効果を示すジャスモン酸を処理した植物を中央部に、一方、同害虫に誘引効果を示すトスポウイルス(トマト...
摘要 岐阜県の甘長ピーマンの有機栽培で問題となる病害虫の防除技術を開発するため、防虫ネット被覆、生物的手法(アカメガシワ、タイリクヒメハナカメムシ)および気門封鎖剤等の散布による防除法、さらにイオウ...